登山 ときどき秘境駅

栃木県宇都宮市在住。登山と秘境駅のログです。基本ぼっちのアラフォーだよ。

【再訪】那須岳の滝と秘湯巡り【地元のオジサマと】

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那須岳の隠れた秘湯『膳棚の湯』にて、混浴いぇぃ♪(*´ω`*)

この景色と野湯って、超良くない!?

 

この日、那須岳登山口でも30℃を軽く超えた真夏日でしたので・・・

さすがに滝以外は、汗だく汁だくになりながらでしたが、楽しく滝と野湯をハンティングしてきました♪

  

というわけで、今回も前回に引き続き、両部の滝再び!です。

ですが!それだけじゃない!

前回探索出来なかった『御宝前の湯』へ、地元のオジサマが案内してくれることになりまして。

しかも他の野湯にまでご案内していただいて、本当に充実した1日になりました\(^o^)/

 

いや~・・・

那須岳って、ホント、ポテンシャル高すぎでしょ!?

 

てなわけで、簡単に報告です。

YAMAPはこちらですので、適当に見てください(一緒だけど)

 

那須岳 峠の茶屋から峰の茶屋へ

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というわけで、今回ご一緒させていただいた地元のオジサマ♪

登山でなく、主に秘湯方面で長らく情報交換させていただいておりました。

今回、私が滝へ案内する代わりに、秘湯へ連れてってくれる頼もしい相棒です~♪

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とりあえず、両部の滝への行き方は、YAMAPの方見るか自分で調べてね。

クマ多発地帯なのと、分岐わかりにくいのと、藪漕ぎなので、自信がない人はやめようね。そして今回も北側から行ってます。

というわけで、まずは前衛の滝を堪能してからの~

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はぃ!今回もやってきました!両部の滝。

秘湯好きのオジサマ、これはすごい!と驚かれてました。うむうむ(*´ω`*)

 

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前回も言ったけれど、右側は温泉入ってるから、ちょっと温かい。

階段状にいい感じに流れ落ちてくれるので、滝汁浴びまくれますよん。

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左側の冷たい滝とオジサマ♪

外界では35℃超えたとかでしたが、ここでは涼しい風が吹いてるよ~♪(*´ω`*)

しばしここで二人、クールタイム・・・

しかしオジサマ、かなりの健脚でして、ついてくのに必死っ(^_^;)

滝まで私が案内・・・とか言ってましたけど、必要なかったよね?!

 

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そして今回も靴脱ぐわけで。私だけじゃないよ。オジサマも脱いでたよ。

前回の反省点を生かし、ぬるい滝の方だけ入る。超気持ちいい!

童心に帰って、オジサマと二人。川の中をお互いウロウロ・・・(笑)

ここに来たら、ぜひ素足になってみて!ホント、気持ちいいから!

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カエルくんものんびりしてたよ。

場所があまり知られていない分、三連休であっても人がいない。

本当に素晴らしい滝。ありがとう。

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この花なんだべ?この滝周辺にだけ咲いておりましたが・・・

さて、滝をゆっくり堪能したので、次に向かいますよ~

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そして唐突に御宝前の湯に到着。この手前に滝があったんだけど、ちょっと藪漕ぎ続きでめんどくさくなっちゃった。テヘッ

この赤茶けた雰囲気がなんとも言えない。

地獄っぽぃような、、、超異空間ワールド!って感じ。

ここは何かと言うと、江戸時代あたりに盛んに行われた、白湯山信仰の御神体だったところらしい。白湯山がここらしいのだが、資料があまり探せてなくて、イマイチよくわからないです。

昔は大量にお湯が湧いていて、白い煙がもうもうと立っていたから白湯山と呼ばれたらしい。(あくまで、らしい。ちゃんと本で調べてないです)

山岳信仰霊場で、本当は写真撮影とかNGとかなんとか・・・

いやもうネットで検索すると山程写真でてくるけれどね・・・それに便乗してる私、スミマセン・・・

あと、高湯山ってのもあって、それはルートが違うらしくって。

茶臼岳が月山と呼ばれていたヤツとは違うのか?うーん。

那須疎水を半年前に知ったばかりで、実は那須のこと全然知りませんm(_ _;)m

ダメだなぁ。栃木県民なのに・・・

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お湯がコンコンと湧き出ています。赤茶はドロっぽぃのでちょっとイヤン。

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御宝前の湯と検索すると、よく出てくる写真のヤツ。

お湯取ってるところ?かな?

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お湯が出てるところは、きれいなようで、ちょっとイヤンな感じです。

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でもまぁ、入るけれどねっ!

