登山 ときどき秘境駅

栃木県宇都宮市在住。登山と秘境駅のログです。基本ぼっちのアラフォーだよ。

【再訪】那須岳の滝と秘湯巡り【地元のオジサマと】

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那須岳の隠れた秘湯『膳棚の湯』にて、混浴いぇぃ♪(*´ω`*)

この景色と野湯って、超良くない!?

 

この日、那須岳登山口でも30℃を軽く超えた真夏日でしたので・・・

さすがに滝以外は、汗だく汁だくになりながらでしたが、楽しく滝と野湯をハンティングしてきました♪

  

というわけで、今回も前回に引き続き、両部の滝再び!です。

ですが!それだけじゃない!

前回探索出来なかった『御宝前の湯』へ、地元のオジサマが案内してくれることになりまして。

しかも他の野湯にまでご案内していただいて、本当に充実した1日になりました\(^o^)/

 

いや~・・・

那須岳って、ホント、ポテンシャル高すぎでしょ!?

 

てなわけで、簡単に報告です。

YAMAPはこちらですので、適当に見てください(一緒だけど)

 

那須岳 峠の茶屋から峰の茶屋へ

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というわけで、今回ご一緒させていただいた地元のオジサマ♪

登山でなく、主に秘湯方面で長らく情報交換させていただいておりました。

今回、私が滝へ案内する代わりに、秘湯へ連れてってくれる頼もしい相棒です~♪

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とりあえず、両部の滝への行き方は、YAMAPの方見るか自分で調べてね。

クマ多発地帯なのと、分岐わかりにくいのと、藪漕ぎなので、自信がない人はやめようね。そして今回も北側から行ってます。

というわけで、まずは前衛の滝を堪能してからの~

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はぃ!今回もやってきました!両部の滝。

秘湯好きのオジサマ、これはすごい!と驚かれてました。うむうむ(*´ω`*)

 

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前回も言ったけれど、右側は温泉入ってるから、ちょっと温かい。

階段状にいい感じに流れ落ちてくれるので、滝汁浴びまくれますよん。

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左側の冷たい滝とオジサマ♪

外界では35℃超えたとかでしたが、ここでは涼しい風が吹いてるよ~♪(*´ω`*)

しばしここで二人、クールタイム・・・

しかしオジサマ、かなりの健脚でして、ついてくのに必死っ(^_^;)

滝まで私が案内・・・とか言ってましたけど、必要なかったよね?!

 

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そして今回も靴脱ぐわけで。私だけじゃないよ。オジサマも脱いでたよ。

前回の反省点を生かし、ぬるい滝の方だけ入る。超気持ちいい!

童心に帰って、オジサマと二人。川の中をお互いウロウロ・・・(笑)

ここに来たら、ぜひ素足になってみて!ホント、気持ちいいから!

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カエルくんものんびりしてたよ。

場所があまり知られていない分、三連休であっても人がいない。

本当に素晴らしい滝。ありがとう。

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この花なんだべ?この滝周辺にだけ咲いておりましたが・・・

さて、滝をゆっくり堪能したので、次に向かいますよ~

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そして唐突に御宝前の湯に到着。この手前に滝があったんだけど、ちょっと藪漕ぎ続きでめんどくさくなっちゃった。テヘッ

この赤茶けた雰囲気がなんとも言えない。

地獄っぽぃような、、、超異空間ワールド!って感じ。

ここは何かと言うと、江戸時代あたりに盛んに行われた、白湯山信仰の御神体だったところらしい。白湯山がここらしいのだが、資料があまり探せてなくて、イマイチよくわからないです。

昔は大量にお湯が湧いていて、白い煙がもうもうと立っていたから白湯山と呼ばれたらしい。(あくまで、らしい。ちゃんと本で調べてないです)

山岳信仰霊場で、本当は写真撮影とかNGとかなんとか・・・

いやもうネットで検索すると山程写真でてくるけれどね・・・それに便乗してる私、スミマセン・・・

あと、高湯山ってのもあって、それはルートが違うらしくって。

茶臼岳が月山と呼ばれていたヤツとは違うのか?うーん。

那須疎水を半年前に知ったばかりで、実は那須のこと全然知りませんm(_ _;)m

ダメだなぁ。栃木県民なのに・・・

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お湯がコンコンと湧き出ています。赤茶はドロっぽぃのでちょっとイヤン。

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御宝前の湯と検索すると、よく出てくる写真のヤツ。

お湯取ってるところ?かな?

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お湯が出てるところは、きれいなようで、ちょっとイヤンな感じです。

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でもまぁ、入るけれどねっ!

かなり温めですが、ポカポカと徐々に身体があたたまる感じです。

硫黄臭くもなく、クセのない感じ。那須の別荘地あたりに引かれているのかな?

贅沢だなぁ~

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お湯が湧いているところの上には、神社がありました。

ここから御宝前が一望できるので、休憩したい方はここオススメです。

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さて。帰りは一度元のルートに戻って、再び赤テープ探すのが最も楽で確実なのですが・・・

あと100mぐらいだし、めんどくさい!直登しちゃえ!って。

背丈以上の笹が生い茂っていて、もう大変なところを力業で切り開いてしまい・・・

こんな土管がいっぱいあるところなんですが、いやもうホント、大変でした。

良い子は絶対に真似しちゃダメ。

ザックに挿してたペットボトルが知らぬ前に吹っ飛んでましたし・・・(汗)

やっちまった・・・( ´Д`)=3

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無茶しましたが、無事登山道へ復帰。

全身泥だらけっつう、那須岳ではありえない状態。

こんな時、唯一咲いていた花に癒やされるってこと、あるよね?

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歩きやすい登山道てくてく歩いて、姥ヶ平へ。

そして今回も茶臼岳見ると、ホッとします・・・

なので、ここで軽く昼ご飯食べたら、今回のメインイベント!

野湯ハンティングへ行きます!

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姥ヶ平から牛ヶ首へ。そこから高雄登山道へ向かいますよ。

簡単にいうと、殺生石方面って言えばいいのかしら?

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途中にあった火山活動モニタリングしてる施設?みたいなやつ。

那須岳も噴火したらヤバいもんね・・・

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那須市内が遠くに見えるけれど、あっという間に樹林帯へ。

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小さい蝶?蛾がいっぱいいましたが、撮影出来てないか・・・

そして暑い・・・暑すぎる・・・下山するごとに暑くなる・・・

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ガツガツ下山していたら、出てきました!飯盛温泉跡地!

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手前には、岩からお湯が湧き出ているところがあって、案内してもらいました!

おぉ!すごい!岩の裂け目からぬるいお湯が滴り落ちてる!!(・o・)

再び足湯で入ろうかと思いましたが、熊フンあったのでやめときました・・・

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旅館跡地なので、石垣も残っています。露天風呂とかあったらしいですよ。

あの岩場あたりにあったのかな・・・

こんなところに旅館を作った昔の人、あっぱれだな。

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さてさて、旅館跡地を過ぎて少し下ると、なぜか硫黄の匂いがぷ~んと。

匂いに誘われて、こんながれ場を必死に降りていくと・・・

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にょにょーん!ありました!

膳棚の湯!!ずっと来たかったの~

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というわけで、オジサマと早速混浴タイム~♪と洒落込みます。

調べた時にあった写真とはだいぶ変わっていて、ホースも最近、野湯マニア有志により設置されたっぽぃ(妄想です私の)。

石の感じも変わっているので、雨などで崩れてなくなる度に、マニア達が石を組んでいるに違いない。ありがたくいただいております~♪硫黄が濃くて良いお湯です~(*´ω`*)

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この景色と野湯にイェィ♪仲良し!\(^o^)/

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お湯が出てるところ。味見していたら、超まずかった!!!ペッ!

しかしお湯が濃い。あと、イイモリアブなのか、妙に小さいハエみたいなのが、足に張り付いてくるのがイヤんでした。

というわけで、今日のミッションはこれで終了です!

