【湯元VCイベ】大多和宿に行ってきたよ【日光修験】
凍えるような寒空の中。長い裏男体林道から少し外れたヤブの中にあったのは。
仏像3体だけが静かに鎮座する「大多和宿」
古の修験道に残る苔むした石像達に漂うのは、神聖さとは違い、昔の修行僧の汗と涙と、苦悩と共に祈った「世界平和」。(御札の後ろに書いてあったの)
密教修行の一片を感じた、そんな一日でした。
というわけで、知る人ぞ知る「大多和宿」
今回は日光湯元ビジターセンター(湯元VC)のツアーに参加してきました。
相変わらず、手作り感たっぷりの案内ハガキ♪
これが届くと、本当にワクワクするんだよねぇ~
でも、実はツアー参加して、日光修験とか歴史とか。
詳しく説明してもらったのですが、未だにフワッとしかわかってないという体たらくでありまして・・・(激汗)
詳しく知りたいという方は
「全踏査日光修験 三峯五禅頂の道 池田正夫著 随想舎」
を読んでみると良いです。
簡単に言うと、夏峯(奥日光連山から表日光連山に跨る山岳地帯を一巡)で使われていた宿?なのか。全盛を誇った室町時代から天正年間を最期に・・・とあるので、まぁ時代もそのくらいのものっぽぃです。(本当にふわっとした情報・・w)
ちなみに今回は、二荒山神社の私有地とのことなので、場所は伏せますね。
ネットで探すと、場所は割と簡単に見つかると思うのですが、ぶっちゃけ。
写真の石像が3体あるだけで、特にそれ以外は何もないので、そういうのが好きな人じゃないと行っても意味がない気がします・・・
私も場所は大体わかっていたものの、宗教関係の歴史はさっぱりで。
この石像達は何なのだろう??という疑問がいっぱいだったので、今回ツアーに参加したんですが、それでもすべて理解するには、脳みそが足りなかった~!
というわけで、軽く報告ですよ。
集合は梵字飯場跡。そこから、裏男体林道を志津峠目指し、ひたすら歩きます。
時々、植物のミニ情報を教えていただいたり・・・
変わりゆく景色を眺めつつ、皆でワイワイ進みます♪
湯元ビジターセンター主催のものは、最近私好みのツアーばかりで好き。
途中、今回の修験道の説明があります。
簡単にいうと、出羽三山信仰と同じものを日光にも作ったって感じですね。
てことは、那須岳にあった白湯山信仰と同じものが日光にもあったってことか!
へぇ~!(説明だいぶ端折ってます(汗)ちゃんと知りたい方はツアー参加して!)
今回行く大多和宿は、男体山火口(湯殿山)と太郎山(月山)の間に通った宿って感じみたいですね~それに空海さんも関わっていたとは!
日光恐るべし・・・
そして鹿の角研ぎの跡を説明してもらったり・・・
鹿よけネットが破れているところも。(ここはネットの監視してないんだったかな?)
日光の鹿もやっと減少傾向に転じたみたいだけれど、まだ安心は出来ないみたい。
ビジターセンターの活動も、奥が深そうで面白そうだけれど、ホント大変そう・・・
鹿のフン。形とか絶対覚えておいてね!と言われたので、撮影っと♪
スタッフにフンマニアがいるようなので、ちょっと楽しみ~♪(*´ω`*)
こういうのが、湯元ビジターセンターのイベントならでは!って感じですよね♪
数十年に1回しか咲かない笹の花だそうですよ。とりあえず撮影!
こちらのフンは、テン?とか小動物のものだそうです。いっぱいあった!
さて唐突ですが、大多和宿へは途中林道を外れて、藪こぎします~
10分ほどウロウロ歩いていると・・・・
おぉ!唐突に仏像が出てきた!大多和宿だぁ!
てか、日光って密教なの???(←まずそこからwww)
思えば、なんで勝道上人が日光開祖したのに、今や二社一寺で分かれているのかとか。
そもそも宗教の成り立ちもイマイチわかっていないので、これはあとで勉強しないとな・・・(;´д`)トホホ…
護摩焚きした跡だそうです。ほほぉ~
ちなみに山友さん。ここに思いっきり踏み登っていて。
「バチが当たるかもしれないから(汗)」とガイドさんに言われてましたwww
ガイドさん曰く、下見に来た時に、なんか、いろいろあったらしい・・・
まぁ神聖な場所ですから!
行く方は粗相のないように・・・気をつけよう!
ガイドさんの説明を真剣に聞きいる参加者さん。
山伏さんもいろいろ大変だったという・・・お話でしたが。
ここから男体山を目指すべく、寝床にしてたみたいですが、今みたいにテントや寝袋があるわけでもなく。もちろん食料も持ち歩いていないらしくて。
じゃあご飯どうしていたの?って話ですが、どうやら地元の人達の支援に支えられていたのだそう。
つまり、炊き出し的なものが行われていたってことっすかね?
えっ!自分たちで賄ってるわけではないのか!?(ちょっと面倒だなって思ってしまった)
今みたい文明が発達していたわけではない昔は、神に頼ることが重要視されていたのでしょうね。今の感覚でモノを考えてはいけないわ。
何より、自殺覚悟で行うような修行もあったようですから・・・
ちなみに私は、映画「孔雀王」の三上博史さんが本当に大好きだったので、修行自体は否定しません!むしろ密教、大好物です!(小学校の時、九字切り流行ったよねぇ・・・あの頃は皆、厨二病発症したよね♪)
山友さんと私。今回、参加人数が少ないとのことで、お誘いしてみました。
しかし、こんな場所で記念撮影してもいいのだろうか?
でも。これだけを見に、ここまで歩いたわけなので・・・
浮かれて写真撮影していても。神よ。許して欲しい。
さて大多和宿から、志津小屋へ向かいます。
すでにお昼過ぎていますが、大多和宿に長居すると、なんかいろいろあるらしいので、お昼はしばしお預け・・・
邪な気持ちで行くとダメっぽぃよ~気をつけて!
というわけで、何かのフン パート3 かな?
鹿のフンとは色が違う・・・ ナニコレ?
って、野うさぎのフンだそうです。
15分ほど、藪こぎしながらテクテク歩くと・・・おぉ!ロッジ風の小屋が!
ここでのんびりお昼タイム~♪お腹ペコペコだし、身体が本当に冷えたから、温かいカップ麺食べて復活!
その後は、二荒山神社の飛び地だったかな?
とにかく不気味なものがあると聞いて・・・
うわぁぁぁぁぁ~!
めっちゃ怖い怖い怖い怖い!!!!
これは御婆様だそうです・・・いやホント、見た瞬間凍りついたわ(汗)
男体山の裏側に降りることがあったら、ぜひ見てみてくださいな。志津小屋の近くにありますよ~
この後はサクサクと帰りますよ。男体山を見上げつつ・・・
帰りもただひたすら林道を歩きます♪
が、狐のフンの話で盛り上がったり(写真あるのですが、ちょっと洒落にならないので、掲載しませーん)、フランス菊の駆除の話などなど。
話題は盛りだくさんなので、最後の最後まで楽しく♪帰りましたとさ♪
というわけで、日光修験の道「大多和宿」でした!
神聖な場所ですから。荒らされたりしないように。場所はお知らせしません。
興味のある方は自力で調べるか、湯元ビジターセンターのイベントに参加してくださいね。
(ちなみに私はビジターセンター発行の「楓通信」なるものを送ってもらっています。有料ですが、ツアーの情報が掲載されているので、とても重宝していますよ。群馬のお姉さまに勧められての購読でしたが、なかなか良いです♪)
そうそう、実は太郎山の登山道から少し離れたところにも、似たような「寒沢宿」なるところがあるそうです。
ご興味のある方はぜひ!
※とりあえずメモ
日光山の開山は勝道上人で、奈良時代。(今から約1200年前)
その後、鎌倉時代に日光三所権現の形態(男体山・女峰山・太郎山)や日光修験の体系が確立したようです。
室町時代に日本修験が全盛期を迎え、「三峯五禅頂(さんぶごぜんじょう)」と総称される冬峯をはじめ、四季の入峯が行われたようですが、室町末には滅亡状態に。
その後の江戸時代、空海による東照社鎮座が行われたことで、入峯が復活。明治時代の修験道廃止令まで続いたそうです。
参考:「全踏査日光修験 三峯五禅頂の道 池田正夫著 随想舎」
まだ本を読み込んでいないので、早とちりがありそうなので、あまり情報は信用しないでね・・・
【鹿パ】中倉山・沢入山に行ってきたよ【360°】
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足尾アルプスを360°カメラで撮影してもらったよぉ~!いぇぇえ~!!!
この日は天気が下り坂で、ちょっぴり景色は残念な感じだったけれど。
せっかく手に入れた鹿肉を、山頂で焼いて♪皆でワイワイ楽しく♪
帰りには晴れ間も見れて、虹も見れたし\(^o^)/
健脚者揃いだったので、若干ガチになっちゃったけど。
晩秋の足尾をテクテク。楽しく歩いてきました。
てなことで。
私のブログで一番見られているページ、足尾の中倉山。
また行きたいなぁ~なんて思っていたのだけれど、なかなか機会がなくて、すっかり遠のいていた場所。人気なのか、すっかり若い子が多くなってしまって。ホント、ぼっちにはキツいのよね・・・
でもココ最近、ちょっと面白い人に巡り会えて。いい感じで誘えたので♪
鉄板片手にサクっ!とまでは行かなかったけれど、行ってきましたのでご報告。
いつものとおり、YAMAPはこちらよ。
6:00 銅親水公園(てか集合時間は6時半だったのよ・・・)
これは銅親水公園手前の、足尾の精錬所跡付近。
公園のトイレはちょっと遠いので、こちらのWCで足尾廃墟を見ながらのんびり準備してたら、アルピニストI氏より「公園ついたよ~」との連絡(激汗)
てか集合時間より30分以上早い到着って・・・www
うん。わかってた。絶対、こういう人だって。
わかってたけど、、、
はえーわ!!ヽ(`Д´)ノ とっとと、行くわ~!
6:20 てなわけで、早々に登山開始
メンバーは、ひょんなことでお知り合いになったイケメンアルピニストI氏とそのご友人のOさん。私と、いつもご一緒してる山友Fさんの4名です。
このイケメン君は、以前どこかのアルプスの山小屋で働いていたそうで。
なんだ、そのイケメンエピソード!?って、思わず食いついちゃって。いろいろ頑張って、話しかけまくってみたのだけれど。
最初はスキがなくて、とっつきにくい感じだったけど、意外と人懐っこいし、熊みたくて超可愛いし。しかもこんなオバサンのために、お昼に珈琲買ってきてくれる超紳士♪
それは、私が近々手に入れる予定の、熊の皮狙いだと重々承知しているけど。
いいの♪今だけの幸せを噛みしめてるわ♪
足尾の川って、本当にきれいよね。
鉱毒事件で魚が住めなく・・・とか言われていたけれど、今はどうなのかしら。
つーか。この人。集合時間も早いけど、歩くのも早いわ・・・
さすがアルピニスト。さすがイケメン。
思えば、アルプスつながりで、「足尾アルプスに行こうよ!」って安易に誘ってしまったが、大丈夫かなぁ?
すっごい速さで中倉山取り付き点に到着。
ちょっと・・・早すぎよ・・・
オバサン、汗がひどいわ・・・
で。
ウソつけよ!
私のせいじゃないからね!この速度!
てか私、鹿肉1kgに鉄板1kg、余計に持ってるからね!ついでにカップ麺用の水も上げてるからね!(激汗)
イケメンI氏が荷物持つというので、恐る恐るこれらを渡してから・・・
後ろから煽られながら、中倉山の急登をせっせと登る・・・
ナニコレ?部活か何か?青春なの??アオハルなの???
ヤバイ。超泣きそう(TOT)
そうそう。今回はるばる横浜からご参加くださった、I氏ご友人のOさんは、日本全国にとどまらず、世界各国を行かれていて、とてもお話が興味深く。
足尾のわたらせ渓谷鐵道は、国鉄時代に乗ったというから、鉄ヲタ歴も長いみたい。
いろいろ聞きたいことあったのだけれど・・・息が切れて無理ったら!
前回は、ちょっと登っただけでも、素敵な景色に恵まれたのだけれど。
気が紛れないなぁ・・・つらたん。
中倉山山頂手前の展望台にて・・・もうガッスガス。
とりあえず辛くても、イケメンの背中だけはコッソリいただく。
うむ。よい♪(*´ω`*)
やっとメンバー全員の写真撮影できたよ・・・
というわけで、展望台から中倉山山頂まではすぐそこ!
9:00 中倉山 山頂
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友人O氏に、360°撮影してもらったよ~♪(*´ω`*)面白いね。コレ!
最近、すっかり時代に取り残されているから、ちょっと胸ワクでしたわ。
角度を彷彿とさせるθていう名前も、個人的に萌え♪新しいPhotoshop入れれば、いろいろ使えそうだし。使い方次第では、面白いツールになるなぁ・・・なんて。
さて、天気が悪いので、サクサク次へ進みますよ。
孤高のブナの木。噂で聞いていたけれど、ロープはもう外されることはないでしょう。
私的には思い入れも何もない木なので、別にどちらでも良いです。
まぁでも、被写体としては悪くはない。
アリゲーターに似ている!と、山友Fさんより♪
沢入山まで、そこまで辛くなかった気がするんだけど。意外と辛いわね・・・と、山友Fさんと。
なぜ人は、登った時の辛さをすぐ忘れるのか。ただのバカなのかしら。悩みどころね
波平ピーク。毛が3本になっていたので(オバQか!)、2本減らしました。
さて、ここまできたら、あと少し♪
10:00 沢入山 山頂
山の看板、なくなっちゃった。。。なんで?