かなり温めですが、ポカポカと徐々に身体があたたまる感じです。

硫黄臭くもなく、クセのない感じ。那須の別荘地あたりに引かれているのかな?

贅沢だなぁ~

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お湯が湧いているところの上には、神社がありました。

ここから御宝前が一望できるので、休憩したい方はここオススメです。

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さて。帰りは一度元のルートに戻って、再び赤テープ探すのが最も楽で確実なのですが・・・

あと100mぐらいだし、めんどくさい!直登しちゃえ!って。

背丈以上の笹が生い茂っていて、もう大変なところを力業で切り開いてしまい・・・

こんな土管がいっぱいあるところなんですが、いやもうホント、大変でした。

良い子は絶対に真似しちゃダメ。

ザックに挿してたペットボトルが知らぬ前に吹っ飛んでましたし・・・(汗)

やっちまった・・・( ´Д`)=3

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無茶しましたが、無事登山道へ復帰。

全身泥だらけっつう、那須岳ではありえない状態。

こんな時、唯一咲いていた花に癒やされるってこと、あるよね?

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歩きやすい登山道てくてく歩いて、姥ヶ平へ。

そして今回も茶臼岳見ると、ホッとします・・・

なので、ここで軽く昼ご飯食べたら、今回のメインイベント!

野湯ハンティングへ行きます!

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姥ヶ平から牛ヶ首へ。そこから高雄登山道へ向かいますよ。

簡単にいうと、殺生石方面って言えばいいのかしら?

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途中にあった火山活動モニタリングしてる施設?みたいなやつ。

那須岳も噴火したらヤバいもんね・・・

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那須市内が遠くに見えるけれど、あっという間に樹林帯へ。

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小さい蝶?蛾がいっぱいいましたが、撮影出来てないか・・・

そして暑い・・・暑すぎる・・・下山するごとに暑くなる・・・

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ガツガツ下山していたら、出てきました!飯盛温泉跡地!

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手前には、岩からお湯が湧き出ているところがあって、案内してもらいました!

おぉ!すごい!岩の裂け目からぬるいお湯が滴り落ちてる!!(・o・)

再び足湯で入ろうかと思いましたが、熊フンあったのでやめときました・・・

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旅館跡地なので、石垣も残っています。露天風呂とかあったらしいですよ。

あの岩場あたりにあったのかな・・・

こんなところに旅館を作った昔の人、あっぱれだな。

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さてさて、旅館跡地を過ぎて少し下ると、なぜか硫黄の匂いがぷ~んと。

匂いに誘われて、こんながれ場を必死に降りていくと・・・

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にょにょーん!ありました!

膳棚の湯!!ずっと来たかったの~

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というわけで、オジサマと早速混浴タイム~♪と洒落込みます。

調べた時にあった写真とはだいぶ変わっていて、ホースも最近、野湯マニア有志により設置されたっぽぃ(妄想です私の)。

石の感じも変わっているので、雨などで崩れてなくなる度に、マニア達が石を組んでいるに違いない。ありがたくいただいております~♪硫黄が濃くて良いお湯です~(*´ω`*)

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この景色と野湯にイェィ♪仲良し!\(^o^)/

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お湯が出てるところ。味見していたら、超まずかった!!!ペッ!

しかしお湯が濃い。あと、イイモリアブなのか、妙に小さいハエみたいなのが、足に張り付いてくるのがイヤんでした。

というわけで、今日のミッションはこれで終了です!

あとは大丸温泉まで歩くよ!

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最後は那須ファミリースキー場を横切る。

ここはあの、大田原高校の事故があった場所です。

あの気象状況で高校生を雪山に行かせたか・・・と、モヤモヤする気持ちはまだあるけれど。タラレバ論になっちゃうしね。

もっと見たい景色いっぱいあっただろうに・・・ご冥福をお祈りします。

ここも来たかった場所だったので、よかった。

あとは大丸駐車場まで歩いて、今日は終了!(あ。2台で来たので縦走でしたー)

かなりの長距離歩いたし、高低差もかなりあったので、ぐったり・・・

 

なので、最後はやっぱり温泉ですね♪

今日は・・・

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老松温泉 喜楽旅館へ!

不安なのでお願いして、オジサマに連れてきてもらいました。

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何がすごいかって、コレだよ!建物、半倒壊してるっつーの!\(^o^)/

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反対側の家にいるオヤジに500円払ったら、この古い懐かしい階段を降りて行きます。客は誰もいないので、ふたりじめでーす♪\(^o^)/

あとオヤジ曰く「365日営業しているから、ボイラー代かさんで辞めたい・・・」だそうです。いや、絶対続けて!また来るから!そして、皆も行こうぜ!