あとは大丸温泉まで歩くよ!

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最後は那須ファミリースキー場を横切る。

ここはあの、大田原高校の事故があった場所です。

あの気象状況で高校生を雪山に行かせたか・・・と、モヤモヤする気持ちはまだあるけれど。タラレバ論になっちゃうしね。

もっと見たい景色いっぱいあっただろうに・・・ご冥福をお祈りします。

ここも来たかった場所だったので、よかった。

あとは大丸駐車場まで歩いて、今日は終了!(あ。2台で来たので縦走でしたー)

かなりの長距離歩いたし、高低差もかなりあったので、ぐったり・・・

 

なので、最後はやっぱり温泉ですね♪

今日は・・・

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老松温泉 喜楽旅館へ!

不安なのでお願いして、オジサマに連れてきてもらいました。

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何がすごいかって、コレだよ!建物、半倒壊してるっつーの!\(^o^)/

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反対側の家にいるオヤジに500円払ったら、この古い懐かしい階段を降りて行きます。客は誰もいないので、ふたりじめでーす♪\(^o^)/

あとオヤジ曰く「365日営業しているから、ボイラー代かさんで辞めたい・・・」だそうです。いや、絶対続けて!また来るから!そして、皆も行こうぜ!

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降りた先もなんかすっごい・・・(汗)

ダメな人はダメだろうけれど、私の琴線にはビンビン触れてきてます\(^o^)/

やっばぃ。楽しい~(*´ω`*)

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お風呂は男女別で、こんな感じ。

ちょっと藻が生えてるところがあるので、嫌な人は嫌かもね。

でも湯船はきれいだし、お湯はサイコーにいい感じよ♪

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にごり湯いい感じ♪熱さなども自分で調整できますの。

ついでに隣から、秘湯マニアのオジサマがウンチクを随時語ってくれて、10倍楽しめた!\(^o^)/

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わかりにくいかもしれないけれど、恒例の一人撮り♪

窓の外は、雑草と廃墟。時々トンボが遊びにきます♪

なんともシュールなシチュエーションに萌www(*´ω`*)

また、那須岳アンダーワールドに踏み入れてしまいましたワ・・・

あと、珪藻土バスマットが真っ二つに割れていたのが気になりました。

あれが割れるって・・・一体、何があったんだろう?

 

 

てなわけで、那須の秘湯ハンティングの旅でした~♪

地元の方にいろいろと案内してもらったので、満足度が本当に高くって♪(*´ω`*)

オジサマ本当に面白い方で、終始笑いの絶えない、楽しい1日となりました♪

オジサマ♪ありがとうございました~!また那須岳行こうね~!

 

しっかし、那須岳ってホント、景色良し、お湯良し、秘境ありで、満足度高いよなぁ・・・

日光も好きだけど、那須も最近グイグイ来るなぁ・・・

あの、那須の別荘地さえなければ。小洒落たお店が乱立していなければ、今すぐにでも移住するんだけどなぁ・・・

 

ていうか、ホント、いつになったら三斗小屋温泉行くんだろ・・・私。 

まぁ秋に三斗小屋銅山跡地には行くんだけどね・・・

山目的じゃなくて、鉱物マニアとコンコン石を取りにいくだけだけどね・・・

 

 

※2018.7.31 追記

今回の御宝前の湯探索について、必要な歴史を簡単(?)にまとめ。

さすがに本そのままの文章載せれないので、私的テキトー言葉でまとめたよ。あと、土地勘ない人にはさっぱりだと思うので、興味がない人は読まないほうが良いです。

わかりやすく説明したいけれど、さすがに文献の中の地図はUPできないしね・・・

 

白湯山・高湯山というのは、那須茶臼岳西側下方8合目付近の温泉湧出源を神仏とした信仰地の名称であり、別名を「御宝前」または「白湯山(高湯山)大権現」ともいいます。

私がわーぃと言っていたこの場所は、確かに御宝前の湯なのですが、白湯山であり高湯山でもあるわけで。名前がいっぱいありすぎて、意味不明だよね。

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そんで、白湯山・高湯山信仰ってなによ?ってことですが、山岳信仰の一つで、江戸時代、山や滝、奇岩などの自然体を神仏に見立て、集団で登拝することが全国的に行われていて。那須岳近辺ではこの御宝前の湯が信仰の対象になり、多くの人々が登拝したってことです。

今は温泉を汲み出すパイプが乱立し、湧出量も少なめの御宝前の湯ですが、昔は白い煙が立ち込め、それはもう幻想的な景色を生み出していたのだそうです。なお湯治目的ではなくて、信仰目的の場所ね。

参拝は「三山がけ」と称して、白湯山、月山(茶臼岳)、朝日岳と途中にある36箇所の拝所を参拝しながら登ったようで、これは出羽三山の信仰を勧請したものらしい。調べてみると、出羽三山湯殿山の本宮は温泉湧いていて茶色なのよ。納得。

なお、登拝する場所の違いで名前が変わり、白湯山とは旧会津中街道三斗小屋宿(跡地)からの登拝名で、那須湯本温泉からの登拝名は「高湯山」。白湯山は表口、高湯山は裏口と呼ばれていたらしい。(たぶん36箇所の拝所を参拝出来るのが白湯山コースだから表なんだと思います。あと南月山の扱いなどでも微妙に違いがあった)

両信仰とも1672年から参拝開始で、1856年の最盛期の白湯山山開きには参詣人1008人との記録が。男体山夜間登頂初日が600人ぐらいなので、かなり盛り上がっていたようです。この頃は黒船来航やら江戸震災など、情勢不安定だったのが理由かもですが。

白湯山信仰については、昭和20年に途絶えています。戊辰戦争のゴタゴタでも続いていたことには驚きですが、三斗小屋宿が大火で焼失してしまったからかも。

山開きは旧暦の4月8日なので、大体5月20日前後あたり。山じまいは8月8日だから、9月中旬ぐらい。紅葉行楽を兼ねての修業NGか・・・

温泉湧出地が霊山というのも面白いのだけれど、登り口が違うだけで信仰の名前も違ってお互い譲らない感じだし、何より寺院同士が拝所参拝の初穂礼銭やら賽銭をよこせと、金品関連で揉めてる資料とかあったので、生臭坊主の欲望臭がちょっと漂っていたり・・・(生臭坊主は私の妄想ですww)

たぶん集団で参拝ってのがミソで、先達っていう、まぁガイド雇って登拝するスタイルなので、お寺はかなり潤っただろうなぁと推測しました。そのかわり、登山道整備したり、ツアー手配とか。下っ端の苦労が目に見えるようですが・・・

と、本を見ながらのメモ書き状態ですが、書き記しておきます。あと私情がちょいちょい出てるので、信じちゃダメよ。もしコピペしたいなら、ちゃんと文献読んでからね。

あと高湯山のルートは、今ある湯本からのルート(高雄登山道)とはまったく異なります。参拝客は不動沢へ滑落する危険を伴いながら登ったとあるので、もっとスキー場側から登ったみたいです。

それと高湯山信仰は、最初管理していた寺が潰れたので、明治時代から那須湯本温泉神社が管理しています。那須岳歩くと温泉神社の札いっぱいあって謎でしたが、まぁこれも理由の一つなのかしら?御宝前の湯の上にあった祠も、温泉神社の御札が納られていたしね・・・。

それと、アクセスのしやすさが抜群な那須湯本が登り口なので、福島など近隣から多くの方が参拝に来ていたようです。昭和40年近くまで代参していたとの記録もあるので、白湯山信仰よりは長く続いたようです。茶臼岳が農業神として昔から信仰されていたのも、理由に挙げられるのかもですよ。

まとめ とはいかないけれど、とりあえずふわっと説明。何度もいうけれど、私情めっちゃ入れてるし、目に入ったワードだけ取り繕って書いているだけなので、詳しく知りたいかたは、下の資料参照のこと。栃木県立図書館にあったよ。