味のある、かわいい丸型の看板、良かったのに・・・(TOT)
仕方なし。とりあえず三角点ゲット!
さてと。頑張って歩いたあとは~
恒例の~♪
鹿肉パーティーだよーん♪ そしてやっぱり、栃木といえば、宮のタレ(笑)
私は最近食べまくっているので、やや飽きつつありまして。豚肉の方が美味しいなぁ、、、とか思ってしまったが💦
あ、でも。先日、4年ぶりに献血出来たんです。やっぱり野生の肉はパワーがあるね♪(*^^*)
そんでもって、右にあるカップ麺はタイのなんだって。Iくんからもらいましたの。トムヤムクン味、本格的なお味で大変まいうーでしたわ♪(*´ω`*)
こんな絶景を見ながら、焼き肉を食べれる楽しさ♪\(^o^)/
前日、ふと思いついてドタバタ準備だったけれど、皆喜んでくれて良かったです。
県外から参加してくれたO氏もいっぱい食べてくれていて、本当に良かった♪
栃木に来てくれた分、十二分に楽しんでもらわないと ね♪
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11:30 下山開始
お腹いっぱい♪超幸せ♪身体ポカポカだし、ふわふわ気分で下山ダゾ。
しかし相変わらず天気悪い。
前の人がいい感じだったので、パチリ。
さすがに帰りも先頭なのは勘弁蒙りたい。皆の写真が撮れないではないか!
てなわけで、先行ってもらうがペース早いなぁ・・・
あ!虹!そして晴れ間が!!!
おぉ!なんか、中倉山っぽぃ!いい感じになってきた!
日光連山見えるか!見えるのか~! 見えませんでした(汗)
孤高のブナのところまで戻ってきたら、ポカポカ陽気に誘われて、私はお昼寝タイム♪
このところ、毎週のように外出しているので、疲れが本当に取れなくて。毎回全力を出しちゃう、この性格が悪いのはわかっているのだけど。
目まぐるしく変化する日々は刺激的だけれど、少し落ち着こう・・・(´・ω・`)
てなわけで、このあたりで撮影した360°の写真貼っときます~
天気が良い時の中倉山は、やっぱり素敵~♪(*´ω`*)
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あとはサクサク下山だけど、また私は寝ぼけて道間違えたので、イケメンI氏に先頭お願いします。
サクサク、部活のように下山して・・・
林道に出たら、紅葉楽しみつつ、帰ります~♪
14:20 銅公園到着
はぃ!無事下山しましたが!
我々はまだ行くところがある!
いや、鉄ヲタになりに行ったわけじゃなくてwwww
ここは通洞駅の近く。某ダムを見るための取り付き点なんですけどwww
(詳しくはこちらのブログの一番下の方を参考に。)
I氏がまさかの鉄ヲタになってるwwww
またまた会いに来た、悪魔合体に失敗したような像が目印よ。
今日は4人もいるから怖くはないけれど、どちらかというとこの先、林の中に猿の群れがいて、ヒソヒソ警戒している感じで・・・それが個人的には怖かったです。
まぁ人が多いし、荷物持ってないから襲われることはないだろうと思ったけれど・・・
てなわけで、簀子橋(すのこばし)堆積場。鉱滓ダムへ。
中倉山登ってから、また高低差150mぐらいを上がるって。どんだけボリュームのあるおかわりなのよ!って感じでしたね・・・皆さん、ごめんなさい(TOT)
そんでもって、雨降ってきちゃったし・・・なんかドタバタ・・・
無計画ですんませーん。とりあえず足尾観光だったよーってことで、本日終了!
私的にはとっても楽しくて。大満足な1日でした~
程よい疲れと、余韻にひたりながら、笑顔でお布団へ。ぐっすり眠れましたよ。
イケメンI氏と、友人O氏はどうだったかわからないけれど、同じ気持ちであったと信じたい!と思いました。
中倉山は、最近若い方々にとっても人気があるみたいで、多くの方々で賑わっていましたが、ぜひ、山だけじゃなくて。足尾観光もしていって欲しいなーなんて思いました。
間藤駅付近(わ鐵の終点のところ)には、廃線跡もあるし、煙突だってあるし・・・
山友Fさんも「ここ、相棒で歩いていたのよ!」と大興奮で見てましたしね(笑)
意外といいところなんですよ。足尾。
栗山も好きだけど、足尾もちょっと押していこうかな?
さて、全力で走り抜けた今季。
来週の日光湯元vcイベが最後で、とりあえず落ち着きます。
猟師見習いとして、いろいろ参加させてもらいたいし。鉱物も勉強したいし。
あ、でも県南の低山登山も捨てがたい、、、
今年はいっぱい自分を成長させて。
来年度からは、少しでも自分の考えや夢を。叶えれるといいなーと思います。
※補足
栃木県の方針として、鹿肉は埋没処理。食べちゃいけないことになってます。
(放射性の問題です。まだまだ数値高いんですよ・・・)
でもせっかくの命。せっかくのお肉なので。猟師さんに無理を言って。
今回のメンバーには、その点説明をし、すべて自己責任でいただいています。
もちろん栃木県内では、鹿肉流通はしていませんし、基本的にもらうことも滅多にないでしょう。
ジビエを食べたいなぁって方は、八溝いのししが安全安心でオススメですよ♪
【探検】三斗小屋鉱山跡地をゆく【鉱物学視点より】
地学愛好会やメンバーで、楽しく鉱石採取の巻~♪
今回は元同僚のHくんが、地学愛好会なる、すごい人脈を引ってきた。
簡単に言うと。
鉱山探査記のK先生にお会いすることが出来たんですよ!\(^o^)/
ズバリ、私の一番の情報源。情報量はもとより、現地でも調査報告をまとめて開示してくれているので、暇さえあれば、じっくり隅々まで見ていたサイトなのです。
そんな方に会えることになるとは・・・元同僚Hくんって、何者!?
前日、緊張のあまり眠れなかったのは言うまでもありません(汗)
てなわけで、今回のレポは。完全にガチです。
もはやこれは・・・登山ではないですね。
そしてこの私が、ハンマーを持って、岩を叩くことになろうとは!
また新しい世界が開いた瞬間なのでした(汗)
なので今回は、写真多めですが、簡単報告です。石割るのに必死で(汗)えへっ
GPS等はYAMAPを見てちょ。
薄々気づいているかと思いますが、興味のない人にとっては、ほーんと何もないところなので。行っても、廃レールぐらいしか見どころはないと思われます。
まーた、変な方向に走っていったな・・・コイツ・・・という目で見ていただけると幸いです。
○深山ダム集合→林道を通り、終点まで・・・
裏那須あるある。ですわね。この看板。まぁ熊いるので。注意してね。
林道終点まで。かなりダートな道が続くので、キレイな車で行っちゃダメです。
さて挨拶そこそこに、早速出発です。
今日は天気が本当に良くて。紅葉もばっちりな感じ。ヤバイ。いいぞ!
だが我々の任務は三斗小屋鉱山へ行って、鉱物を採集すること。
今回のメンバーは、地学愛好会からK先生とT氏、元同僚Hくん。私と、先日御沢金剛峡に連れて行ってくれたロープワークの先生2名の、計6名です。
全員が鉱物好きというわけではないのですが、(私ともう一人は、廃なもの好き)数分前に会ったとは思えないほど和気あいあいと進んで行きますよ。
というわけで、30分ほどで登山道からの分岐に到着。ちょっと一休みです。
ちなみに私は情報収集ヲタクなので、資料片手に質問タイム。ふむふむ・・・
さて、ここから藪こぎからの、沢沿い歩きです。
途中、砂防ダムが出てきますが、右から巻けます。案内してくださる方がいると、本当にイージーに到着できるな・・・(汗)
ちなみに手に持ってるハンマーは、地学愛好会 T氏からお借りしたものです。
「絶対必要だから!」と言われて、半信半疑でしたが。本当に必要でしたな!
金山沢をどんどん上流方面へ上がって行きます。
水の流れと紅葉と。歩いていても楽しいですよ~
30分ほど歩き続けると・・・おぉ!坑口だ!
うぉぉぉ!すげー!本当にあった!三斗小屋鉱山!!
噂の廃レールも見つけました!わぉ!
てなわけで、早速鉱物採集開始なのです。
K先生曰く、あんまり良いものは採れないよ~とのことなのですが、元同僚Hくんは銅が好きなので、早々にコンコンし始めます。
磁石などで採った鉱物がなんなのか。わかるそうですよ。確か、磁石がつくと磁硫鉄鉱とかそっち系で、つかないものは黄銅鉱とか、だったような?
先生に呼ばれて、馳せ参じる私(笑)私は、場所特定ヲタクなので、鉱石は全然わからないのですが、さすがにそろそろ勉強せにゃと思うようになりました。
ですが、初心者2名。どうしていいかわからず、とりあえず様子見www
赤茶けた石や他と違う石を探して、とにかくハンマーで割ればよいわけね。やってみます!
ほうほうほうほう・・・・
本当に採れた。私の写真はブレブレだったので、他の方の写真を拝借。磁硫鉄鉱も黄銅鉱も良いのが結構採れました♪
採れだすと、結構ハマりますな~磁硫鉄鉱の塊見つけて、心躍りましたもの♪(*´ω`*)
ふと気づけば、皆黙々と・・・
こちらのチームも楽しそう♪
皆それぞれ、自分の好きな鉱石を持ち帰ります。しばらく自慢タイムなどもあったりして。なんだかんだで、私も鉱石面白いかも!と思いはじめている・・・
しかし、この専用ハンマー。叩いても手痛くならないし、ちょっと感動。
欲しくなってきたわ・・・
坑口がいくつもあるので、移動しながら鉱石を探す。これは他の坑口にあった廃レール。ここがが掘られたのはかなり昔なので、だいぶ朽ち果ててます。
中途半端に土のうで塞がれているような坑口も。
ここは規模20名ほどで細々と採掘されていたようですが、穴は多いなぁ・・・
さて。沢沿いの探索が終わったら、今度は尾根近くにあるという坑口へ。
ここから藪こぎが始まります~
ちょっと場所が不明瞭でゴタゴタしましたが、無事!
なんか縦に裂けてるとこ、発見~こんなところまで掘ったの!?
うわぁぁぁ!水ぴちょん系なんだけど、超怖い~!!!
そしてこんなところでーですが、軽くランチタイム♪
坑口の反対側には紅葉が広がっています♪(*´ω`*)贅沢だわ~
そして元同僚Hくんは、軽くパンを食べたら、すぐにズリ?と思われる場所へ。
本当に石が好きなんだなぁ・・・
興味がそこまでない人は、クライミングを始めたり・・・
自由時間は各々過ごして、、、
さて楽しい時間は終わりです~そろそろ帰りましょう♪
再び、三斗小屋宿までは結構な藪こぎでした。写真撮影する暇なかったです。
でもまぁ、普通かな?
平地についてから、突然登場した山の神神社。最近、会津中街道で地域おこし?かなにかをしようという動きがあるらしい。
ちなみに奥には、かな~りご立派なコンセイサマが鎮座されておりまっせ~
三斗小屋宿。私結構好きな場所です。突然開けてくるのも面白いけれど、歴史を知るたびに趣がぐっと深まります。
白湯山信仰のメッカだった場所ですから。石碑もいっぱいありますね。
これはもちろん再建されたものですが。ここからスタートしていたわけではないらしく。でも、眼の前の川を渡ってからスタートするとかなんとか・・・いやね。ガケなんですけどね・・・どうやって川に下りたんでしょうね・・・(汗)
(※降り口がどこかにあるらしい)
あと昔の地図によると、この鳥居の右側に、鉱山事務所があったみたいです。精錬所??なのかな?
微妙に湧いてる水場で男たちは何を語らふ・・・
ていうか、今の今になって気づいた。女性が私一人だったと!(遅い!)
左から、ロープワークの師匠のMさん。実は鉱物好きだったらしくって。終始楽しそうで、お誘いして本当によかった。ていうか、この方も多趣味だよなぁ・・・
真ん中がK先生。とにかく情報量と行動力がハンパないお方です。資料をかなりお持ちとのことで、これからいろいろと情報交換させていただこうと虎視眈々と狙っております♪しかし私の目指す方向性に似た方がいると、なんだか嬉しいですね。
右の方が、愛好会のT氏。鉱物がまったくわからない私達にも、噛み砕いて優しく教えてくださいました。おかげで私、ちょっとコンコン方面も頑張りたいかな~って思ってきましたよ。たぶん近々、ハンマー買ってるんじゃないかなぁ?(笑)
最後の締めくくりに、こんな素敵な林道を歩けるなんて。
なんか、締めとしていい感じの写真だわ♪
やっぱり廃なものを求めるのは、晩秋に限るね!