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降りた先もなんかすっごい・・・(汗)

ダメな人はダメだろうけれど、私の琴線にはビンビン触れてきてます\(^o^)/

やっばぃ。楽しい~(*´ω`*)

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お風呂は男女別で、こんな感じ。

ちょっと藻が生えてるところがあるので、嫌な人は嫌かもね。

でも湯船はきれいだし、お湯はサイコーにいい感じよ♪

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にごり湯いい感じ♪熱さなども自分で調整できますの。

ついでに隣から、秘湯マニアのオジサマがウンチクを随時語ってくれて、10倍楽しめた!\(^o^)/

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わかりにくいかもしれないけれど、恒例の一人撮り♪

窓の外は、雑草と廃墟。時々トンボが遊びにきます♪

なんともシュールなシチュエーションに萌www(*´ω`*)

また、那須岳アンダーワールドに踏み入れてしまいましたワ・・・

あと、珪藻土バスマットが真っ二つに割れていたのが気になりました。

あれが割れるって・・・一体、何があったんだろう?

 

 

てなわけで、那須の秘湯ハンティングの旅でした~♪

地元の方にいろいろと案内してもらったので、満足度が本当に高くって♪(*´ω`*)

オジサマ本当に面白い方で、終始笑いの絶えない、楽しい1日となりました♪

オジサマ♪ありがとうございました~!また那須岳行こうね~!

 

しっかし、那須岳ってホント、景色良し、お湯良し、秘境ありで、満足度高いよなぁ・・・

日光も好きだけど、那須も最近グイグイ来るなぁ・・・

あの、那須の別荘地さえなければ。小洒落たお店が乱立していなければ、今すぐにでも移住するんだけどなぁ・・・

 

ていうか、ホント、いつになったら三斗小屋温泉行くんだろ・・・私。 

まぁ秋に三斗小屋銅山跡地には行くんだけどね・・・

山目的じゃなくて、鉱物マニアとコンコン石を取りにいくだけだけどね・・・

 

 

※2018.7.31 追記

今回の御宝前の湯探索について、必要な歴史を簡単(?)にまとめ。

さすがに本そのままの文章載せれないので、私的テキトー言葉でまとめたよ。あと、土地勘ない人にはさっぱりだと思うので、興味がない人は読まないほうが良いです。

わかりやすく説明したいけれど、さすがに文献の中の地図はUPできないしね・・・

 

白湯山・高湯山というのは、那須茶臼岳西側下方8合目付近の温泉湧出源を神仏とした信仰地の名称であり、別名を「御宝前」または「白湯山(高湯山)大権現」ともいいます。

私がわーぃと言っていたこの場所は、確かに御宝前の湯なのですが、白湯山であり高湯山でもあるわけで。名前がいっぱいありすぎて、意味不明だよね。

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そんで、白湯山・高湯山信仰ってなによ?ってことですが、山岳信仰の一つで、江戸時代、山や滝、奇岩などの自然体を神仏に見立て、集団で登拝することが全国的に行われていて。那須岳近辺ではこの御宝前の湯が信仰の対象になり、多くの人々が登拝したってことです。

今は温泉を汲み出すパイプが乱立し、湧出量も少なめの御宝前の湯ですが、昔は白い煙が立ち込め、それはもう幻想的な景色を生み出していたのだそうです。なお湯治目的ではなくて、信仰目的の場所ね。

参拝は「三山がけ」と称して、白湯山、月山(茶臼岳)、朝日岳と途中にある36箇所の拝所を参拝しながら登ったようで、これは出羽三山の信仰を勧請したものらしい。調べてみると、出羽三山湯殿山の本宮は温泉湧いていて茶色なのよ。納得。

なお、登拝する場所の違いで名前が変わり、白湯山とは旧会津中街道三斗小屋宿(跡地)からの登拝名で、那須湯本温泉からの登拝名は「高湯山」。白湯山は表口、高湯山は裏口と呼ばれていたらしい。(たぶん36箇所の拝所を参拝出来るのが白湯山コースだから表なんだと思います。あと南月山の扱いなどでも微妙に違いがあった)

両信仰とも1672年から参拝開始で、1856年の最盛期の白湯山山開きには参詣人1008人との記録が。男体山夜間登頂初日が600人ぐらいなので、かなり盛り上がっていたようです。この頃は黒船来航やら江戸震災など、情勢不安定だったのが理由かもですが。