○参考文献

那須文化研究 第19号 平成17年12月 那須文化研究会

白湯山信仰解読史料(室井三代吉家文章)黒磯郷土史研究会 平成6年3月

那須の文化誌―自然・歴史・民俗を読む 那須文化研究会 平成18年12月 随想舎

 

 

あと白湯山信仰調べた流れで、黒滝山信仰についても調べておいたのでメモ。

黒滝山信仰は、主に黒磯北部の閑村を中心に行われていた山岳信仰。前に述べた白湯山信仰と同時期に行われていて、三斗小屋にも近い土地柄なので、この地域には信仰が二系統あったようです。(板室とか百村とかあそこらへんです)

天候次第で収量が左右される農家さんだけに、山岳信仰に傾倒しちゃたのかな。飢饉とか多かった時代だったし、大変な思いをして祈祷すれば叶う気もするしね。きっと、五穀豊穣が一番の願い事だったはず。あとはやっぱり、生臭坊主の金儲け布教活動がすごかったのかな・・・

黒滝山信仰はとにかく古文書にも再三記されるほどひどい難所が多く、参拝登山というよりはむしろ修験道そのもので、垂直に近い岸壁を登るために鎖の下がったところが数箇所あり、命を落とす危険があったらしい。ちなみに1泊2日。

登る前にも3日間白装束で祈祷しなきゃいけないとかあったらしいので、一大イベントだったんだろうなぁ。

コースは鴫内西坪の大日如来像を起点として、鳴沢(なりさわ)から大佐飛川を登り黒滝山頂1727mに鎮座する黒滝山神社までの二十四礼所を拝し、、、とあり、礼所の名前を見る限り、白湯山信仰の拝所を真似てる感じ。

今はどういう状態になっているかは不明だけれど、黒滝山登山道及び24の礼所は、昭和51年から53年にかけて地元の方の調査努力の結果、全礼所が確認され案内看板も建てられたらしい。(って、私が産まれた年ぐらいやんけー!)その後、有志募って年1度は1泊2日の行程で登山を続けている とあるので、行けないことはないの・・・か?

てか黒滝山って、栃木100名山のところだよねぇ?神社あるって話聞かないぞ・・・

そして、資料だと黒滝山1727m。ネットで調べた黒滝山は1754m。

ん?別物!?

あんまり興味はないけれど、まぁそのうち調べてみようと思います。

 

参考資料:

那須文化研究 第6号 平成4年12月 那須文化研究会

【秘湯】那須岳の秘瀑 両部の滝へ【お兄様と】

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那須岳にも秘瀑がある・・・
そんな噂を聞いたのは、三沢大滝を歩いていた時のことだったか・・・
そして今回、その秘瀑に挑むことになった・・・

その名も『両部の滝』。

携帯GPS片手に藪をかき分けたどり着いた先には、双竜のように流れる素晴らしい滝!
まさに初夏に訪れるにふさわしい、マイナスイオン満載の清涼感あふれる空間がそこにはありました。


同行してくださった素敵なお兄様と。
平日の昼下がり。

しっとり40代。艷やかに素敵な時間を過ごさせていただきました♪(*´ω`*)モフッ

 

というわけで、行ってきました!那須岳の秘瀑 両部の滝! 

唐突に行くことが決まったので、ちょっと下調べがちゃんと出来ていなくて、御宝前の湯にはたどり着けなかったという・・・

秘湯ハンターとしては道半ばでしたが、滝だけでも本当に素晴らしかったので超オススメだよ!

ただ分岐が曖昧なので、GPS必須で行かれてくださいね。あとクマ多発地帯なので、朝早く行動する際はマジで気をつけて。

那須岳の秘瀑両部の滝へ | 那須岳・茶臼岳・赤面山 |YAMAP 登山・アウトドアの新定番

 

両部の滝は、地元ハイキンググループの中では有名な場所らしく、ヤマレコには沼ッ原湿原からのルートが詳しく紹介されてます。

私達は那須岳も楽しみたかったので、北側からアタックしてぐるっと周回してくる感じにしました。

なので行きたい方は、ちゃんと自分で調べるか。詳しい方に連れて行ってもらってね。

私もちょっと下調べ不足で不安感がすごかったので・・・反省。

無職で時間は有り余っているというのに、なんという失態。

 

まぁ何がともあれ、写真多めの報告です!

 

 7時半 登山スタート

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てなわけで、私達は峰の茶屋駐車場から出発。2年ぶりの那須岳、楽しみ。 

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ちょっとだけ歩いただけで、目に広がるこの景色!

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那須岳方面も青々としていて、自然生き生き♪ 素晴らしい!

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峰の茶屋避難小屋が見えてきました。この景色、アルプスっぽくて好きったら♪

避難小屋には足場ががっつり組まれていましたが、修理中??? 

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そして、この日すっごい強風!ちょっと躊躇しちゃうぐらいでした!(汗)

でも小学生の頃は、このくらいの強風の中よく歩かされていたので、若干心に余裕が・・・人間って、意外と吹き飛ばされないんだよね。

父のおかげで、変なところで肝が据わってるわ。 

風が強い中、避難小屋からとっとと下って行きます。

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初めて訪れました。延命水。とっても美味しかったので、1リットルいただき♪

今日のコーヒーはこれで淹れましょう♪(*´ω`*) 

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本日ご一緒していただいたkon兄様は、後ろ姿がシャンとしていて、頼りがいのあるナイスガイ。今回、予定がバッチリ合ったので、秘瀑ハントへお誘いしてみました。

なので本日は、素敵な背中を追いかけながらの山旅なのよん。役得♪(*´ω`*)

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分岐を沼ッ原湿原方面へ。

10分ほど歩くと、唐突に右手にヒモと奥に赤テープ発見。GPSで確認してね♪

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あとはピンクテープをたどって、道なき道を歩いて行きます。

ていうか、背丈ほどのある笹やらをかき分け、藪こぎの連続~

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降りていった先に人工物が。温泉引いている場所?かなりぬるめです。

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この上の方には、跡地らしきものが・・

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大黒屋の文字が・・・

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源泉?可動してるっぽぃようで違うような??あとで調べます。

ここからは人工物沿いに道があるので、そっちを歩く。(左方面へ)

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この道、しっかりしてるけど、なんの道?

沼ッ原方面まで続いているポィ感じだけど?? 超気になる。

あと、御宝前の湯へは、たぶんだけど、この橋のたもとから沢に降りて、沢沿いを登っていくっぽぃ。機会があったら、あとで行ってみよう。

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ここからは多少整備された歩きやすい道をテクテクっと。

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そして再び、右手に唐突に赤テープ。ここから沢へ降りて行きます。

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途中にあった大木。とりあえず抱きつく。大きな木、好き。

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ここからも藪こぎの連続なのですが、kon兄様の背中を追いかけて・・・

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沢まで降りてくると、おぉ~!ま、まさかの~!!!

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ホントだぁ!双竜だぁぁぁ!(撮影 kon兄様)

はぃ!これが両部の滝だそうです。雄雌あるらしいけど、よくわかんない。

右が温泉混じりでぬるめ。左は超冷たい。こんな説明でいいですか?

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間近で滝汁を浴びれマス!kon兄舐めの滝、なかなか(*´ω`*)

こっちは温泉入っていて温めなので、藻が生えまくり。

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滝の大きさがよくわからないと思うので、私と比較してもらいましょう。

意外と大きいんですよ。(撮影 kon兄)

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こちらからは爽やかで涼しい風が・・・一気に落ちる滝もなかなか。

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我慢できずに滝壺へin!小学生かっ! 最近、欲望のままに生きています。

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が、あまりの冷たさに10秒で撃沈・・・(´・ω・`)ショボーン

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滝見ながら、kon兄様とのんびり、おやつタイム(´~`)モグモグ

ここ、いいな・・・まったりできるし・・・

ちなみにこの後、変なスイッチ入ってしまって突然ゲラゲラ笑いだしてしまい、kon兄にメチャメチャ心配される(笑)

なんかこの展開、毎回だな・・・m(_ _;)m

アカン!このボッチで登っていた時の笑いクセ、治そう!