というわけで、三斗小屋鉱山跡地 探検でした!
参加した皆様、本当にありがとうございました!
しかしこの日を堺に、ぐっと人脈と情報量が増えて、とてもうれしく思う反面。
私の小さい脳みそが処理しきれず、さすがにパンクしかけました(汗)
鉱物関係も、少しづつ。皆様にお力添えをいただきながら。頑張っていこうと思います。
そして最後に。
当日は、地学愛好会のT氏から資料類一式までご用意いただき、本当にありがとうございました!水晶とかとても嬉しかったですが、私的には、報告書資料がとても興味深く♪
本当にハンマーを貸してくださったりと、最初から最後まで、いろいろありがとうございました!
ぜひ、また、どこかの鉱山跡地にご一緒させてくださいね!
■三斗小屋鉱山跡地について
江戸時代には黒羽藩による銅の採掘があったらしいのですが、戊辰戦争のために休山。なおこの時全部落が焼失したので、鉱山は長らくかえりみられなかったようです。(このあたりは血生臭い残虐な歴史があるので、ご興味のある方はぜひ)
1891年(明治24年)再開され、三斗小屋宿に精錬所を設けて、粗銅として黒磯へ出荷していたそうで、鉱山から精錬所への鉱石の運搬は人力に頼り、鉱夫が背負ったようです。
んー・・・
あの藪漕ぎした急斜面を登り降りしたってことなのかな?でも、30分程度だからって!昔の人だからって!大変じゃなかったのかい!?
違う場所にあったのでは?と先生が言っていた意味がなんとなくわかりました。
ちなみに鉱夫には、板室や三斗小屋の人たちが多く登用されていて、1911(明治44)年の三斗小屋の人口は44名、うち鉱山関係者は21名なので、ほぼ半分が従事していたことになります。
このあたりは、白湯山信仰のメッカだったのですが、それは江戸時代の話。明治に入ると減少傾向にあったはずなので、地域の産業として期待されていたのかな?
最盛期は第一次世界大戦(1914~18年)だそうですが、採鉱高は不明。大正中期には再び休止となり、その後試掘は行われたようなのですが(最後の試掘は1954年)、営業は再開されずに現在に至る。とのことでした。
鉱種は銀・銅・鉛・亜鉛。
今回の鉱物採取では、磁硫鉄鋼、黄銅鉱が主だったので、なるほどほど・・・と思いました。
こういう確認ができるのも、お借りしたハンマーでコンコンしたからこそ。
面白いねぇ。
ちなみに、いろいろな資料を読んでいると「銀」が採れたとの記載もあるんです。
で、それは現在、K先生が実地調査を行いながら、いろいろと調べているようです。
古い資料はなかなか手に入らなくて。先生方もかなり苦戦されているご様子でした。
■参考資料
「三斗小屋温泉誌」三斗小屋温泉誌刊行委員会編 1989年12月10日発行 随想舎
「黒磯市誌」昭和50年1月1日発行
「地下資源調査報告書 第2号」 三斗小屋鉱山銅鉱床他調査報告 栃木県
【紅葉】小太郎山へ行ってきた【適当報告】
今年3度目の小太郎山から、戦場ヶ原を望む・・・
紅葉シーズン真っ只中でしたが、相変わらず人が少なく落ち着いた山で。
紅葉を楽しむという感じよりは、冬間近の山を。のんびり。歩いてきました♪
今回はちょっと適当報告。
秋は全力で楽しもう!ってことで、毎週のように遊びまくっていたら。さすがに疲れから動悸が始まってしまって・・・
ブログ更新まで辿りつかず、ほぼ1ヶ月も経ってしまったので、内容も覚えていないという体たらく(泣)
というわけで、すみません。ちゃんとしたレポは下記を参考にしてください。
太郎山自体は、紅葉を楽しむというよりは、お花と景色を楽しむ山なのね。
いやでも全然楽しめましたけどね♪(*^^*)
というわけで、報告です。
6:00 登山開始
今回は兼ねてから登山の約束をしていたオジサマと。朝早くからお迎えありがとうございます。
日の出直後なので、人いないかなって思っていたのですが、そんなことはなかったです。でも人気の男体山に比べたら全然かな~
紅葉シーズン真っ只中の奥日光は、とにかく渋滞問題がひどい。
でもこちらの太郎山は、登る人も少ないし。何より、山王林道から栗山に抜けてしまえば、かなり遠回りにはなりますが、渋滞を回避することが出来ますよ。
もう山の季節は冬ですね。霜柱が一面に・・・
この日、奥日光は今季初の氷点下だったそうです。
登った分だけ景色がどんどん良くなるの。ご褒美がある山だから、結構好き。
7:00 山王帽子山 到着
朝日に輝く山王帽子山山頂。ここまで1時間。ほどよいペースです。
ここから見る男体山もなかなか良い♪(*´ω`*)
紅葉シーズンの戦場ヶ原も見えますが、木々に隠れてうまく見えない・・・
そうそう富士山がうっすら見えたんですよ!すぐ消えてしまいましたが・・・
仕方ない。絶景を求めて、小太郎山へ行きましょうか。
しかしですな・・・先日襲った台風の影響が結構すごくて。倒木多いのよ・・・
丸太の上を歩いたり、くぐったり・・・とにかく道はあるのだけれど、自然の驚異を感じる瞬間ですね。
この写真がなんなのかが良くわからない・・・コケかしら??
今回ご一緒してくださったオジサマは、特に電気関係にお強い方でして。
英語もご堪能なジェントルマンです♪
本日はお迎えからお食事まで・・・いろいろ手配いただきありがとうございます!
さて小太郎山までの登りは結構キツい。が、頂上に近づくにつれて、高まる景色。
てか、山頂に近づくにつれて、登山道に氷の塊が落ちてる!?ナニコレ??
まさかの樹氷!?初めて見た!おぉ・・・地味に感動・・・
8:45 小太郎山到着
はぃ!というわけで到着だよーん♪
やはり小太郎山から見る裏男体は良いねぇ。遠くの中禅寺湖もクッキリ見えます♪
福島側の景色も。こちらは紅葉が良い感じなのですが、地味すぎて伝わらない。
戦場ヶ原は紅葉終盤なのかしら。晩秋の山々って哀愁があって、良いわね。
太郎山方面。今回は太郎まで行かず、ここまでで。
眺めがこちらのほうがいいですから。のんびり珈琲でも淹れましょうか。
甘い物には、濃いめの珈琲を。ホッと一息。
10:00 下山開始
太郎山に向かう人達とお話していたら、あっという間に時間が経ってしまってた・・・
さくっと下山します。
サクッと帰りたいところですが。
最後の山王帽子山への登り返しがとにかくキツい。
登っても登っても、続く坂道・・・地味につらたん。
山王帽子山からはひたすら下るだけあっという間に俗世が目の前に~♪
12:20 下山終了
山は無事終了!
小太郎山まででも十分景色も楽しめるので、オススメです。
意外と登りごたえもありますので、満足度も高いです。
さて、渋滞回避のために山王林道を通って、栗山方面へ抜けます。
少し道が狭いので、すれ違いが怖い時がありますが。
紅葉も素晴らしいので、普段通る車も少ないこの林道も。
多くのバイクや車がひっきりなしに・・・
途中、オジサマが西沢金山を見たいというので、軽くご紹介を。
カーナビとかでよく出てくるので、知ってる方も多いのでは?
しかし、その歴史を知っている人は少ないであろうと思います。
残ってる坑口。まぁ私もこの場所は、地元の中学生に教えてもらったんだけど。
坑口周辺に残る石積み。コンクリで固めただけなのか、ボロボロ。
このあたりの紅葉が一番キレイでしたかね。皆通り過ぎてしまうけれど、西沢金山はかなり大きな鉱山だったのです。病院などもあったぐらいですから。奥日光の菖蒲ヶ浜発電所も、この西沢金山のために作られたものなのだとか。
実は今年。こちらの鉱山跡に詳しい方と繋がることが出来、来年に案内していただけることになりました♪\(^o^)/
石積などしか確認出来ていないというと、「もっと、いろいろなものが残っている!」とな!温泉も教えてくれるそうだし!
というわけで、来年になってしまいますが。詳しいレポあげますので。
しばらくお待ちくださいまし~
世界有数の高品位の金などを含有する鉱脈があったらしい西沢金山。枯渇してしまったようですが、鉱石もなにか出そうな予感♪うふふ。楽しみです。
と、話は脱線しましたが。
このあと、栗山方面に抜け、まだ少し早い紅葉を楽しみながら、美味しいソバを食べて。丸一日満喫して、のんびり帰路につきました。
というわけで、簡単ながら報告でした!
【苔の回廊】御沢金剛峡へ行ってきた【クライミング】
奥日光 御沢金剛峡より苔の回廊
両側岸壁は苔に包まれ、独特の空気を纏った不思議空間。
ここに、どうしても行きたくって。
以前から、秘境探検方面で情報交換させてもらってる男性2名にお願いして。
私は全然サクっ!じゃなかったけれど。さくさく~っと行ってきました!
さて。今回はなんと。
クライミング初挑戦です!
一応、事前に1日。先生2名にみっちり、叩き込まれまして。
当日も1時間ほど、再度レクチャーと練習をとにかく重ねて重ねて・・・
かつ、先生方が何重にもバックアップしてくださって。
やっと無事に行くことができたほどなので、行くのはかな~り大変ではないかなぁなんて。思います。私もめっちゃ必死でした。
なぜこの場所を知ったかと言えば、湯元ビジターセンターのイベント情報から。
ここ最近、私の琴線に触れるいい感じの登山イベをちょいちょい開催してるんですよ。
で。9月に、群馬のお姉さまの計らいで、無事イベに申し込みすることが出来たのですが・・・
当日雨で中止に~!(TOT)
こういう手作り感たっぷりのセンス大好き♪
この、なんとも力みなぎる素敵なハガキを見て、毎日楽しみにしていただけに、中止は本当に残念で・・・
残念すぎて。我慢出来ずに、めっちゃ調べて。
最近、こういう展開、多いな・・・
歴史的というよりブラタモリチックな場所なので、説明少なめに。写真多めに報告です。
詳しい場所等についてなのですが、実はこの場所。
宇都宮大学演習林の中です。たぶん、勝手に入ったらアウトです。
で、私。気づかず勝手に入ってます。完全にアウトです(汗)
なので、場所は伏せますね。
興味が湧いた方。
無理せず、湯元ビジターセンターのイベントに参加しましょう。
※もうUPしちゃった後に言われたし、面倒なのでこのまま報告です!
宇都宮大学の関係者さん、もしまずかったら連絡ください!
朝6:00前 すでに大混雑の竜頭の滝をちら見
あれ?まだこんなもん???
今年、紅葉遅い感じがするね~ (平成30年10月14日現在)
早朝なので、カメラマンが前列にびっしり・・・でも紅葉微妙じゃない?(^_^;)
「なんか、イマイチだね・・・」と言い残して去る我々。
というわけで、とりあえず裏男体林道を目指します。
駐車場はこんな感じで先客が2台程度。太郎山か男体山登っているのかな?
しかし大混雑とは無縁の、素晴らしい林道なり・・・
とりあえず、技術はゼロだけれど、場所だけはわかる私。
サクサクっと先生2人を、現場へご案内します。
橋から見た御沢。紅葉で色づく苔の回廊が眼の前にど~ん!胸が高鳴ります♪\(^o^)/
んだども、想像以上に高くって(^_^;) ビビりまくってます(笑)
事前練習は、そこまで高くなかったからさ・・・
なお、ここからの眺めだけでも十分苔の回廊って感じなので、見学だけでも楽しめますよ。
だが私は先に行く。好奇心が勝るのだ。
というわけで、再度、先生から指導を受けます。用具一式は、ご厚意によりお借りしました・・・「もう一式、買っちゃいなYO!」と悪魔の囁きが・・・
何度も何度も。工程を確認。自分の命を守るために大切なこと。
そう、「KY活動よし!安全確認よし!」なのです。
紅葉と先生2人。いい感じにマッチしてるわ。
そして、余裕の表情。さくっと欄干を跨いで・・・
あらよっと~♪下で待ってるからよ~と、さくさく笑顔で垂直下降っと。まぢか~!
先生はあっという間に終了してますが、私は長いからね・・・
写真では結構かっこいい感じですが、ここから足場がなくなる瞬間がマジで怖い。
めっちゃ必死。練習いっぱいしたけれど、全然ダメダメで。先生にいろいろやってもらって、この状態。もう生徒がポンコツでごめんなさい(TOT)
よし。無事体制整えられた!すごいぞ!私!
最後まで気を緩めない。着地よし!
先生はサクサクっと・・・
ひゅひゅひゅ~んという感じで。満面の笑みで下りてきました。
下りてきた橋。ロープ片付けて。いざ!
御沢探検です♪もう下降地点からすぐ、苔の回廊スタートなんですよ~♪
紅葉と落ち葉と苔むした岩場がもう、なんというか・・・
独特の雰囲気を醸し出しています。水もとてもキレイ。
ちなみに私。ホームセンターの3000円ぐらいの長靴で参戦。想像以上によいわ。
登山靴じゃない方が良いかも。
両岸壁はもっふもふの苔で覆われています。
とにかく言葉にならないので、写真だけ貼っとくね。
もうね。人いないし。すっごい場所だし。3人笑いが止まらん!
