【大冒険】三沢大滝(仮)に連れて行ってもらったよ【超上級】
日光市栗山の山奥に、知る人ぞ知る、伝説の滝があるのをご存知でしょうか。
それがこの『三沢大滝(仮)』
正規ルートもなく、地元の人かその道に詳しい人がいない限り、たどり着くことが出来ないという、その滝は。
片道5時間(合計10時間)。命の危険を伴うほどの急斜面の登り下りを繰り返し、道なき道や獣道を歩き倒すという超ド上級のコース。
しかし、そこまでの疲労や苦労が一瞬で吹き飛ぶほどのパワーを持った素晴らしい滝でした。
(ちなみに足元にはヘルメット転がってま~す。写真の時だけ取って撮影っと)
私の人生のなかで、ここまで心を揺さぶられる景色が、他にあっただろうか。
とまぁ、詳しい説明はこちらをどうぞ ↓
正直、この滝に行ってみて。
この記事を書いたアオヤマさん。
地域振興のために超命張ってんな~すげぇなぁ~って思いました。
で。
実は私、ひょんなきっかけから、布引でお会いしたお兄さんに誘われて、ただ連れて行ってもらっただけでして・・・(だから下調べ、軽くしかしてないの。)
当日は、滝に詳しい方が一緒に行ってくれることになったものの、一体何者なのか、そこら辺の事情も全然わかってないという有様で(汗)
なんかもぅ、ただひたすら山の達人とお兄さんに迷惑をかけずに喰らいついていく!というミッションをクリアしてきただけなので、もうごめんね。
写真もあんまりないし、ルートも全然わかんないの。
行きたいって思ってる人、いっぱいいると思う。でも詳しい人周りにいないし~ってね。
だから私、本当にラッキーだったと思う。たぶんこの先の人生、もう良いことないんじゃないかって、超不安になるぐらい運を使い果たした感があるの。
そんでもって、こんな状態の私をよく連れて行ってくれたもんだと、2人に心から感謝しつつも、結構猛省しているところです・・・
でもね。
今、後ろからナイフで刺されても、笑って死ねる!!
本当に、本当に!!!
行って良かった~♪(*^^*)
だってこれですよ?
滝下まで行けて、マイナスイオンたっぷり浴びれるんだもん。
心地よい滝の飛沫を全身に浴びながら、ひんやりした自然の空気を体いっぱいに吸い込むと、頭の中がふっと空っぽになって、三沢大滝と、栗山の大自然と。
んにゃ、地球レベルで一体化していくような、そんな気分になるんですヨ!
しかも、上空高いところは流れが豪快なんだけれども、下段あたりは岩盤を這うように、白糸のように水が細かく流れ落ちてきていて、超繊細なの。下から見上げると霧状のカーテンが落ちてくるようだし、見る角度でまったく異なる淡い水の白と岩盤の黒とのコントラストとかがもうね。たまらなくて。
しばらく会話なかったです。私達。
こんな表現力じゃ、全然凄さ伝わっていない。
三沢大滝のド迫力は、行った人にしかわからない。
滝目前にして、流木やらまだ超えなくてはならない岸壁目の前に、立っているだけでヘロヘロのこんな私が、あれだけ力強くポーズが取れたのも、滝パワーのおかげかもしれませぬ。
とにかく辛いってのと、獣道を歩くってことと、10時間近く歩くってことは覚えておこう!ルートファインディング能力も必要だし、下調べは超重要。GPSはもっと必要(私はやってないから、本当に楽した。頭使わないと体力も消耗しないし楽なんだって、初めて知ったよ)あとヘルメット必須。ガチで3回ぐらい命拾いしたっす。最後まで脱げなかったな・・・怖くて。
達人!連れてきてありがとうございました!
「まだまだこんなもんじゃないからね。下まで行って、滝全体を感じてもらうまで帰さないから!」と笑顔で言われて、独身毒女は一瞬でキュン♪ってなりました。
既婚者特有の無防備笑顔の破壊力ったらハンパない~(。>﹏<。)
そいや、恋(鯉)の滝登りってなんだっけ?と思いながら撮影っと。
いやそれは置いといて。本当にありがとうございました!
私、頑張って猟師になるので、いつか冬山でばったり会いましょう!
布引の滝のお兄様!何から何まで安全な心遣い、本当にありがとうございました!
こんな満足度の高い滝に連れて行ってくださって、本当に感謝感激です!
そして、湯上がり兄さんは、めっちゃ少年のようで面白かったです。
最後まで、この滝になぜ私を誘ったのか。聞けなかったのが無念でしたが、またどこか一緒に行きましょう!
というわけで、三沢大滝(仮)でした!
行く人は自己責任で行こうな!いや、安全確保してから行こうな!
あと、帰りの開運の湯は、黄金色のお湯で、超最高でしたよん♪
でも3連休で人が多くて、撮影出来ませんでした!ギャフン!