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さて、帰りも藪こぎなわけで・・

時々、背中が見えなくなって、超焦る。

ちなみに登山道まで、元の道をたどるのが一番楽です。

かなり急坂登るのでゼィゼィします・・・

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とまぁ、無事登山道へ戻ってきました。

ここから姥ヶ平(牛ヶ首)方面へ。

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途中、なにかいたらしい!(撮影 kon兄)

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姥ヶ平付近はお花パラダイスでした♪

いろいろ撮影したけれど、まともなのはコレぐらいでした・・・(-_-;)

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風強いけれど、天気いいし、涼しいし。今日いいかも♪

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シャクナゲもまだ咲いていました。

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お花畑抜けると、どどーん!久々の茶臼岳!相変わらず、いい風貌だわ。

見るだけで、登ることは滅多にないけれど。

見慣れた風景が出てきて、一気に緊張の糸が解けました・・・

あぁ・・・お腹空いた~!

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平日で人少ないので、初ひょうたん池へ。

おぉ!なんか超キレイじゃん!(^o^) ここでお昼にしようZE!

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てなわけで、本日の山ご飯♪

猟師さんからもらった鹿肉の味噌漬けと、普通に豚バラ肉を焼き焼きして、宮のタレでいただきます♪(*´ω`*)ウマウマ

ちなみに、鉄板はヨコザワテッパンってやつです。初登場ですよーん。

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こーんな景色見ながらの贅沢ご飯♪

いつか山で焼き肉をやろうと思い、ヨコザワテッパンを購入したのですが、日々仕事に追われて、心に余裕がなくて。

やっと実現しました。超嬉しい!!

滝での達成感も相まって、本当に素敵な時間でした。ありがとう。那須岳

ありがとう。kon兄。

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お腹いっぱいになったら、帰るよー

だけどまずは、牛ヶ首まで登らなきゃいけない・・・(TOT)

再びkon兄の背中を追いかけて。

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抜けるような青空!山の後ろ側なので風も弱くて、助かるわ。

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無限地獄見たら、風が強いのでとっとと下山して今日は終了!

お疲れ様でした~!

と、いいたいところですが。

 

私には、まだまだやらねばいけないことがある!

 

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気づけば16時。

帰りのお風呂はココ!雲海閣さん!日帰り入浴400円ダゾ♪

ここは以前から、秘湯マニアさんから行くように言われていたのですよーん。

那須湯本温泉 雲海閣 - 秘境温泉 神秘の湯

日帰り入浴 朝9時~20時まで

ボロ加減も良いのですが、とにかく泉質が良いんだよ とのこと。

で伝わらないだろうな~と思いつつ、kon兄の手を引っ張って、無理やり連れて来る。

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ようこそ!那須の秘湯ワールドへ♪ ノリノリだゾ~♪

この長い階段も旅情を掻き立てます♪(*´ω`*)

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あはは。本当に源泉かけ流し~ドバドバ流れ出してる!

ココは鹿の湯と同じ源泉なのです。が、有名ではないので、人も少なく、ゆっくり入れますよ。

ちなみに洗い場なんぞないので、汗を流すだけになっちゃうのでご了承を。

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いや、マジでいい湯だわ~ 硫黄臭超好き。

(すんません。本当に太って肉肉しい私・・・)

あと左側の湯船は源泉なのか、新鮮で本当に濁りがない。

で、熱いとはわかっていたけれど、思いっきり足突っ込んでしまい・・・

メッチャ熱湯風呂やん!ダチョウ倶楽部よろしく、七転八倒なりm(_ _;)m

足が軽くやけどしてしまった・・・(TOT)

マニア曰く「軽く逝ける」となwwww

秘湯ハンターとしては、まだまだケツが青いZE!私!

 

 

というわけで、恒例の一人撮りも出来て、大満足の一日でした。

あまりの楽しさっぷりに、風呂上がりのkon兄様に抱きついてしまい、再び困惑させるという・・・

ハィ。欲望まみれですみません。

でもそのくらい本当に楽しかった!

感動した!本当に連れて行ってくれて、ありがとうございました!

 

そして、この記事を見てくださった方々。

秘瀑は無理でも、那須岳の後は雲海閣は超オススメです!ぜひ行ってね!

 

 

 

ちなみに私的、那須岳方面秘湯情報。

※一般向けではないので注意。あと私も調べただけで、まだ入ってない・・・

■喜楽旅館

秘湯マニア、廃屋マニアなどの心をわしづかみして離さない、有名なボロを超えた、ほぼ半倒壊している旅館。

時々テレビでやっているので、知ってる人も多いのでは?

こちらのお湯は、自家源泉のぬる湯なのですが、ボイラー代がかさむらしく、いつ廃業してもおかしくないとのこと。

外観は凄いけれど、お湯は本当にいいそうです。

こういうところを受け入れて楽しめる方、どうぞ!

那須の廃墟温泉!? 老松温泉 ☆ 喜楽旅館 | 温泉にいらっしゃい♪

日帰り入浴 500円

朝8時~夜8時までなんだけど、2年前行った時は臨時休業で、ご主人が「ボイラー代の関係で・・・」と言っていました。 

まだ営業しているのかも不明。営業していたら絶対入って欲しい。そんな温泉です。

(いや入ったことないけど・・・)

 

那須高雄温泉

以前、高雄登山道途中にある「膳棚の湯」という野湯を目指そうとして、その帰りに寄って帰ろうと思って調べたところ。

ちなみに、膳棚の湯自体は、飯盛温泉跡から10分ほど下ったところにあって、足ぐらいしか入れませーん。(ここらへんは、興味がある方調べてみてね)

  

そこのお湯に、なんとなく泉質も似てそうだったので、帰りに寄ろうっと。

青白くてぬるい露天風呂が待っているらしいよ。

日帰り入浴 500円でタオル付き。11時半~19時半まで受付。

いやいや、高雄登山道使うならば、ぜひ入って行くと良いかと思います。

那須高雄温泉『おおるり山荘』日帰り入浴(1)屋外露天風呂・白濁硫黄泉 〔栃木県那須町〕 6月15日は栃木県民の日でした : 遊々☆湯ったり☆ぶらり旅 [ゆゆぶ]

那須高雄温泉『おおるり山荘』日帰り入浴(2)館内露天風呂・内湯の白濁硫黄泉 〔栃木県那須町〕 : 遊々☆湯ったり☆ぶらり旅 [ゆゆぶ]

で、私の記憶が正しいのであれば、ここって、、、

昔無料の露天風呂だったところじゃなかったでした?

風紀やらゴミ問題やらで一度なくなって・・・違うかな?

 

弁天温泉

露天風呂が混浴なのと、入浴料1000円で、私的に敷居が高いですが・・・

那須の緑のニク〜い湯/那須温泉郷・弁天温泉旅館 | ひなびた温泉研究所

こちらの訪問記を拝見して、「これは行かにゃ!」と思った次第であります。

奇しくも大田原高校登山部の山岳事故が起きたスキー場にも近く、慰霊登山を考えていて、調べた旅館ですね。

日帰り入浴 10時~18時まで

 

ちなみに、私が心から崇拝しております、スッチーさんも入られてます♪

弁天温泉「弁天温泉旅館」 | スッチーの混浴露天風呂体験記~温泉画像付

私のとは比べ物にならない素敵なお肌・・・

スッチーさんの段違いの艶具合はまさにアデージョ

 

以上でした

あぁ。

三斗小屋温泉にも行かないと~(TOT)

なんだかんだで忙しいんだよなぁ・・・

【梅雨の晴れ間】太郎山へ行ってきたよ【群馬のおねぇさまと♪】

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栃木県 太郎山からの360度大パノラマを堪能中~

 

ずっと行きたいと思っていた太郎山は、眺望よし、高山植物あり、ほどよい高低差ありの3拍子揃った、想像以上の、素敵な場所でした♪

今回は、社山でお会いし意気投合してから、メールのやり取りさせてもらっている群馬県のお姉さまとの登山です。

梅雨入りしたのに快晴に恵まれ、そして途中でお会いした群馬の健脚オジサマ&オバサマ方が、本当に面白くて(*´ω`*)

最後の最後まで楽しめた1日でした~!