途中、左側にあった沢。この先から水は流れていないので、快適になります。
途中にあったいい感じの岩場。
先生、宇多田ヒカルチックになってる!?イッツオートマチック♪
ボルダリングっぽぃことを始めたり・・・
岩の上によじ登って、ご満悦な先生♪
先生は軽々岩に登って楽しんでいるがの・・・
ワシはそげんこと、あっさりできんもんでの・・・
あぃ。よいこらしょ~ぃっと。
先生方が持ってきてくれたロープやら駆使して、やっと上がれた次第でして。
そして私のために出してくれたロープやらを片付ける先生方・・・
ホント、足手まといですんません・・・(^_^;)
んだけど、ノリノリだぜぇ~ぃ♪
大きい岩をよじ登った先も、ずっと苔の回廊。ぐっと苔が深く。壁も高く。秘境感たっぷり。
そして、紅葉とのコントラスト。もはや芸術作品。
お!なんか人工物が見えていました。
なんか、アニメに出てきそうな要塞チックなところが出てきました。
ここが御沢の終点です。
じゃあ、ここで引き返すのかなぁなんて思っていたら・・・
ん?え?えぇぇぇぇ~!
この人、サイヤ人並だからって聞いていたけれど。マヂで!?
まぢか~!!先生、ドヤ顔!\(^o^)/
なんだか本当にすごい場所に来たな・・・
そして私をどう上げるか。相談する先生達。
とりあえずロープ持って、力技じゃ!えぃ!
ぬあぁぁぁぁぁっ!腕が!腕がぁぁぁぁ~!
ちなみに先生、軽々サックサク♪
ぐぬぬ・・・明日から腕立て腹筋、やるか・・・
ここまで来れたら、右側にある人工のはしごを登って、御沢は終了。寂しいなぁ・・・
てなわけで、先生方の悪巧み?
私をこちらの世界に引き込みたいらしく、復習兼ねて懸垂下降やることに。
とりあえず記念撮影っと。高さが今までとはケタ違い。
だけど何度も何度も練習&チェックして。
最初は好奇心が勝っていたから、全然恐怖心とかなくって。
サクッと行けたんだけれど。
絶景を見終わった今。ふと我に還ってしまい、一気に怖くなってしまった。
だから足が超内股(笑)
だけど先生方の的確なアドバイスにより、少しは慣れ・・・てないな~
でもロープワーク含め、本当に必要な技術だということを教えてもらいました。
本当に貴重な時間でした!\(^o^)/
これも、先生方にせっせと秘境情報を流しまくった成果かな!(笑)
「こちらの世界へようこそ!」と言われてしまったが、うん。
一式買うよ!だって本当に必要だもん!待ってて!
いやもぅ、そんな。手を離す余裕、まだないっす・・・私(^_^;)
かわいいなぁ~もぅ(*´ω`*)
本当に楽しかったから、顔出ししちゃう!
いぇ~!本当に大満足の1日だったよぉぉぉ~!超楽しかったぁぁぁ~!
最後に絶景見ながらコーヒータイム♪仲良し仲良し♪(*´ω`*)
謎の建造物(砂防ダム??)からすぐ林道に出れるので、テクテク帰ります。
紅葉見頃でした~
今日一日お世話になりました~!
また今度、ロープワーク必要な秘境見つけたら、ぜひ行きましょう!と約束。
駐車場に戻ってきたら、お腹ペコペコ~
素敵な紅葉見ながら、レッツ♪ご飯!\(^o^)/
今回で知ったけれど、山の熱々おでんって、ハンパなく美味しいよね?
そして私は栗ご飯を♪
先日の那珂川町のイベントに参加した際にいただいた山栗。
皮むきは大変でしたが、(虫もわんさかいたし・・・)甘みが強くて、ホックホクで♪
とっても美味しかった~!
もりもり食べたら、渋滞が怖いのでサクッと帰ることに。
時間があれば「アクダラの滝」にも行きたかったのですが、これは次回ということで。
竜頭の滝や華厳の滝は満車&渋滞ですごいことになっていましたが、午後1時頃だと、まだいろは坂は渋滞になっておらず、動いていましたので・・・
あっという間に帰って来れましたとな。
めでたしめでたし。
とりあえず、ちょっとケガしちゃったけれど、本当に楽しかったよ~
あと、ロープワーク含め、自分の身を守るために必要な技術を。
少しづつ学んで行きたいなって思いました。
もちろん、私の秘境探索にも幅が広がりそうです。
これからが本当に楽しみです♪(*´ω`*)
※というわけで、報告でした!行きたい方は頑張って調べてくださいね。
【縦走】日光阿世潟峠から足尾へ【午後は観光】
足尾通洞駅から 新梨子油力発電所跡 へ
鉱毒事件以来、ピタリと時間が止まってしまった建築物達が集う場所。
日光中禅寺湖から、足尾へ抜ける荒れた古道をテクテク歩いた先には、、、
昭和ノスタルジーが今なお残る、すべてがセピア色に染まる足尾の町並みが♪
これが、私好みの超素敵な場所でして♪(*´ω`*)
小雨から曇り空の1日でしたが、足尾の大自然から歴史、そして鉱毒事件まで、、、大満喫することができました。
というわけで、今回は足尾から日光までの古道を歩くルート&足尾観光です。
社山途中にある、阿世潟峠から向こう側(足尾方面)がずっと気になっていて。
日光開山の師と言われる勝道上人が開いた古道とか聞いたら、やっぱり歩きたくなるわけでして。
ついでにネットで見た足尾の廃墟の素敵具合に、つい食指が動いちゃって。。。
3連休の最終日。天気がアレだったけれど、我慢出来ずに、サクッと行ってきました。
で、えっと。
午後からの足尾探索は全然問題ないのですが・・・
日光阿世潟峠から足尾に抜けるルートは、
興味持っても、自信がない人。行かないほうがいいよ?
です!
一応「足尾山塊の山」って本に詳しく書いてあるので、行かれる方はぜひ読んで欲しいのですが、この本だとサクッと書かれていて、すぐに林道あるよーみたいな感じだったんですよ・・・
ちなみに本によると晩秋の頃が良いらしい。
あと沢に降りていくと、途中で踏み跡なくなるし、赤テープ?本当に必要なところにしかないです。中級から上級向けかも。
そもそも林道歩きって言ったって、自然に還っているので、めちゃめちゃ歩きにくいです。イノシシの足跡やヌタ場も道端いたるところにあるし、会わなかっただけ奇跡でした!
途中「なんで一人で来ちゃったんだろう・・・」と後悔しかなかった。
でもまぁ、久蔵沢林道で検索してみると、結構行かれてるんですよ。
温泉マニアのおいちゃんによると「30年前の自転車雑誌に掲載されていた」とのことなので、そっち関係の方々かな?
今じゃ自転車で行けるような場所ではありませんが、大変自然豊かな場所なので(ただの山奥)、ガスガスの1日でしたけど、沢沿いをテクテク歩いてマイナスイオンたっぷり~みたいな?結構楽しめましたよ♪
というわけで、小雨日和だったので写真少ないですが、サクッと報告。
午後からの観光が、今回のメインとなっておりますが、許してちょんまげ。
○JR鶴田駅 6:02発 → JR日光駅 6:39着 (日光線 ¥670)
○JR日光駅 6:52発 → 立木観音入口 7:50ぐらい着(東武バス ¥1150)
という感じで、今回は公共交通機関を利用します。
くーすか寝て起きたら、あっという間に到着です~♪
てなわけで、社山方面(立木観音方面)へ向かいますよ。
台風後のちょっとモアモアした感じ。天気良くなるという予報ですが、さてどうか・・・
立木観音付近は薄ら紅葉。でも少し早いですね~
歌ヶ浜駐車場。トイレはここでも良いし、イタリア領事館のとこにもあるよ。足尾まではここから4時間。まぁ、人いないから、気にしないなら別に大丈夫ですが💦
あと、ここらへんは紅葉最前線!という感じでした。でもここだけ。
中禅寺湖あたりは来週が見頃かな?
とにかく中禅寺湖畔をテクテク。社山方面へ歩いていきます。
来週末(10月中旬)は混雑するんだろうな、、、晴れると良いのだけれど。
超大型台風が直撃した際の倒木かと。 こんなところが5箇所以上あります。ちょっとだけ注意ね。
とまぁ、唐突に阿世潟峠到着です。
実は小雨が降ってきてしまって・・・ここから写真少なめです。ごめんなさい。
私のカメラは防水ではないのよ〜(T_T)
悩んだけれど、とりあえず雨合羽着込んでGOすることに。社山方面もガスガスで、他の方々は諦めて、下山していっていました。
が、私はそのまま足尾方面に降りて行きます~!
ここまで来たらやるしかない!ここで諦めたら、宇都宮女の名折れだっぺよ!
普通に道はあります。踏み跡は明瞭にあるし、誰か歩いた形跡がありますね。
写真撮り忘れましたが、昔の石垣とか残っていて、とても良かったです。さすが古道♪
確実に廃道になる前。大正期位前に作られたものだと思うので、歴史の重みを感じますね。
少し下りていくと沢が。この川と一緒に降っていく感じです。
赤テープはあんまりなくて、とにかく踏み跡をたどりますが、途中不明瞭になるので、そこが注意です。
谷止工 って言うらしいです。自然石による石積とかなんとか。。。
歴史的にとても貴重なんだろうなぁ・・・と、思わず傾斜考えず近寄って魅入ってしまい、足滑らしまして、、、
身体をしこたま岩にぶつけて腕から流血・・・(TOT)
一瞬、血の気が引いたけど、とりあえず沢を下り、砂防ダムが出てきたら、久蔵沢林道はすぐそこだし~!と。
赤テープ頼りに渡渉しながら、はぃな!とりあえず林道出れば大丈夫だ!と、ガシガシ進む私〜地味にちょい焦ってます💦
無事、久蔵沢林道に到着~♪生きてて良かった~♪と思ったのも一瞬。
まぁ自然に還っていってるので、落石のオンパレード。超歩きにくい。
しかも、巨大な植物群落がちょいちょぃ行く手を阻むのよ・・・(撮影忘れました)
紅葉が良さげに見えるハズなのだけれど、もう全然ダメダメで。
ホント、私はなんのために歩いているのやら。
このカーブミラー見えたときの感動たるや。山で見る人工物の安心感ったらない。
ここから渡渉するところは数箇所あるのだけれど、大体は橋があります。
あと、昔のアスファルトがとにかく滑る。ほんと、歩きにくい!
歩くたびに道路がどんどんマシになっていきます。とにかく林道を下るだけなので、道迷いの心配もありません。
が。まだまだ安心出来ないのが、この道なのですわ。
突然、赤い微妙な橋が出てきた時は、ちょっと動揺しました。
というか、橋自体植物に囲まれて、一瞬見えなかったし(汗)崖崩れで道が分断されたのかと思って、肝が冷えました。
よく見ると、川向こう岸に林道が続いているようなので、さくさくっと進む。
ふと後ろを振り返ると、誰もいないし、ただただ足尾の圧倒的な大自然がデーン!と。
ぼっち感、半端ない(T_T)
ほんと。私、何してんだろ?
川に突っ込む感じの道路。
水量が多いので、ちょっと濡れましたが、まぁ大丈夫でした。
ちなみにコンクリの平らな部分は滑るので、歩かないほうが良いです・・・
ほんと、昔のコンクリ滑る、、、
水はとにかく透明度が高くてキレイ♪
もう来ることはないけれど、よいルートでした。
そうそう、イノシシの足跡やヌタ場みたいなところが道端各所にあったので、気をつけたほうが良いかも~って思いました。もちろん鹿フンも踏まないと行けないほど、、、(T_T)
だけど動物には一度も会わなかったです、、、やっぱり私は、動物に嫌われてるんだろうか・・・
11:50ぐらい 銅親水公園到着
最後は工事現場のところを横切って、やっとこさ到着!
中倉山登山の方々かな?人が思った以上にたくさんいました。でも無言で過ぎ去ります。
さてと。休憩もなしに、このまま駅方面へとにかく歩きます。
もう少し早く下山出来ていれば、12:23発の電車に乗れたのですが、まぁ。良い機会ですから、足尾観光と洒落込みましょう♪
これは本山精錬所の大煙突。足尾を象徴する建造物ですね。
こちらも本山精錬所。錆びたタンクがなんとも言えない雰囲気を纏ってます。
ちなみにわ鐵の終点は、昔ここだったんですよ。「足尾本山駅」があった場所でもあります。廃線跡(立入禁止)も見ることが出来ます。歩くのはツアーとかじゃないと出来ないみたいだけど。
カラミ煉瓦防火壁だったかな?火事があった時燃え広がらないようにしたものですね。
社宅跡とかにも、立派なものが残っているので、見て回るのもよいかも。
途中にあった廃墟。最近まで倉庫として使っていたらしく、いい感じに保存されています。味のある住宅廃墟、大好き♪(*´ω`*)
この他にもいろいろ写真があるのですが、割愛しますね・・・
とにかくゆっくり駅方面へ歩いていって。
大体12:40ぐらいに間藤駅到着。駅までの距離はかなり長かったけど、歴史建造物がいっぱいあるし、集落の説明とかいっぱいあって飽きなかったよ~
さて。ホーム端っこに座り込み、コーヒー飲み飲み、電車を待ちます。
20分ほどで、てこてこやってきた列車は、相変わらずレトロないい雰囲気。
でもアテンダントさん、いなくなったんですね・・・車掌さんもビジネスライクな感じ・・・寂しい限りです(TOT)
5年前訪れた時は、ローカル線だぁ~!って感じで。とても楽しかったイメージがあったのですが・・・残念💦
間藤駅 13:28発 → 通洞駅 13:33着 (わたらせ渓谷鐵道 ¥190)
なんかここの駅員さんも、ちょっと愛想ないですなぁ・・・まぁいいや。
なぜここで下りたかというと、割と今回のメインイベントと言っても過言じゃないほど、私的に行きたいところがあるわけで♪
これから、足尾の公害の最前線?を見に行きたいと思います!