白湯山信仰については、昭和20年に途絶えています。戊辰戦争のゴタゴタでも続いていたことには驚きですが、三斗小屋宿が大火で焼失してしまったからかも。

山開きは旧暦の4月8日なので、大体5月20日前後あたり。山じまいは8月8日だから、9月中旬ぐらい。紅葉行楽を兼ねての修業NGか・・・

温泉湧出地が霊山というのも面白いのだけれど、登り口が違うだけで信仰の名前も違ってお互い譲らない感じだし、何より寺院同士が拝所参拝の初穂礼銭やら賽銭をよこせと、金品関連で揉めてる資料とかあったので、生臭坊主の欲望臭がちょっと漂っていたり・・・(生臭坊主は私の妄想ですww)

たぶん集団で参拝ってのがミソで、先達っていう、まぁガイド雇って登拝するスタイルなので、お寺はかなり潤っただろうなぁと推測しました。そのかわり、登山道整備したり、ツアー手配とか。下っ端の苦労が目に見えるようですが・・・

と、本を見ながらのメモ書き状態ですが、書き記しておきます。あと私情がちょいちょい出てるので、信じちゃダメよ。もしコピペしたいなら、ちゃんと文献読んでからね。

あと高湯山のルートは、今ある湯本からのルート(高雄登山道)とはまったく異なります。参拝客は不動沢へ滑落する危険を伴いながら登ったとあるので、もっとスキー場側から登ったみたいです。

それと高湯山信仰は、最初管理していた寺が潰れたので、明治時代から那須湯本温泉神社が管理しています。那須岳歩くと温泉神社の札いっぱいあって謎でしたが、まぁこれも理由の一つなのかしら?御宝前の湯の上にあった祠も、温泉神社の御札が納られていたしね・・・。

それと、アクセスのしやすさが抜群な那須湯本が登り口なので、福島など近隣から多くの方が参拝に来ていたようです。昭和40年近くまで代参していたとの記録もあるので、白湯山信仰よりは長く続いたようです。茶臼岳が農業神として昔から信仰されていたのも、理由に挙げられるのかもですよ。

まとめ とはいかないけれど、とりあえずふわっと説明。何度もいうけれど、私情めっちゃ入れてるし、目に入ったワードだけ取り繕って書いているだけなので、詳しく知りたいかたは、下の資料参照のこと。栃木県立図書館にあったよ。

○参考文献

那須文化研究 第19号 平成17年12月 那須文化研究会

白湯山信仰解読史料(室井三代吉家文章)黒磯郷土史研究会 平成6年3月

那須の文化誌―自然・歴史・民俗を読む 那須文化研究会 平成18年12月 随想舎

 

 

あと白湯山信仰調べた流れで、黒滝山信仰についても調べておいたのでメモ。

黒滝山信仰は、主に黒磯北部の閑村を中心に行われていた山岳信仰。前に述べた白湯山信仰と同時期に行われていて、三斗小屋にも近い土地柄なので、この地域には信仰が二系統あったようです。(板室とか百村とかあそこらへんです)

天候次第で収量が左右される農家さんだけに、山岳信仰に傾倒しちゃたのかな。飢饉とか多かった時代だったし、大変な思いをして祈祷すれば叶う気もするしね。きっと、五穀豊穣が一番の願い事だったはず。あとはやっぱり、生臭坊主の金儲け布教活動がすごかったのかな・・・

黒滝山信仰はとにかく古文書にも再三記されるほどひどい難所が多く、参拝登山というよりはむしろ修験道そのもので、垂直に近い岸壁を登るために鎖の下がったところが数箇所あり、命を落とす危険があったらしい。ちなみに1泊2日。

登る前にも3日間白装束で祈祷しなきゃいけないとかあったらしいので、一大イベントだったんだろうなぁ。

コースは鴫内西坪の大日如来像を起点として、鳴沢(なりさわ)から大佐飛川を登り黒滝山頂1727mに鎮座する黒滝山神社までの二十四礼所を拝し、、、とあり、礼所の名前を見る限り、白湯山信仰の拝所を真似てる感じ。

今はどういう状態になっているかは不明だけれど、黒滝山登山道及び24の礼所は、昭和51年から53年にかけて地元の方の調査努力の結果、全礼所が確認され案内看板も建てられたらしい。(って、私が産まれた年ぐらいやんけー!)その後、有志募って年1度は1泊2日の行程で登山を続けている とあるので、行けないことはないの・・・か?

てか黒滝山って、栃木100名山のところだよねぇ?神社あるって話聞かないぞ・・・

そして、資料だと黒滝山1727m。ネットで調べた黒滝山は1754m。

ん?別物!?

あんまり興味はないけれど、まぁそのうち調べてみようと思います。

 

参考資料:

那須文化研究 第6号 平成4年12月 那須文化研究会