あぁ~!幸せの絶頂すぎて、死にたい~(TOT)

 

というわけで、まだまだ感覚戻ってない状態の私でもどうにか行けた太郎山なので、サクッと報告です。ログとかはYAMAP見てちょ。

ピストンだったのですが、ゆっくり休憩しつつ、大体、6時間半ほどで戻って来れる感じでした。

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8時半 集合 8時50分出発っと。

今回は光徳牧場側からのピストンです。山王峠手前の登山口付近に路駐っとな。

まぁまぁスペースはあるのですが、数台と言ったところ。土日や紅葉シーズンは停める場所ないかも。

群馬のお姉さまとはここで集合。のんびり準備していたら、男女2名が快活に「登山口間違えて、余分に30分歩いちゃったよぉ~」と元気に過ぎ去っていきました。

光徳牧場から歩いてきたとか言ったような??ん?(地図ゴソゴソ)

えっ!? 1時間半近く歩いて!?+30分迷って?からの、太郎山??ウソでしょ?

 

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驚いていたところに、群馬のお姉さま到着~♪お久しぶりです~♪(*^^*)

と挨拶もそこそこに、我々にとっては長丁場だからね!と、すぐに出発です〜 

のっけから、すくすく成長した笹と、延々の登り。標高差350mを一気に登るよ!

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まだまだ身体が本調子ではないので、登りきつかった・・・ゼィゼィ(汗)

でも頂上付近になるとこの景色♪ 素敵すぎる&テンション上がる。

ちなみに、登山口ですれ違った2名にここで追いつきました。

やっぱり光徳牧場から太郎山縦走して帰ってくるのだそう。オジサマは74歳でまだまだ体力有り余る感じ。オバサマも普段ソロで登っているらしく、細身ながら軽々と登られていかれて・・・

話がはずんでしまうのですが、まずは目指せ!小太郎山ってことで。

 

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途中までは下りとやや平坦な道。地図によると大体、標高差で180mくらい下ります。

てことは。。コタローへ行くには、430m登るのかぁ!

 

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ぜぃぜぃ言いながら、オジサマ達を追いかける。登山道自体はとても整備されていて危険箇所なし。とても歩きやすいですよ。

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疲れた頃に、シャクナゲパラダイスが待ってました♪

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癒やされるわ・・・

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伝わらないだろうけれど、結構急登続きます。まぁ白根湯元コースに比べたら、屁でもありませんが、辛いものは辛いんじゃ~

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でも頑張った分だけ、いい景色が徐々に見えてくる!

そして息の上がった私達を待っていたのは・・・

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イワカガミ!めっちゃ咲いてました!でもピンボケしないで撮れたのはこれだけ!

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 ミツバオウレンかな?ヒメイチゲも撮影したハズなのだけれど、ボケボケでした。

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 黄色いスミレも咲いていました。キレイ♪

と、次々高山植物がお出迎えしてくれるので、疲れないというか、そもそも先に進まない。 

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コバイケイソウもにょきにょき出てきていました。今年は咲くのかな?

さて、このいい感じの道を登っていけば、コタロー山はすぐそこ!

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どーん!コタロー山についたよ~!男体山あたりの青々とした原生林がもう、素晴らしいとしか言いようがない。戦場ヶ原も一望だよ~!

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どこもかしこも絶景が広がっていて、なにここ?すごい!しか言えない。

すごい。すごすぎる。コタロー山、いいところじゃん!

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自己主張しない、派手さもない山頂看板もグイグイくるわ。シンプルイズベスト!

山頂広いし、お昼ご飯に最適よ。ここ。

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でもコタロー山はただの通過点。これから向かう太郎山方面。

もうコタロー山まででいいんじゃないかと、個人的には思っていたり。

あと気づいたけれど、左側にスカイフィッシュ!(←このネタわかる人いるかしら)

 

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というわけで、太郎山へ向かいます。

途中にあった、ちょっぴり危険な場所「剣ヶ峰」

健脚2名についていってしまって、頑張って降りたけど。

この手前5m左に巻道あります。無理しないでそっちに行こう!

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笑ってるけど、写真左すぐは崖だかんね!

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ヒメシャクナゲの群生がいっぱい。かわいい~♪

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太郎山を捉えた!

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最後の急斜面を登って・・・

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お花畑が右手に見えてきたら、山頂はもうすぐそこ!

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太郎山!こちらの山頂の、クタクタした看板も好きだわ♪タロー!来たよ~♪

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そして普段ソロで登山されている人たちの、気ままな自由行動タイム♪

今回のメンバーは、まさに スタンドプレーからなるチームワーク と言った感じで、妙な連携プレイとかあったりして。

絶妙すぎて居心地が本当に良かったです。まぁ私は3人の山の話に、全然ついていけなかったんですけどね💦

まだまだ穴が青いわ、私。皆について行けるよう、努力あるのみ!

 

そんでもって、この景色の良さも伝えようといろいろ撮影したのだけれど、やっぱり現実と比べ物にならない。

実際に行って見て、この感動を体感してきて欲しいよ!

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これからは、もうちょい丁寧に撮影しようかな。

何度も言うけど、天気がいい日に太郎山、いいっすよ。

男体山よりも高低差ないし、人少なめだと思うし。私は断然、こちらをオススメします。

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山頂恒例の、地図見ながら、あの山は~?

遠くまで見え過ぎて、マジか〜という山まで見えたらしい。

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あとは腹ごしらえしなら、情報交換とな♪

なんかいいなぁ~こういうの。平日登る上級者狙っていって、いろいろ教えてもらおうかしら?うふふ。

 

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さて。のんびりもしてられないので、そろそろ帰りますよ~

健脚2名は縦走で、このまま裏男体林道から光徳牧場へ とか凄いこと言っているので、先に行ってもらいます。

今度、私もこのルートで頑張ってみようっと。

 

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日光の、この案内板。好き。

というわけで、私達は山王峠に戻ります。(健脚2名は新薙へ)

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さくさく下山して、コタローで最後の絶景を撮影したら、最後の山王帽子山への登り返しでヒィヒィ言って・・・

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朝撮影し忘れたので。成長した笹が、結構なことになってますので注意ね。

 

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15時10分 登山口到着

登山口すぐにあるズミが満開でした~

最初から最後まで、花が楽しめた1日でした。

 

帰りはもちろん・・・

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光徳牧場 アイスクリーム 300円を堪能して帰ってきました♪

 

なんだろ。この満足度400%の楽しい一日ったら、ない。

疲労感もすごいけれど、

「これだから、山はやめれねぇな!」

と思った一日でした。

 

というわけで、太郎山というより、小太郎山、超オススメ。

男体山とかよりも全然イイ。

500円払って登る山(男体山)なんかよりも、帰りに300円のアイスを食べようぜ!