写真でいうと右手方面。足尾方面といえばいいのかな?
最初の踏切は、立入禁止なの。これがあの池につながる道らしい。
その先の踏切渡って、右にある筋道(沖縄方言でいうと、すじぐぁ)を登って行きますの。お寺方向じゃないほう。ちなみに写真右手当たりに数台路駐出来なくもないと思うけど、ご近所の方に、一言断ったほうがよろしいかと・・・
詳しい行き方の説明は面倒なので、ざっくり。
行きたい人は、Google先生に教えてもらってね♪(*´ω`*)
赤テープはあんまりないので、踏み跡たどって上に登っていきます。意外と急登!
途中にある目印。
某サイトの方いわく「悪魔合体に失敗したような像」だそうですwww
私も見た瞬間、背中がゾクッとしました。
人の首がなくなっているのも怖いけれど、その前に、この不気味な動物なによ?
って、家帰っていろいろ調べた結果ですね。
猪乗り勝軍(将軍)地蔵の劣化版ではないか?と私的には思っています。
愛宕神社系列の神様?なのかな。勝利の地蔵様ですね。
しかし、拝んで付いて来られても怖いし、拝まないでバチが当たっても怖いし・・・
なかなか微妙な気持ちになった地蔵様です。
で、一体私は何をしているのかというと、これを見に来たのよ。
簀子橋(すのこばし)堆積場。鉱滓ダムってヤツですね。
簡単にいうと、重金属や有害な化学物質を含むスラグ類を沈殿させて、水分と分離させているところ ですかね。水は無害化処理していると思うのだけれど、施設が見当たらない・・・
まだまだ多くの汚染水が存在しているという事実を知らなかったし、なにより、通洞駅から山道歩いて30分ほどの街の近くに、こんなところがあるなんて・・・
足尾の鉱毒事件はもう過去のものと思っていたので、とても驚きでした。ハゲまくってた山肌も、緑化運動のおかげか、少しづつ復活してきているのにね。
銅山の施設は赤錆にまみれて、ゆっくり朽ち果てていくのに、これらの負の遺産はずっと残っていくのかぁ。
なんだか複雑な気持ちになったら、グゥーっとお腹がすいたので、汚染水タップタプのダム湖見ながら、菓子パンもぐもぐ・・・
実はここ、意外と景色良くって。登りごたえもあるし、良い山だなぁ~なんて(苦笑)
調べたら、備前楯山のバリエーションルートの一つでした。ほぉぇー
今度、この先、行ってみようかな?
サクサク下山してきたら、招き猫がいい感じに鎮座されてましたwww
一応目印として写真貼っときます。
さてと。
バスの時間まで、お待ちかねの足尾廃墟ツアーじゃ~!\(^o^)/
わーぃ♪ ちなみにコレ、車道から全部見れますよん♪
通洞動力所。赤レンガがいい感じです♪
トロッコ列車かな?廃なものに囲まれながら、進む列車も素敵ですねぇ。
通洞変電所
新梨子油力発電所
ここはずっと来たかった場所です。ネットで内部の写真を見た時は、震えました・・・
今は入ることが出来ませんが、外からで十分♪
てか、中庭から白いワンピースの女性が右から左へ走っていった姿を見たんですが、中に人の気配ないんですよね~あれ?住んでる・・・人とか??(汗)
まぁ撮影のためにこっそり入った人か、呪いのために走り回ってる貞子さんだと思いますけどね。
このあと観光協会に寄って情報を仕入れたら、銅山観光はしないで帰ります~♪
写真では閑散としてる感じですが、思った以上に人がいます。ちょっと安心。
時間がないので、今回はパス。
機会があれば、いつか銅山観光も改めて行ってみましょうかね。大人になったからこそ、わかることもあるし。
十二分に足尾も満喫したことだし、バスも来たことだし。
帰るとしましょうか。
銅山観光前 15:35発 → JR日光駅 16:40ぐらい着(日光市営バス¥1180)
思えば、日光から歩いたし。いっぱい観光もしたので疲れが・・・
バスの後ろでのんびり爆睡していたら、あっという間に駅へ。うぉぅ、、、ヨダレが、、、💦
てか、駅についたら、見たことのない形の電車があって、テンションMAX!
ぬぉ!むむむ~!まさかの~!
四季島だぁぁぁ~!おぉ!初めて見た~!
左は高級リゾート列車四季島。右が私が乗る鈍行・・・そして奥には東武鉄道!
撮り鉄でもないけれど、ちょっと張り切って撮ってみました!
しっかし、四季島のデザインは本当に異様というか、本当に不思議な感じでした。私はあまり好きではないかも💦
でも小さい窓から溢れ見れる車内は、暖色系の淡い光に照らされていて、とってもハイセンスで素敵なオシャレ空間が広がっている感じでした♪
でもまぁ、ボロっちい鈍行の方が、私は好みですし?そもそもお高いので、乗ることもないけれど・・・
とりあえず、万歳三唱でお見送りしてから、鈍行で帰りんこ♪
というわけで今日は終了♪
ちょっと午前中は危ない感じでしたが、午後の足尾観光は想像以上に楽しく。
足尾はまた時間を取って来てみたいなぁなんて思いました。
なにせ、小滝地区もまだ見ていないし、その前に温泉入ってないし・・・
足尾なんてホント、小学校の遠足以来、来てない人多いのでは!?
廃なものが好きな方は、たぶん好きになると思います。ぜひ、足尾の山に行かれた際に、観光もしてみて欲しいなぁなんて思いました。
あと、一応最初の予定では、足尾に到着したあと、鹿沼に抜けようと思っていたんです。関東ふれあいのみちNo.2の「修験行者のみち」ルートですね。通洞駅付近から鹿沼の古峰神社へ抜けられるので、便利だなぁなんて。
私は足尾まで下りてくるだけで必死だったので無理ですが、やってみたい方はぜひ。
あと半月峠から足尾っていうルートもあって、これは結構人通ってるみたいです。
一応、まとめておくと・・・
「栃木の峠 峠でたどる暮らしと文化 桑野正光著」によると、阿世潟峠は【日光神領足尾と中宮祠を結ぶ峠】だそうで、足尾と中禅寺湖畔を結ぶ唯一の道だったそうです。
勝道上人が中禅寺を開いてから、勝道上人や修験僧が開いた道とのことで、祭祀供奉などが足尾から日光まで運ばれた古道でしたが、銅山の煙害によって樹木の枯死のため崩落が進み、大正9年(1920年)の豪雨によって通行できなくなってしまい、廃道に。
そのかわりとして、すぐ近くの半月峠から足尾までのルートが開削されたそうな。阿世潟峠ルートと比べると、若干高低差が高かったけれど、ちょうど、明智平に索道が出来たり、銅山観光始まったりとかで、観光メインで大勢の方々が行き来したようです。
なので、昔は茶店も4軒ほどあったのだそうで。
あと「足尾山塊の山 岡田敏夫 月山書房 昭和63年7月」には、より詳しく書いてあるのでご興味がある方、ぜひ読まれてみてください。
半月峠から足尾ルートは、今でも歩いている人がチラホラいるらしいので、今度やってみようかな。
とりあえず、行ってきたよ~という報告でした。
行く方は自己責任で本当にお願いします・・・
さて、最近無謀な山行ばかりの私ですが、来週もいろいろ暴れる予定。
来週は男性2名のバックアップがあるから、がっつり楽しむよ〜♪(*^^*)
【紅葉は来週】根名草山に登ってきたよ【ピストン】
根名草山途中のヤセ尾根から、白根方面を望む山友さん♪
3連休唯一の行楽日和は、初めての金精峠から根名草山へ行ってきました。
意外と登りごたえもあるし、距離もいい感じ。初めて登りましたが、なかなか良い山ですね。根名草山&温泉ヶ岳。日光澤温泉へ縦走出来るってのも魅力だよなぁ・・・
というわけで、簡単に報告っと。
いつもどおり、YAMAPはこちらよん♪
サクサク登ってきた割には、次の日はけだるい疲労感が残って何も出来なかったわ・・・最近、どんどん寒くなってきていて、衣替えしたかったというのに。
○4時半集合 金精峠6時ちょい前到着
さすが3連休!すでに駐車場は満杯。
山友さんが「やばいかも?」と早めに到着するようにしてくれて助かった・・・
ちなみに下山してきたら、道反対側の工事現場やら、手前の広場みたいなところにも車が・・・これ、危なくないかぃ!?
私が今まで金精峠を避けていた理由は、実はこんなところなんだよなぁ。
というわけで、初金精峠。どえれぇ人が多いっす。
金精山を見上げる。金精様って名前がつくところって、だいたい急登よね。
そして金精様ってアレですよね。アレ。まぁ私には関係のない話なのだけれど。
(察してください💦)
まぁとにかく、最初っからの急登続きな上に、ホント道悪いんですよ〜(TOT)
早朝、まだ寝ぼけた身体に、この急坂はホントきつい。人も多いから気を使わないといけないし、もうなんかヤダ!(;O;)
でも登りまくって、お堂のところに出てくるとこの景色♪たまらん♪
金精様。子宝の神様でしたっけ?
山友さん、かなり昔に扉を開けたことがあって(以前は固定されてなくて、自由に開けれたそうな)、「なっかなかご立派なものがありましたぜ」とニヤリ。
さてと。根名草方面へレッツゴー!
ほとんどの方々は白根方面へ向かっていました。猿山化する本白根山頂が目に浮かぶようだ。
この先も急登でないものの、上り坂が続く・・・
ゼィゼィ言いながらゆっくり登っていくと、丸沼とか菅沼が見えてくる。ナイス~♪
1時間ほど歩くと、温泉ヶ岳分岐に。
山頂まで往復15分とのことなので、さくっと行ってきます。
ガスってしまった・・・(TOT)
とりあえず山頂からの景色。
切込刈込湖が見える~意外とあのハイキングコースも良いよねと山友さんと。
群馬福島側はなんかガスったりしてて、ちょっと微妙な写真しかないです・・・
ここまででも十分眺めもいいし、山頂にはご飯食べるところ、あるし。平日のんびりしたいならいいところだなぁなんて思いました。
だけど、せっかく朝早く起きたし!てかまだ朝8時だし!先行くよ!
ここからちょっと紅葉してる感じのところがチラホラ。来週再来週あたり見頃かも~
なんかちょっと可愛い場所に遭遇。良いね、こういうところ好き。
ちょっと笹の中をトラバースしたりするけれど、気をつければ特に問題なし。
あとは苔むすいい感じの山道をテクテク歩いていく感じですよん。
金精峠だけに、なんともエロスを感じるキノコに遭遇。山友さんと思わず苦笑いwww
金精様〜と拝んだとか拝まなかったとかwww
中年エロス満載な山行になってしまった💦
温泉ヶ岳から根名草方面は、ぬかるんでいたり、道が崩壊して巻道が作られていたりと、ちょっとイヤンな場所が多くなってきます。
このキノコはエロくなーぃ。秋の腐食シーズンだね~♪キノコは見てるだけで楽しい。
念仏平避難小屋。とっても綺麗です。(温泉ヶ岳から40分ほど)
噂によると、ここに泊まることを目的に来られる方もいるのだとか?
しかし縦走するにしても微妙な位置にあるんだよなぁ・・・
いや、非常事態の際に使うためのものですからっ!目的が違う!(汗)
素晴らしい秋の青空♪(*´ω`*)
濃緑と枯木の白と、空の青さのコントラストがなんとも言えない!
ルンルンと行きたいところだが、先日の台風による倒木が行先を阻む・・・
朝露のエロスまとったキノコがなくなってきてしまった・・・(TOT)
山頂近くは赤く紅葉してる木々がチラホラと。
というか、意外と登ってますよ。息上がってマス!でもそこまで辛くはないかな?
山頂近く、ヤセ尾根のところからの景色。
ここが一番綺麗だったかも。山頂行ったら、引き返すといいかも。
群馬側の菅沼かな?見ながら山頂へ。
ハィ!到着。
なんかねー山頂はイマイチだね。ここ。
山頂踏んで、次に向かう人が多い理由がなんとなくわかりました。
景色が木々に隠れて、ちょっと残念ではあるけれど、食べるスペースはあるよ。
のんびりここでランチタイムっと♪
平日だったら、山頂手前の、ヤセ尾根あたりの景色が良いところで食べるのが良いかも。。。
てなわけで、なんだかんだで50分ほど休憩してしまった。
団体さんがワイワイちょっとうるさいし、帰りの日光市渋滞も気になるので早めに帰る!
帰りのヤセ尾根のところからの眺め。ここがやっぱり一番よい。
遠くに本白根山を望む。。。なんか山友さん、白根目指すぞ~みたいな感じになって格好良い♪www
帰りは黙々と・・・
登り返しが意外とキツい~!
苔の庭園を歩いているみたいな感じのところを・・・
テクテク歩いて、歩いて。
金精山のモッコリそそり立った山肌が見えてきたら、金精峠はすぐそこ。
(by 中年エロス)
金精様のお堂のところに座って、少し休憩。
歩いてきた温泉ヶ岳方面を望む・・・
やっぱり日光って良いところだなぁってしみじみ思えた山行でした。
最後まで天気に恵まれてよかった♪
さて、あとは金精峠から駐車場までの急登を気をつけて下ります!
本当に気をつけて下りないと、崩壊してしまった木の階段が、とにかくツルッツル~♪滑落してケガしてる人多いらしい。
特に車が見えて、気が緩んだ瞬間、踏み外すんだとか。(湯元ビジターセンターの方談)
てなわけで、ゆっくり下りてきたら今日は終了!お疲れ様でした!
帰りに湯元ビジターセンターに寄ったのですが、とにかく人が多くて駐車スペースもない!(激汗)
サクッと用事を済ませたら、とっとと帰りました~!
帰りの日光市内が大渋滞で(いや紅葉シーズンに比べたら屁でもありませんが)、あー疲れた!
皆さんは、どこの山に行かれましたか。
渋滞はどんなだったんでしょ?
当初那須岳方面を狙っていたのですが、縦走イベントなるものを開催していると聞き、急遽こちらになりました。
矢板とか狙い目かなぁ~?
でもまぁ、天気悪いみたいだけど、来週からの紅葉シーズンが楽しみです♪(*´ω`*)
山だけでなく、地域のイベントもいろいろあるので、帰りに寄ることもできるし♪
今年は、社山から足尾に抜けて、そこから鹿沼古峯神社へ抜けようと計画中。
今年の秋も楽しみ♪(*^^*)
【長距離】女峰山栗山野門ルート【敗退】
女峰山栗山野門ルート途中の、山の神様へウートート・・・
本当に無事に下山出来てよかった!と心の底から思えたほど、とにかく長くて・・・
もぅとにかく、長くって!長くって!本当に辛かったこのルート。
でも人の気配のない苔むした山道を、ルーファイしながらドキドキ歩くのは、やっぱり良い♪(*´ω`*)
今回も地味に、いろいろあったけれど。とにかくテクテク。歩いてきました。
てなわけで。2年前、栗山ツアーで行ってきたんですよ。ここ。
この時は「楽勝♪」って思ったのよ。なぜか。
ガイドさんの後ろを歩くだけだったので、頭も全然使わなかったし・・・
それで「下から(野門集落から)登ったらどんだけ辛いんだろう」「次は自分の力で歩いてみたい!」という気持ちが徐々に湧き上がってきて・・・
そんな時、両部の滝でお世話になったkon兄から、山のお誘いがありまして。
説明したら興味津々だったので、直前でしたが、サクッと行ってきました!
いや、全然サクッとじゃなかったんですけどね・・・(TOT)
てなわけで、このルートに興味津々。行きたい!って思っている方多いと思うんですけど、私の携帯GPSはアホなので参考にしないで、ちゃんと別途調べてね。(帝釈山踏んだのに、手前までしか拾えてないし・・・(TOT))
そして本当に長いです。帝釈山敗退と言えども、往復24.3km。11時間以上歩いています。もちろん普段、人いないです。何かあっても誰も助けに来てくれません。
少しでも不安がある方は、【栗山ツアー】に参加しましょう。
いやね。ホント下から歩いて、心の底から思ったよ。。。ツアー最高!って。
とりあえず役にたたないGPS軌跡はこちらからどうぞ。
女峰山 栗山野門ルートにて(帝釈山にて引き返し) | |YAMAP
朝もやの野門地区。
ちなみに宇都宮の自宅は3時半に出発。kon兄は県外から参戦なので、夜の1時・・・いやはや、本当に遠いところから、ありがとうございます(汗)
さて、集落の中に公衆トイレがあるので、そこで身支度整えて・・・いざ!
ツアー以外では、こちらから出発です。立入禁止なので、この先車で入っちゃダメです。
30分ほどでゲート到着。唐突にスピーカーで「駐車ダメ」って言われてビクっとしたわ。。。工事関係者さんに迷惑かかるので、迷惑駐車はやめようね。
とにかく長い車道歩きを、kon兄と楽しくお話しながら登っていく・・・
一応、高低差500mぐらいあるんじゃなかったかな?
途中にある鳥居からショートカット出来るのですが・・・
寝ぼけて方向間違えて、微妙に失敗するの巻。まぁ良くあることですよね。
車道横にあるボロボロの展望台から、布引の滝を望む・・・
ガスってない状態で見るの初めてかも!やっぱりキレイ。
ここまで来たら、車道終点はすぐそこ。
7:00 布引の滝ハイキングコース入り口 到着
kon兄との予定兼ね合いで、ツアーと同じ日に決行となってしまいまして(汗)
ちょうどここで、ツアーの片方と合流。
わかっちゃいるけど、ツアーは車でスイ~っなんだよねぇ。ハァ・・・(泣きたい)
さて、事務局のアオヤマさんやガイドの坂内さんに軽く挨拶しつつ、小走りに過ぎ去ります!だって、帰りのことを考えると時間ギリギリなんだもん!
そんでもって、やっと山っぽくなってきた~とkon兄と喜んでいたら、倒木が道を塞ぐ・・・
どうやら先日の台風で倒れたらしい。こんなところが4箇所ぐらいあります。
でも比較的歩きやすいんですよ。このルート。
布引の滝分岐から。滝がこんなに素敵に見えるなんて!めっちゃ誘ってくる~!
紅葉シーズン、絶対行くから!もぉ~!!!(TOT)
山神様へウートート。無事に帰って来れますように・・・(いやホントまじで)
その先にあった地蔵様。 多くの神々に見守られている感たっぷりです。
余談ですが、このkon兄のカバンについてる、山のタペストリー。
私の手作りです。ときどき、山で出会った人に差し上げてます~
大量には持ち歩いていないので、ちょっとしかあげれないけど・・・
もらったら、いいことあるよ!たぶんね~
この先は、苔むす素敵な場所をテクテク歩きますが、石がツルツル滑るので気をつけよう。
要所要所に赤テープがついているので、とてもわかりやすいですが、気づくと周りは倒木だらけだったり。。。この木々もすぐに朽ち果てて、苔に覆われて行くのでしょう。
たぶん、ハイキングクラブとかが定期的に歩かれているのかな?
看板もちゃんとあるので、迷うことはたぶんないです。
こんな私が先頭に立っていたって、道間違えないぐらいなのだから。大丈夫なんだけど、一歩間違えたら遭難→誰も助けに来てくれない。なので気を抜いたらダメ。
途中にあった、飯場跡だったかな。
昔の人間臭いものが残っています。
ビールケースも転がっています。
昔の土管など、とにかく山奥なのに、人間臭いものがいっぱい出てきて、それはそれで楽しい。
昔車が通ったような跡が、自然に還りつつあって、植物が生い茂ってるところを突き進む。藪漕ぎほどじゃないのだけれど、蜘蛛の巣がいっぱいで、木の枝振り回して先に進む・・・
このルートをやりたい方向け情報。このドラム缶と赤テープがショートカットの目印です。
9:50 富士見峠到着
集落から4時間半かかった・・・
kon兄は以前、小真名子山方面から降りてきたことがあるそうです。男性は体力あっていいなぁ。
しかし人の気配がまったくないのに、だだっ広いことが不思議だったのですが、無人交易所があった場所だそうです。
すんません。「栃木の峠」という本に詳しく載っていたんですけど、メモ忘れました。あとでちゃんとまとめます!しばし待たれよ!
てか、kon兄にも「富士山ってここから見れるの?」とか聞かれて全然わからん!
思えば、富士見峠って全国各地にあるような??
※2018.09.22 富士見峠について、ページ一番下に追記しました。
今日は、朝からkon兄に餌付けされてます♪(*^^*)美味しいものを、次々口に入れてくれる♪年上男性に尽くされるのも、悪くない!
さて、差し入れのレモン牛乳シュークリームで一息ついたら、帝釈山までの高低差400mを一気に登るよ!
うがー!結構な急登やんけー!
しかもさすが体力有り余るkon兄、先にどんどん行っちゃうし(TOT)
もう全然体力残ってないし、無理だ!と思って、つい『アミノバイタル』に手を出してしまったのですが、、、
どうやら、私の身体には合わなかったらしく。
この直後、手先が急激に冷たくなって、心臓が動悸??飛び上がってるみたいにドキドキして、もうなんだ?これ??
息がとにかく苦しくて、過呼吸状態だったけれど、とにかく山頂まで歩く!
11:30 帝釈山 山頂 到着!
想像通り、ガスガスってます~(TOT)
そして心臓が表現しようのない、動悸??初めての感覚なので、ややパニック気味に!うわぁぁぁぁ・・・・!
深呼吸して、少し休んだら落ち着いたので、とりあえず栄養補給とな。
ここでkon兄と相談して「お互い初めての女峰山じゃないし、眺めが良い時にまた来よう」ということで、撤退を決心。雨も降り出してしまったし、時間的にも体力的にも限界でした。そうだ!生きて帰ろう!!
そしてここで、ツアーの方々と合流っと。ガイドさんの後ろから、元気な地元の中学生2名ががジャンプしながら山頂へ♪(*^^*)
さすが生きがいいねぇ〜
そして、私をご存知の方々もいらして、とても恥ずかしかったです💦
バレたぁ〜!(。>﹏<。)
でもブログ見ていてくれて、とても嬉しいです。地味に頑張ります!
思わず、山タペストリーを手持分、全部配りまくってしまったわ(笑)また作ろうっと♪
いっぱい元気貰いました!
ありがとうございました!\(^o^)/
もっと皆さんといろいろお話したかったけれど、時間制約があるし、何より日没が怖い、、、
早々に撤退します!
12時 帝釈山より下山開始
ここから先は、雨に降られて全身ずぶ濡れ・・・
カメラも出せる状態じゃなかったので、途中まで写真ないです。
下山2時間ほどすると、天気がだいぶ復活してきて。
なんとも言えない幻想的な雰囲気が、あたりを包み込みます。
苔むす散歩道が、一瞬だけ、もののけ姫状態になって、ちょっと感動・・・
白くて丸いキノコが、コダマに見えるのよ。霧もいい感じだし。
これが見れただけ今日の収穫アリです♪写真では伝わらないのが残念なのですが。
途中2時間近く、キツくて無言になってしまい、かなり心配かけてしまいました・・・ごめんね。kon兄。
話すと、口から心臓が飛び出しそうだったんです。いやマジで。
山神様まで帰ってきたら、あと少し♪
ヤマブシタケっぽぃけど、不安なので食べない。
ちなみにマツタケ、何個か見つけたけれど、怖いのでそのままにしちゃった・・・
今年は豊作らしいけど、そこまではなかったような??
そしてキノコ類は独学なので、チタケ以外は怖くて食べれない私。
なんだか、ちょっとエロスを感じるキノコを撮影したら、工事現場の音が聞こえてきました~やった~!助かったぁ~!
15時 布引の滝登山口到着
お疲れ様でした!と言いたいところだけれど、我々はまだまだ先があるのです。
集落まで1時間ちょい、車道歩きしますよ~
無職の金無ビンボーさんなので、仕方ないやね~(´・ω・`)
(kon兄は違う。私だけな。念の為)
長い!と文句を言いつつも、シャキシャキ歩くkon兄。
この長いルートでは、とにかく話さないとやってられなくて。だんだんネタがなくなり、個人情報タダ漏れぐらい、いろいろ話してしまった・・・
私達、仲良くなれ・・・ました?(^_^;)
しかし7歳も年上さんだったとは。若々しく見えるわ。兄さん。
お互い幸せ見つけれるよう、がんばりましょう♪
16時15分 野門集落駐車場到着
うぉ~!!!やっとついた!!!11時間ほぼ歩きっぱなしでしたが、無事到着しました!
泥だらけの汗だくなので、開運の湯に直行したいけれど、その前に寄るところがあります!
集落の中にある、栗山東照宮へ。
3連休の中日なので、県外から泊まりに来てる方がチラホラと・・・
ここは、本日歩いたルートと深い関係がある場所なのです。
戊辰戦争の際、日光東照宮から運び出された御神体が、こちらに祀られているのだとか。詳しい説明は面倒なので、リンク貼っときます!チェッキラ!
どうして栗山に「東照宮」があるのか? 栗山東照宮 野門地区 | 5秒でくりやま
栃木県内には、戊辰戦争時代の石碑や跡地がいっぱいあるので、それをたどるだけでも面白い。
でも私としては、徳川埋蔵金がある!と言われた方が、もっと興味が湧いたと思う。
というわけで今日は終了!