 

 

私は秋あたり。健脚2名を目指して、縦走してこようかと思っています。

 

 

てなわけで、平日なのに山行きまくってるけど、あれれ?この人・・・まさか・・・

そうなんです・・・

6月から。なーんと。

無職になったんです。あはは。

笑い事ではないんですけどね・・・

 

ちょっと忙殺すぎたのと、会社の対応の悪さなどなど。いろいろあって。

限界でした。

 

しばらくは、やりたいと思っていたことなどなど、いろいろ形にしていきたいな と考えています。

しかし、親が、これを機会に、旅行連れて行けとうるさいし。

てか、家の片付けなどなど、意外と雑務いっぱい・・・orz

無職も無職で、何かとツラぃし忙しいものだな・・・

 

【ぼっち】社山へトレーニング【梅雨入り】

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社山。頂上まではまだまだ手前の岩場にて。

明日から梅雨入りとのニュースを見て。

思わず山へ凸 してしまいました。

 

というわけで、ぼっちでも比較的安全な社山への登山です。

社山って強度的にもいい感じだし、景色もいいし・・・何より携帯つながるし!

ホントは白根隠山に行きたかったのだけれど、今の私には体力的にも技術的にも難しいと判断しました。平日ですし、人が極端に少なくなるので、無理は辞めましょう。

 

ログはこちらにUPしましたので、今回も確認したい方はどうぞ。

社山トレーニング | 社山・半月山 |YAMAP 登山・アウトドアの新定番

YAMAPとブログをどう分けるか・・・全然考えてないけれど、しばらくはこのスタイルで行きますねー

 

てなわけで出発なのだけれど・・・

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歌ヶ浜駐車場より。超快晴♪

男体山が青々しています。雪景色ばかり見てたから、超新鮮。

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1時間ほど湖畔を歩く。やっぱり好きだな~この雰囲気。

この日も多くの釣人で賑わっていました。

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1時間弱ほどで、阿世潟へ到着。

いい感じでウォーミングアップ出来たし、峠に向かってサクサクと登りましょう。

というか、セミの声がすごいな・・・(-_-;)

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新緑の季節。緑生き生き♪

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途中、登山道整備されていました。感謝です。

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阿世潟峠から社山方面へ。

右手には終わりかけのアカヤシオが・・・今年は多忙で見逃していたので嬉しい♪

ここからは延々と結構な登りが続きます。

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足尾側の山々もよく見えます。

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途中、雨量計か何かがあるところで休憩。ちょっとエネルギーが足りない・・・

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そして誰もいないので、恒例の一人撮り♪三脚持ってくればよかった・・・

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ここから社山方面。この稜線がなんとも言えないのですよ。

さてと。ここからもゼイゼイ言いながら登りまくって・・・

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はぃ。頂上到着っとな。相変わらず、頂上がっかりだな。

そんでもって結構疲れた・・・そして曇ってきた。。。(´・ω・`)

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足尾方面を望む。てか私ったら、年齢相応の見事な寸胴体型じゃ・・・(汗)

この、腰のあたりにお肉がついているのがわかるかしらん?

これから山登りまくって、早く取り除かないと~(TOT) くびれぇぇぇ~!

そして、この先の黒檜岳まで行けるぐらいのスキルを身につけるのが、今年の目標です。

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頂上はあまり眺めがよくないので、軽く休憩したらとっとと下山。

あぁ・・・社山、やっぱりいいなぁ・・・

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男体山中禅寺湖が、こんなに素敵な場所だったなんて。

社山に登るまで知らなかった。日光って本当に素晴らしい場所。マジで住みたい。

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登山道が整備されすぎていて、本当に下山しやすいのが社山の良いところ。

鳴虫山ではスピードアップ出来なかったけれど。社山はサクッとです。

湖畔でのんびり昼寝してから帰ります~

ちなみに数メートル先では、釣りに疲れた釣り人さん2名が転がっていました(笑)

ほのぼの 平日の昼下がり♪(*´ω`*)

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帰りにイタリア領事館だったかな?公園に立ち寄ったら、クリンソウが満開でした♪

そういえば去年、母と千手ヶ浜まで見に行ったんだっけ・・・

うーん。今年はもういっかぁ?

 

さてさて、この先の英国大使館では午後ティーが飲めるらしく、多くの方で賑わっていたので、逃げるように駐車場に戻って今日は終了です!

 

やっぱり社山は、歩きやすいし、眺めもいいし、ほどよい高低差も良いね~!

社山さいこー!

鳴虫山より全然オススメだよー

というわけで適当報告でした!

 

今週末は、この社山でお会いしたお姉さまと、太郎山に行ってくるよ~

 

追伸:

GWぐらいから、月1万PV突破していて、ちょっと焦っています。

こんなにいろいろな方々に見ていただけて、本当に嬉しい反面、適当人間の適当報告なので、参考になっているのか!?と心配になっていたり。

別にこのブログでなにかする気もなくて。ただ書きなぐり程度のものですが。

よろしかったら、これからも温かく見守っていただけると幸いです・・・

【ぼっち】鳴虫山へトレーニング【適当報告】

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神ノ主山にて恒例の一人撮りなり。

眺めがいい!とか、花が素敵!というわけでもない鳴虫山ですが。

駅から近くてトレーニングに最適!なとこが、なんとなく好き。

 

ここ半年、登山らしい登山してこなかった私にとって、ピッタリの山だなと思いたち。

6月のなんでもない日に、フラフラと。行ってきました。

 

なお、鳴虫山の詳しい情報は東武鉄道さんが出しているので、この地図を見て行けばバッチリですよ。オラも参考にしたぞぃ!

鳴虫山コース 東武線沿線:自然ハイキング「電車でハイキング」

  

補足として伝えておくと、「山頂眺めなし。木の根っこすごい。帰り、憾満ガ淵に降りるなら、整備されてなくて道悪いから気をつけて。」なのが、鳴虫山です。

でも3~4時間ほどで下山できてしまうので、お手軽登山したい方にはオススメですよ。

 

というわけで、今回も適当報告。

ペース配分等はYAMAPにUPしたので、気になった方はご参考に。

鳴虫山トレーニング | 鳴虫山・火戸尻山 |YAMAP 登山・アウトドアの新定番

 

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駅から鳴虫山へのルートは、看板がいっぱいあるので、まず迷うことはありません。

かなり整備されてるなぁ・・・という感じがしました。

 

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満開だったあじさいの出来損ないみたいな花。すみません。無知なので名前がわからないです・・・

 

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歩き始めてすぐにある鳥居。なんとなくこの古めいた雰囲気、私好き。

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なだらかな坂道を延々と歩く。とても歩きやすい。

けど、ずっと続くから、地味に疲れる。 

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そしてあっという間に神ノ主山山頂へ。ここまで40分ほど。楽勝です。

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眺めは女峰山あたりと、日光市街地が一望できる感じです。

ちょっとモヤってるし、奥日光歩いた方が楽しかったかも・・・とやや後悔。

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鳴虫山恒例の根っこ祭り。でも、とても歩きやすい。

虫の音?というより、これは・・・セミだな!

ミーンミン鳴いていました。もう夏ですね~

汗だくになりながらも、サクサクっと登っていきます。

最近、道なき道ばかり歩いていたからか、登山道のありがたみをしみじみ感じます。

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1時間半ほどで頂上へ到着っと。

特に感動もなく、歩き足りないモヤモヤを抱えながら、とりあえずおにぎりをもぐもぐ・・・

あ。頂上には、ぼっち2名、家族連れ、カップルがいて、終始ワイワイしてた感じでした。特にカップルが初調理っぽくて、焦りながら携帯コンロ使っていたのが、初々しくて可愛かったなぁ。

私も、あんな風にキャッキャする時期があったら良かったのに・・・(遠い目)

 

と、センチメンタルになったところで、とっとと下山とな。1時から予定があるざんす!

 

帰りは憾満ガ淵方面へ。

ちなみに、こちら方面はあまり整備されているとは言い難く・・・

登山初めたばかりの方は、あまりオススメしません。

家族連れの小学低学年の女の子、途中ギャン泣きしてました。

段差が大きいので、小さいお子さんにとっては、かなり恐怖だったみたいです。

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てなわけで、合峰というところなのですが。

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YAMAPの地図で見ると、素麺滝なるところに行けるルートがあるようなのですが、行けないようにロープが・・・

ちょっと立ち入って、先に進んでみましたが・・・

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一応ロープとかあるので大丈夫かなぁとか思って進んでみましたが、途中から本当に踏み跡がなくなって怖くなったので、撤退っと。

ちょっと、まだ感覚戻ってないので、無茶はやめよう。元ルートに戻りました。

 

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帰りも足場悪く、スピードアップできずに、出来損ないのアジサイみたいな花を愛でつつ、下山とな。

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鉄塔が出てきたら、ゴールはすぐそこ!

女峰山方面が本当にキレイに見える~!いい天気だぁ!

というか、こういう金網見ると、沖縄の米軍基地を思い出します。

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化け地蔵がお出迎え。

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そして左側は憾満ガ淵の澄んだ川。

あぁ・・・やっぱりここ、いいなぁ・・・・(*´ω`*)

 

トータル3時間ちょいぐらいしか歩いていないけれど、地味に汗だく&疲れ気味。

しかし午後から予定があるので、のんびりもしてられず。

 

サクサクっと通り過ぎて、今回の山行は終了っとな♪

運動不足解消にはやっぱり鳴虫山はお手軽でいいかも♪ オススメですよ♪

 

 

さてさて余談なのですが。

下山後は、東照宮近くでフットケアのイベントがあったのでお邪魔してきました。

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栗山にある「ゆらら花」さん主催。

登山後の足のむくみがずっと気になっていたので、相談&勉強がてら。

意識高い系の美女子が集まる中、汗だくの私が(足は途中の水道でちゃんと洗ってマス!)途中参加してしまい、なんか申し訳なかったけれど。

2時間、みっちり足もみまくったおかげで、むくみが完全に解消したZE★

特に効果のある足のツボ3点を教えてもらって、日々押しまくっております♪

 

今年はもっといっぱい、山に登っていきたいので。足は大事にしていきたい。

というか、人に揉まれると結構いいネ・・・(•ө•)♡

お値段もお手頃だし、奥鬼怒帰りにマッサージ、お願いしてみようかしら♪(*´ω`*)

 

三沢大滝(仮)へ再び!【地元のおいちゃんと】

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半年ぶりの三沢大滝(仮)。

相変わらずの迫力はもとより。やっぱりこの滝の醍醐味は、滝下まで行けるところ。

胸いっぱいにマイナスイオン吸い込んで。

※あと、落としてきたマブイを回収して・・・(意味わかんない人はスルーで)

あぁ。。。ここ半年間のストレスが、滝と一緒に溶け出して流されていく・・・

この日は天気が大荒れで、晴れ→突然の雪→霰と、目まぐるしく気温も変わっていく中、帰りは楽しく山菜を採りながら~の。

まさに地元の方の案内があってこそ!の充実した1日を過ごしてきました。

 

というわけで、半年ぶりの更新です。心配おかけしております。

まさに「忙殺」という言葉がしっくりくる状態がここずっと続いていて、やっとこさ、この大型連休で復活しました。

いやはや。1~2月は本当に余裕がなくて、三途の川が薄ら見えたわよ・・・

 

そんな状態でも、ちゃっかり人脈作りだけは頑張っていて。

栗山地区協力隊の若い子達のフォローもあって、猟師のおいちゃんを口説き落とすことに成功!おっしゃー!三沢大滝(仮)にまた行ける!!(*´ω`*)

てなわけで実現した今回の滝ですが、栗山最速を誇る猟師のおいちゃんが連れて行ってくれるってことなので。想像してくださいな。ハィ。

足を引っ張らないようについて行くのに必死なので、写真少ないです。

しかも、開始10分で左膝を強か岩に打ち付けました(汗)

無事に行って帰ってこれたのは、私が凄いのではなく、猟師のおいちゃんが次元を超えて、とにかくすごいだけ。

もっと修行せねば・・・と、自分の力の無さを実感して帰ってきました。

まぁまぁ、とりあえずざっくり報告ね。

 

●8:20 登山開始

三沢大滝(仮)をご存知の方はご周知の通り。地元ルートが存在します。

簡単に言うと、第三堤防のすぐ近くまで行けますが、基本的に立入禁止ゾーンなのと、未舗装のガタガタ道を2kmほど上がるので、まったくもってオススメできません。岩盤弱いから落石多いし・・・

 

でもおかげさまで、前回と比べて格段に楽でした。それでもへっぽこの私は、帰ってくるまで1秒足りとも気が抜けませんでしたが!

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あっという間に岩ゴロゴロの川沿いに。天気が良いらしいが、もつかな・・・

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地盤弱くて、崩れてるところ多数あり。これはまだマシな方。

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土岩?山が一つ崩れたところも教えてもらったんだけれど、撮影忘れちゃった。

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前回もそうでしたが、獣道を行きます。道なき道をなので地味に疲れる。

でもおいちゃん曰く「沢からのほうが断然楽」だそうです。

何度か渡渉繰り返し。つーか、普通の登山靴だと濡れちゃうし、滑るわね。

ピンスパイク付き長靴、早急に買わなくては。(猟でも使うだろうし)

 

10:40 唐突に三沢大滝(仮)到着

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まぢか。まだ2時間半も歩いてねーぞ?オィオィ・・・(汗)

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近くに寄っていって、間違いがないことを確認。真ん中右あたりにあるのは残雪です。

まだまだ残雪が多いせいか、周囲の木々も新緑とは程遠い状態。前回よりも華々しさが足りないような気がしますが、これはこれで。

地元では、ただ「大滝」というそうです。山菜採りついでに見るかーって感覚なので、名前がないのも納得。

でも、ここいら付近だけ空気が変わっていて、やっぱり神聖な感じは相変わらずです。しかもなぜか、雪が降り始める・・・ナンデ?

 

とまぁ20分ほど滝で遊んでから(私だけ。おいちゃんは濡れるからと、遠くから見守ってました)、今回のメーンイベントへ。

 

11:00 帰路へ向かいながら山菜採り

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と、その前に、こごみの群生がいっぱいあって、思わず持ち帰ることに・・・

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そして苔モフモフゾーンが本当に素敵なんだよね。ここ。

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お目当てはこの自生してる天然のわさび。

でもどうやら、根こそぎ持っていかれてるようで・・・

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仕方なく、2番めの滝を見に行く。前回も来た記憶があるけれど、フラフラで覚えてなかったし、確か近くまで行かなかった気がします。

今回はがしっと。見に行けました。いいねぇ~ちょうど晴れて逆光モードで撮影っとな♪

 

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ってなわけで、今回の目的!天然のワサビです。

行きに、株を見つけていたらしい(^_^;)

必死すぎてわかんなかったよ、、、

この横でつまみ食いしてたんですが、水菜みたいにシャキシャキでほんのり甘みを感じるけど、最後に奥からわさびの辛味がやっていて超美味しい。

この先、手当たり次第、食べだします。だって美味しいんだもん。

ちなみにここのわさびは、根が育たないそうです(そういう種類なのか???)

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第3の滝だそうです。矢板のおしらじの滝チックでちょっといいかも。

さてそんなこんな遊んでいたら、なんと!天気悪化で雹が!

ちょっと慌てながらも確実にわさびをゲットするおいちゃん。

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わさび洗うおいちゃんの横でのんびり休憩とな。

泥っどろのびしょ濡れ状態だけど、楽しすぎて全然気にならないし、川はキレイだし、もうなんか感動とかそういうレベルじゃなくて、心の底から笑いがこみ上げてくる、変なテンション状態になって、おいちゃんに超心配される(汗)

 

14:30  無事到着!

前回よりも楽ではあったけれど、辛いものは辛い~!