帰りに開運の湯でゆ~っくり汗を流して。
静岡からキャンプに来てた美人妻と、のんびりお話しながら、温泉で温まって♪(*^^*)
ご飯食べたら、ばたんきゅ~!で眠りにつきましたとな・・・
総距離24.3km 消費カロリー約4300kcal。
途中敗退ではあったものの、頑張った自分を褒めたいと思います。
行きたいと思った奇特な方。
まぁ参考にしてくださいな。そして頑張って行ってくださいな。
そして、車道歩きの地獄を味わうがいいよ・・・
とりあえず、途中で見た布引の滝が忘れられないので・・・
またあの、車道歩きするのかと思うとしんどいけれど。
紅葉シーズン行けたらいこうっと。
★補足★
栗山ツアーで参加された方は、元気に女峰山行かれたようです。さすが!
ガイドの坂内さん、やっぱり頼りになる男やなぁ!アッパレ!\(^o^)/
しかしこれを見て思うのは、やっぱりあの車道歩きがネックだということ。
日没のことを考えると、女峰山踏むのは現実的に無理だったし(踏むのであれば、速度を上げるか、日の出前から歩くしかない)、そもそも体力が持ったかも微妙なところ。
その前に、野門地区から女峰山に行って帰ってくるというのが、現実的に不可能に近いのか!?
一応言っておくと、特別許可もらって車道歩きしないで行くこのツアーでも20km近く歩くので、普段から中級レベルを歩いている人じゃないと、到底歩き倒せないです。
ツアーなのに、超しんどい。まさに【修業】。まさに【秘境】。
でも私が思うに、一番簡単に女峰山に行けるツアーなんですよ。高低差も一番少ないですし〜
ご興味がある方はぜひ栗山ツアーで・・・(と、まったく関係ないのに宣伝w)
※富士見峠について
今回歩いたルートは、昭和10年代に川俣から今市や日光抜ける道路が出来るまで、日光と栗山を繋ぐ重要な道でした。あまり作物が育たない栗山において、生活に無くてはならない食料品を手に入れるためには大変重要な道でありましたが、栗山野門(今回スタートした集落)から日光(裏見ノ滝や田母沢の寂光滝あたりの集落)まで「登り三里下り三里」と言われ、片道七時間は要したそうです。(もちろん日帰り無理だから泊まらないとならず、元が取れない)
あまりの距離に、この峠の広場に無人の集荷場を設け、日光からは日常生活に欠かせない米や塩などの食料品、衣類や農具などの生活物資を。栗山からは日光下駄、杓文字の木地、炭などを持って行き、人を介さず物品だけを交換していたそうです。
交換っていっても、代金の精算や品物の注文は、間を取り持つ人がちゃんとして、間違いなく取引が成立していたというのだから、すごい。
もちろん、栗山だけでなく会津檜枝岐から帝釈山の引馬峠を経て、漆などの特産品も運ばれていたそう。おぉ・・・引馬峠かぁ。馬坂峠といい、栗山の峠は熱いな。
何より驚いたのは、これら品物を運んでいたのは女性だったということ!
わーぉ。昔の人どんだけ~私無理かも。
あとネットで調べていて、なんとなく気づいていたけれど。
この道が使われなくなった後は、ハイキングコースとして利用されていたそうです。
は、ハイキングとな!?
片道10km以上あるで??高低差1000m近くあるで??
昭和時代の登山ブーム、恐るべし。
とりあえず、栗山野門から富士見峠までの道は、女性が歩いた道ということですから、男性だけでなく、ぜひ女性も歩いて見て欲しいなぁって思いました。
あと「富士見峠」の名前の由来は結局不明なのだけれど、男体山が日光富士と呼ばれることもあったようなので、男体山が見えるってことなんじゃないかと、個人的に推察。
でも以前太郎山登った時に富士山見えたので、見えなくもないのかもしれない。いやぁ・・・でも、見れなくなぃ!?
ご存知の方、ぜひコメントください・・・
参考資料
栃木の峠 峠でたどる暮らしと文化
桑野 正光著
【番外編】熊の皮をなめす【備忘録】
ひょんなことで、熊の皮を一頭分いただけることになった。
うふふのふ~♪(*´ω`*)
が。喜びつかの間、我が家の小さめのストッカーでは、足がちょっと出てしまう!(TOT)
仕方なく冷蔵庫へ移動して、考え抜いた結果。
ちょうど仕事していないし、時間はたっぷりある。
しかも台風来てるし、風と雨で臭い打ち消してくれそう。
つまり。
今、なめす時なんじゃないか!?その時なんじゃないか!?
と思いたち、2日間でいろいろと下調べ&準備し、そくささと作業開始してみました。
で、忘れやすいので、備忘録として軽く公開してみます。
一応伝えておくと、夏場は腐敗しやすい。
だから絶対、やらないほうがいい。
でも。
楽しかった。
熊がこんなに可愛くて、キュートで。でも大きくて。
オスだったからか、完全にぞっこんLOVE状態になっていた。
LOVEすぎて、脂肪部分取りすぎた(TOT)
とっても大変だったけれど、妙な達成感に満ちあふれて。
どうしても自慢したかったので、すみません。番外編でUPします。
写真もいつもよりかなり小さめにしました。
※この先、ややグロい(?)写真が出てきます。苦手な方はスルーお願いします。
一応注意としては、動物が違うと、脂の付き方も全然違うので。
鹿とか脂少ないし、あとは皮を剥いでくださった猟師さんのクセとかもあるので、行程はそのたびに変わる感じかな。
あと、本当に適当なので。
「皮なめし」 で見に来てくださった方。参考にしないで、へぇ・・・って思うぐらいで止めた方がいいかも。たぶん失敗する気がする。
○用意したもの
・熊の皮(高原山産。肉取り除き塩漬け後、冷凍されたもの)
・ナタとか包丁(脂肪など取り除くために必要)
・刃物研ぎ石(とにかくすぐ切れなくなる)
・毛皮が入るぐらいの大きめのコンテナBOX(これで皮を洗ったり、ミョウバン溶液につける)
・塩 2kgほど準備
・焼ミョウバン 40g×8袋
・水 15リットルほど
※今回は毛付きでやります。鹿とかで毛抜たい方は、アルカリ性の石灰なんかで毛を抜くらしい。その方法は別途調べて。
○解凍して塩抜きしたら、脂と肉を取り除く
※いろいろ方法はあるけれど、これは私がネットで調べた情報と、知り合いの猟師さんからの情報を適当に合わせて、自分なりに考えてやってみたもので、間違いは絶対あると思う。
熊の皮はまんべんなく塩漬けにされて冷凍保存されていたものです。塩は、保存の意味と虫出しの意味があるそうです。冷凍されているので、ダニも死んでいて、超助かりました。
なおこれは、とある猟師さんからのご好意で、丸々一頭分、いただたもの。猟師として登録して、いろいろな方々に顔を売りまくったからこその成果ですな。
ポリ袋でグルグル巻の状態でいただいたので、そのまま冷蔵庫でゆっくり。
2日かけて解凍したら、水に漬けて軽く塩抜きして、とりあえず広げます~
(塩が入っていると、肉がしまってやりにくいらしいが、よくわかんなかった)
宇都宮の住宅街に、獣現る・・・
風呂場でやりたいが、熊サイズとなると到底無理なので、庭先でやることに。
とりあえず家にあった長い板を利用して、お肉を削ぎ落とします!
手足もついていて食べれるとのことでしたが、作業後は疲労困憊で調理しきれず・・・
畑の栄養として埋めました。熊、すまん!
ナタと包丁で肉をそぎ落とす。とにかくすぐ切れなくなるので、包丁研ぎまくる。
どこまでやったらいいのか全然わかんなくて、とにかく四苦八苦。穴も空けまくり。
たぶん、左の黒い部分はやりすぎたんじゃないかと思っている。
ネットでは「切れない専用の包丁で、ゴリゴリやる」とありましたが、全然無理なんですが・・・(汗)熊は規格外なのかもしれない。
あとは顔の部分がとにかくヌルヌルだったのと、皮の端っこの脂が取れなくて、最終的にはダイソーのキッチンバサミを使った。
1日じゃ到底終わらず、2日目突入。これは1日目終了時の写真。一応、腐敗防止に1kgの塩で漬けて、次の日へ持ち越しと。
2日目は顔部分をなるべく残したかったので、綺麗に軟骨取ったりと、細かい部分で大変でした。
ので、
まぁもちろん、指負傷しましたよ。1日目は血が止まらず終了したようなものです。
ただ、熊の脂が保護してくれたおかげで、手は荒れませんでしたが。
刃物の扱いは人より慣れているつもりだったけれど、全然ダメですな。私。
体力の限界まで肉を取ったら(猟師さんも言っていたけれど、脂肪をひたすら取り除くため、腕が限界になる。己の腕力との勝負)、洗剤で揉み洗いします。本には、洗剤で4回洗って、最後は洗剤と塩混ぜたものに一晩置くとか書いてありましたけど、私は面倒だったのと、そこまで汚れていない感じだったので1回のみ。皮の油を除くように・・・丹念に洗います。
たぶん、皮についてる汚れとかそういうものの状態により変わると思う。
洗剤洗い流したならば、水を切って置いときます。臭いも消えるので、ホッとします。
(ので、しばし休憩)
○ミョウバン溶液につける。
というわけで、皮→革へ変貌とげるための処理へ。
ミョウバン溶液につけて、表皮にある繊維タンパク質を変性させて安定化させていきますよ。
ミョウバンと塩を直接皮に擦り付けて、新聞紙で包んで・・・という乾式もありますが、水に漬けたほうがまんべんなく鞣せるのと、ミョウバンの量が少なくて良い感じだったので、こっちでやりました。教えてくれた猟師さんも、溶液漬け派だったし。でも毛が抜けやすいとか、液が腐りやすいとかデメリットもあるらしいから、好きな方で。
で、この配合がいろいろ調べたけれど、よくわからない。
こちらのサイトを参考にすると、1リットルあたり、ミョウバン25g 塩40gだそうな。
そもそも生ミョウバンと焼ミョウバンがあるところから、頭悩ませてくれますわ。
焼ミョウバンってのは、生ミョウバンを炒って水分量飛ばして、水に溶けにくくしたもの。保存しやすい形にしてくれたって感じですかね。
ネットで、100g焼ミョウバンから、250gのミョウバンが・・・とあったので、簡単に焼ミョウバン×2.5が生ミョウバン相当量ってことで計算しましたが、当たってるのかわからん。そして、上記サイトのミョウバンが焼きなのか生なのかもわからん。
なので、とりあえずこの量でやってみた。
焼ミョウバン 200g(生ミョウバン換算 500g ただし私理論による)
+ 2日後追加 焼ミョウバン 80g(生ミョウバン換算 200g)
+ 5日後追加 焼ミョウバン 40g(生ミョウバン換算 100g)
塩 1kg(500gだと途中腐敗臭が。残り全部突っ込む。濃度10%以上だと雑菌増えない。ちなみに、20%以上は飽和して塩溶けないそうです(友人談))
水 15リットル弱ぐらい?(熊の皮がまんべんなく、液体に浸かるように)
※60℃のお湯で漬け込むーとか本に書いてあったけど、すぐ冷めるのにどうやって漬けるんだろう??これは今後の調査課題ですね。今回は夏に漬け込んだので、溶液温度が45℃以上をキープしていたので、良しとしました
あと熊の毛にもともとついている水分量どうすんだ!とか、細かいところが気になってしょうがない。なるべく取り除いてからがいいんだろうなぁ。
燒ミョウバンは溶けないので、必ず熱加えて溶かす。ただ直前にやろう。酸性なので鍋が溶けます。古い雪平鍋がダメになった・・・(TOT)
上記のミョウバン量にて、重し入れて約1週間漬け込むと。皮が液体から出ちゃうと、カビるらしいので注意。あと、1日置きに天地がえして、まんべんなく浸かるようにします。それと、蓋があった方が、臭いが外に出ないのでとても良い。
2日経っても固くなっていないようなので、不安になって、燒ミョウバンと塩を追加。
(塩は最初500gだったのだけれど、濃度が薄すぎて雑菌繁殖したような臭いが・・・追加して、塩分濃度10%前後になるよう調整。)
5日目に不安になりすぎて、ミョウバン1袋追加する。(次の日確認したら、革感が出てきていたので、ホッとした。この量が当たりなのか?)
ちなみに、暑さで水が蒸発して、ミョウバン濃度がよくわからなくなってきてるし、あと「手で押すと、形が残ったら変化しているからOK」とか書かれていたけれど、全然そんな感じじゃないし、生っぽぃ感じ。大丈夫だろうと思ってはいるけれど、とにかく初めてのことなので、不安ばかり。腐敗させないようにすることだけを考えていました。
台風来たりと、なかなか外に出せずに・・・
1週間と3日ほど漬け込んで、外へ出しました。
ネットで「漬けすぎると液ごと腐る」と書かれていたので、ちょっと焦りながら外に出しました。今考えれば、塩分濃度が高ければ、ある程度までは大丈夫そうです。
あ。黒い色になっているのは、いろいろ試しすぎて。柿渋タンニンを突っ込んだからです!タンニン入れると黒くなるから、ダメ!絶対!
軽く水でミョウバン液を洗い流してから、板の上に出します。(ここで本格的に洗うと、ミョウバンが取れてしまって、革→皮に戻ってしまうので注意。表面の溶液を軽く流すだけ)
本当は大きいベニア板の上に出したかったのだけれど、そんなものを収納するスペースがない我が家は、10年前に家を解体した時に出てきた大きい板を並べて使用。
なんでも取っておいてくれる母、ナイス!
乾くと、かなり縮むので、それを防ぐために釘を打って広げておきます。
あと、生乾きの時に伸ばさないと固くなるので注意。
なにかうろ覚えの知識で、脂をいれて伸ばすってあった気がして・・・
で、キャノーラ油(普通に使ってるヤツね)使ってしまったんだが・・・
これはたぶん間違いよ。おかげで油臭くなったわ。
なので油脂類何も入れずに、とにかく体全体を使って伸ばしまくって柔らかくする。石とか金属の丸いところとか使って、とにかく皮の繊維を壊すことが大事なんだそう。
3日間乾燥させたら、皮は軽石やサンドペーパーで磨き上げます。地道に人力でやりました。腕が痛い・・・
で、ある程度表面が滑らかになったら、妥協して、削りカスを雑巾で取り除いて。
仕上げにちょこっと脂を入れてあげて。ゴミが落ちなくなったらOKです。
そしたらひっくり返して、今度は毛皮の方・・・
毛の方は、エマールで洗う。最初は油でなかなか泡立たないので、水たっぷりいれて。洗剤もたっぷりれて洗います。
結構毛にはカスが残っているので、丹念に・・・まぁ乾いたらブラッシングするので、その時にも取れるみたいだけど。
本当は、洗わないほうが良いみたい。ミョウバンが溶け出してしまって、皮に戻ってしまうから・・・
でも私は家に中に入れたいというのと、この独特の臭いを消したかったので、洗っちゃいました。知り合いのマタギも洗うそうです。まぁ一応、大丈夫っぽぃよ。
長時間漬け置きしたりせず、手早く洗って、こちらも3日間干しっぱなし。
だんだん面倒になってきたので、釘外して、自転車の上で乾かす・・・
シュールな風景・・・
時々ブラッシングしたり、裏返したり・・・
そして・・・
もっふもふ~♪これがやりたかったんだよ~♪(*´ω`*)
てなわけで、現在は我が家のリビングのベンチに。
座布団代わりにひかれてます~
我が家に来る方は(母の友人含め)、お上品な方はいないので。
親戚や近所の方々などは、皆、面白がって見ていってくれます。
興味津々に見に来るわけでもなく、ただただ寛容して見守っていてくれる今の状況は、本当にうれしいし、ありがたい。
ただ、こういうの嫌な人がいると思うので、人目は気にしないとダメかな。
私もこっそりやってるつもりだったのだけれど、隣の工事現場の人にはガッツリ見られるわ、隣のアパートの人には写真撮られるはで、「警察呼ばれなかっただけ、すごい!」と友人談。
確かに、鞣した後の、この熊革でさえ、露骨に嫌がる方、一応いたしな・・・
次回やる時は、ブルーシートとか木材で目隠しを作って、こっそりやるとしましょう。
とりあえず、小さい頃から住んでいて。近所付き合いが密なところだったので。トラブルもなく終わる事ができました。改めて、ネコかぶって生きてた幼い自分と、常日頃近所と仲良くしてくれてる母に感謝です。
それと、爪は取ってアクセサリーにすると良いと言われたので、このように取りまして。
このまま乾燥させてもいいのだけれど、お肉ないほうが良いとの意見が多数だったので、畑に埋めて、バクテリアに分解してもらうことに。
魔除けになるそうなので、楽しみ♪(*´ω`*)
※12月更新:畑に埋めると骨だけになっちゃうから、やめといたほうがいいよ。
というわけで、頑張ったよ!ってことで。
さらっと流してくれたらありがたいです。
○最後に。
人の意見はいろいろあるので、こういう記事出すとコメント欄が荒れそうだから、悩んだんだけれど。ネットの情報は多様化しているので、見たくないものは見ないで良いような気がするの。
あと私は、命への感謝は心の中でひっそりと。あとはただのモノとして冷静に扱います。供養かねて革にしました~とか、全然思わないし言わないから。
命の問題は答えのない問題で、自分の心で結論を出すしかなく。それを、神などに押し付けてはならないと私は思うのです。
なので、命に感謝し、利用価値があるものを最大限利用させていただくのみです。
批判コメントいただいても、読んで削除しちゃうからごめんね。ご了承ください。
とりあえず、皆が少しでも狩猟の世界に興味を持って、身近に感じて欲しいのと、一般の40代女性のやや都会の人が、思いつきでそんな簡単に猟師でエンジョイ出来るほど、甘くはないんだよ。この世界。
っていうのがわかってくれれば、良しとします。
とにかく熊の皮は大きくて、作業も大変で。鞣した後は、全身筋肉痛になるし。腕バキバキになったし・・・
でもその分、得たものは本当に大きくて。非常に勉強になりました。
慣れてきたら、鹿皮とかでワークショップ的なものが出来たらいいな。
特に栃木県は放射性の問題があって、鹿の皮ぐらいしか有効利用出来ない状態みたいだし。少しは私みたいなのでも、貢献出来たらいいですね。
※あと、ミョウバンなめしとか、タンニンなめしとか追記
革製品を扱っている方はご周知のことと思いますが、普段製品として流通している革は、クロムなめしかタンニンなめしです。
今回やったミョウバンなめしは、個人で楽しむ範囲での皮なめし方法です。
流通している革製品(クロム・タンニン)は永久なめしと呼ばれ、熱・薬品そして保存(細菌)に耐えれるようにタンパク質を変質させたもの。(とあるサイトより抜粋)
一方ミョウバンなめしは疑似なめしとも呼ばれ、変質というよりは皮同士の接合をミョウバンで変化させてる??らしくて、水に弱い特徴があるそうな。(ミョウバンは水で流れちゃうから、元の皮に戻っちゃうの)
猟師さんの腰巻きは、毛の部分を外にして、水を弾かせているので大丈夫なのだそうです。
というわけで、最近忘れっぽくなってきたので、備忘録を残しておきます。
初めてなので、想像以上に時間かかったけれど、次回からは週末利用して作業出来そう。鹿革もこれから安定的に手に入りそうだし、鞣しまくって、いろいろ自分なりに研究してみよう。
実は事情があって、今年は猟師できなさそうなので、まずは有効利用という点で活躍していこうと思います。
天気が良い日はサクッと太郎山へ
小太郎山からの眺め。
やっと暑さも和らぎ、少しづつ秋の足音が聞こえてきた今日このごろ。
ガッツリは登りたくないけど、達成感はそこそこ味わいたい・・・
じゃあ、気軽にサクッと太郎山に行ってみよう!ってことで、行ってきました。
ちなみに6月に行ったときのログはこれ。
この時はお花がいっぱい咲いていて、本当に癒やされたのですが・・・
今回は時期外れで、展望以外に特になく。ちょっと残念でしたがそれでも十分楽しく。週末なのに人の少なめの太郎山を、のんびり登ってきましたので、報告です。
YAMAPはこれね↓
さくさくっと、地味だけど素敵な太郎山へ | 男体山 |YAMAP あたらしい山をつくろう。
なお私は、好きな山に登ると、つい写真が多くなる傾向があります。
○8時 登山開始
今回も山王峠近くの太郎山登山口より開始です。
ただ、のんびりでいいかなぁ~とダラダラ出発したら、駐車スペースがない・・・
ここは林道横に路駐なので、ちょっと微妙なところなので注意かな?山王峠まで行くと、少し道幅が広いのでそこに駐車するのもいいかもしれません。
だって私。路肩に無理やり突っ込んだら、帰りに車が脱輪しかけたしね・・・
いやほんと、無理するとあぶねぇ・・・(汗)
紅葉シーズンの週末とかは、下の光徳駐車場に停めて、周回するのもアリだなぁって思いました。
そんでもって、舐めてかかると痛い目にあうので、注意ね。ここから延々の登りです。
意外と急登だったりもするので、息切れすごいです。
ただこの日、朝はやはり冷え込みまして・・・気温が低めなのでだいぶ楽でした。
ほんで、1時間ほど、えっちらほっちら、頑張って歩けば、頂上はすぐそこ!
なんじゃぃ、このオブジェは・・・
そして突然開ける展望!おぉ!これはまさかの!
山頂でごわす~1時間ほどで到着。
裏から見る男体山。いい感じです♪
時間がない方は、ここまででも十分良いかと思いますよ。意外と展望良しです。
でもさらなる展望を求めるならば、小太郎山へレッツラゴー♪
さっきまでは刈払いされていたので、非常に歩きやすかったのですが・・・
この先はそうも行かず、ちょっぴり怖い感じ。ゆっくり慎重に。
そして結構下る。ってことは、あとの登り返しが辛い・・・
そしてココらへんはコケパラダイスなの。いい感じに撮影できた。
あと、よく山で見かける赤と黄色の指標みたいなヤツの丸型バージョン発見。
木でできたヤツが最新なのかな?今年のトレンドみたくていい感じ。
さてさて、下ったら登るわけで。小太郎山へ向かい、再びひたすら登る。登りまくる。
眺めもないし、とにかくヒィヒィ言いながら登る。後ろ振り返ると山王帽子山が。
でもまだまだ急登が続く・・・
かなり年配の、しおやウォークのTシャツを来たお爺さまが、颯爽と抜かしていきましたが、なんでそんな軽く歩けるのか。聞きたい。(私、もしかしてまた太った?)
山頂へのプロムナードを進めば、男体山が目の前に!
そして小太郎山到着~疲れました・・・
福島方面の山々もいい感じです。というか、今回もやっぱり写ったスカイフィッシュ!(写真右手空に注目!)
女峰山方面も雲が多いですが、いい感じです。小太郎山、やっぱり(≧∇≦)b
何より、裏男体山の鬱蒼とした森感にいつも驚かされます。てか、熊いそう。
とりあえず、久々のパノラマモードで撮影っと。
思えば大真名子山もまだ行ってないんだよな~とか思いつつ、先へ進みます。
太郎山までのロードは、少しだけお花咲いていましたよ。
これはダイモンジソウ。
赤い実もなってました。これは・・・何かしら?
ミヤマコゴメグサかな?
ウメバチソウだよなぁ。
お花畑手前は、ちょっと急登ゾーン。岩場なので注意です。
でもここまで来たら、頂上はすぐそこ!
あれ?エゾリンドウかな?とか思っていたら・・・
太郎山山頂到着!いぇー!
さっきまでいた小太郎山は、写真中央のところ。結構歩いたもんだわ。
すっかり秋めいた空。そしてこの景色。大満足です。
友人をかっこいい感じに撮影してみました~ナイッス~♪
ちょっとガスってきちゃったけれど、こちらもパノラマモードで撮影。
私の技術が未熟なために伝わらないと思うけれど、素敵なんですよ!本当に!!
山頂には10人ほど。日曜なのに人少なめでいい感じです。
写真は真岡市から来られた仲良しさん♪ゆっくり楽しく笑顔で登られていて、とても素敵だったのでパチリ。この後仲良く情報交換させてもらいました(*´ω`*)
お話しすぎて、あっという間にガスってきちゃいました(汗)
とっとと下山します~
帰りのちょっと危険箇所。無理してケガしたら一大事なので、のんびり下山します。
小太郎山からの眺めも帰りはガスガス・・・(TOT)
ヒメシャジン。ちょっと終わりかけでした・・・
山王帽子山まで戻ってきました。いやはや。帰りの登り返しが辛いこと!
男体山に比べて高低差は少ないのですが、辛いものは辛いったら!
でも最後の下りは快適な道をサクサクと♪これが終われば、本日は終了!
お疲れ様でした~
さて。帰りに光徳牧場でアイス~とか思いましたが、気温が低めで微妙だったので、『日光四十八滝を歩く』という本に載っていた、地獄滝(地獄沢)を探しに行ってみることに。
地獄沢だよ。地獄のミサワじゃないよ(←何度もうるさい)
某有名な観光地を横目に、沢への入り口を探します。
知り合いの釣り人さんが「簡単に入れるよ~」と言っていたのですが、関係者立入禁止の看板が・・・(汗)
なので場所は秘密ね♪っても、調べたらすぐわかるだろうけれど。
そこから踏み跡さがして、テクテク歩いて行ってみると・・・
あれ?バイカモが咲いてる!?
ていうか、この沢の水、本当にキレイ!
施設の中なので、金網越しでしか見れないのが残念だけれど、とても清々しく冷たい空気が充満しているよ~何ココ!超素敵じゃん!
施設から上流は、人の手が入っていない、自然そのまんまの川が・・・
この先に滝があるようなのですが、サンダルで来てしまったので限界だわ。
次回、立ち入りの許可いただいてから、改めて来ましょうか。
しかし日光、やっぱりすごいところだ~大好きダゾ!
最後に無料展望台から滝を見てから、帰りました。
というわけで、太郎山でした!
ちょっと時期外れだったので、微妙ではあったけれど。
白根や男体山ほどツラくもないけれど、そこそこの達成感があり~
私には程よい山でした。
秋は紅葉が素敵なんだろうなぁ~その時は光徳牧場に車置いて周回しようかなぁ~
なんて。期待に胸膨らむ山行でした♪(*´ω`*)
皆様もぜひ♪登られてみてください♪