お疲れ様でした!てか、まだ太陽高いじゃん・・・

 

帰りは、最近毎週のように通ってる、開運の湯でのんびり。

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ごめん。日向鉱山の時に撮影した写真、使い回してます!(汗)

 

この日はキャンプ場が大盛況で、小さいお風呂が芋洗い状態になっていたんですよ。 

お風呂から出た後は、地元の人とこたつでのんびり、地元の山情報を教えてもらって~

さて帰ろうとしたら、おいちゃんから電話があり、「まだいるのか~!わさび~ 持ってかえって~」と下茹でした天然わさびをおすそ分けいただきました。

わぁ!最後の最後まですみません!

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しかもこれがまた、日本酒に合うのなんのって♪

こごみも下茹でして、私は味噌マヨネーズ、母は胡麻和えで1杯♪

次の日はピザにトッピングして食べました。チーズにも合うわ!アク少なくて本当に美味しい〜!

大満足の1日でした!

 

はぁ・・・しかしGW終わったら、また忙殺シーズン到来です。

あと1ヶ月、乗り越えれるかしら・・・(TOT)

 

【鉱物学視点から】日向鉱山跡地へ【再び】

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日向鉱山跡地にて、閃亜鉛鉱を発見の巻。

今回はちょっと鉱物学視点からの勉強会も兼ねて。5名でのんびりテクテク。

楽しみながら遊んできました。

 

さてさて。去年の秋に鉱山跡に行って以来、あのセピア色の世界にすっかりハマってしまいまして。

yamatetsuko.hatenadiary.jp

ハマると大暴走するタチです。私。

なので、県内の鉱山跡地の把握から県内産出の鉱物までを徹底リサーチしていたところ、この半年の間にいろいろと不思議な出会い、ご縁がありまして。

えぇっと簡単にいうと、同僚にゴリッゴリの鉱物マニアを発見したのと、地元の中学生に鉱物好きがいて。別々に話をしているうちに、どうしても二人を引き合わせたくなってしまって。

この世界、理解者少ないからね。

そこで、以前よりブログを通して交流していたnoster-o氏にバックアップを依頼。

また前回、一緒に鉱山に行った方も、「もう一度行きたい!」とのことだったので、計5名でツアーみたいな感じにして、レッツゴーしてきちゃいました。

当日は予想以上に皆意気投合して、終始笑いが耐えない山行になりましたよ~

というわけで、簡単報告です。今回も場所はお知らせしません。危険箇所が多いため、行きたい方は自分で調べて、行くのも自己責任でお願いします。

 

そんでもって、細かい説明は前回のログを見てもらうとして、今回はざっくり報告にします。

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最初は廃れた林道を歩いていく。新緑が大変美しく、清々しい。この日は暑くなく寒くなく。天気にも恵まれ、本当に良いハイキング日和でした。

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このあたりは通行止ながら、車やらバイクやらガンガン入ってきています。

なのでゴミが結構落ちている。しかし、なぜに便器が・・・!

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林道横を流れる大滝沢。すこぶるキレイ。だけれど、よそ見すると崖から落ちる仕様。 

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元気っ子中学生が、すごい勢いでトカゲ、ゲット!栗山の自然ばんざーぃ! 

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鉱山眼の前にやってくる、超危険箇所。はぁ・・。全員無事で良かった~!(TOT)

(てか、これ帰りの写真やってん。ごめん。行き、撮影の余裕なかったの)

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そして今年もやってきました、日向鉱山跡。相変わらず無数の車輪達がいい味出してます。

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最初来た時見つけれなかった発掘跡。水ぴちょんでとっても涼しい♪

さて我々山チームはのんびり跡地散策しているのですが、鉱物マニア達はというと・・・

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鉱山跡地手前にあるズリ(掘り出した鉱石を、振り分けた後のクズが山になった場所。)に釘付け!!というか早速、鉱物学講座開始してます!

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近寄っていくとなんか楽しそうにコンコンしてる~♪

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二人に「見つけたよ!」と言われたので、もらって撮影。右が閃亜鉛鉱。左が黄銅鉱。

何もないと思っていたズリにも宝物が!!!いや、これ自体にあんまし価値ないけど。

ただこの鉱山は銅7割亜鉛3割と言っていたので、まさにこの鉱山を表現するに値する鉱石ですね。ふむふむ。ちょっぴり感動。

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そこまで興味がない我々は、崩れた校舎を見学しつつ裏手に回り、散策っとな。

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花も咲いてるねぇ~♪など言いながら、のんびり散策して戻ってくると・・・

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あ、まだやってる・・・(汗)もう1時間近く経過しておりますが、破砕機に見向きもせず、ひたすら目の前に石に戦いを挑んでいる。しかもめっちゃ楽しそう・・・

2名はほっといて、木陰見つけて私達はゆっくりお昼タイム♪ 

で。

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私達がご飯食べ終わって、そろそろ出発だよ~って時にやっと石を割るのをやめた同僚。ご飯食べてないやん!てなことで、慌てて水分補給もさせながら、本日の釣果について話してもらう。

時間ギリギリまで採取するって事前に聞いていたけれど。本当だったのか。

同僚のオタクっぷりに、さすがの山友2名も興味津々に質問攻め(笑)

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 これがこの鉱山を表す鉱石。真ん中に水晶、閃亜鉛鉱と黄銅鉱の脈が見える。。。とか言ったと思う。

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持ち帰ると嬉しそうに見せてくれた鉱石。金属含まれているから、ずっしり重い。

しかし重さと比例して、とっても満足そうな同僚を見て、ついニマニマしてしまう・・・職場と違って生き生きしている姿が見れただけ、オバサンは大満足よ~♪(*´ω`*)

中学生もとっても嬉しそう。うん。二人のこの笑顔が見たかった!

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さてさてのんびりしすぎましたが帰ります!

また来たいけれど、あの崖危険だし、次のチャンスはないだろうな・・・

バイバイ。日向鉱山。戦争のない平和な時代、山奥でひっそりと朽ち果てていってね~

 

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って、帰りはサクサクっと行きたいんだけれど、今度は山友noster-o氏がなぜかGEORGIA缶の歴史について語りだして、全然先に進まね~!しかも全種類落ちてたし!!

ヲタクの話は基本的に面白いので、ついつい引き込まれてしまう。いかんね♪

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最後まで、なぜか中学生は石をコンコン。そして大滝沢沿いの林道は、こんな崩壊しまくってる崖ばかりです。今年の夏、台風直撃とかしたら、もうきっと行けなくなるんじゃないかなぁ。

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稲ヶ沢分岐までたどり着いたら、ゴールはすぐ目の前。

お疲れ~と目の前の沢にドボンしたら、めっちゃ冷たい(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

ゆ、雪解け水だったかぁぁぁぁ~!

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そして川辺の石までも気になってしまうようになった私達。

今日は一日とても勉強になりました。皆の笑顔が見れて、本当に主催(?いやむしろ幹事みたいな?)してよかった!

残り30分ほど歩いたら、本日のツアー?は終了!

 

今回はハラハラ・ドキドキの大スペクタクルアドベンチャーみたいな感じで、企画した私にはちょっと荷が重かったかな・・・と少し反省しています。

無理良くない。でも楽しかったし、noster-o氏にも会いたかったし。

私の大好きメンバー全員が集まる、このタイミングは逃せない!と思ったので、結果オーライってことにします♪(*´ω`*)

次は危なくない西沢金山あたり、一緒に行きたいな。

 

この後は上栗山の黄金の湯でのんびり温泉へ♪

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人誰もいなかったので、こっそりパチリ。

ゆっくり出来たし、源泉掛け流しだし。言うことなしの1日でした!

 

 

 

最後に・・・

危険箇所の写真なんだけど、伝わるかなぁ??

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これは4/22時点での写真。29日に行ったらロープ切られていました。

うすらある踏み跡は22日の時は土が水分含まずボロボロで足場が固まらず、完全にロープがないと川まですべって滑落する状態でした。

29日は3日前に雨が降ってくれたおかげで地盤が少し固まってくれたか、足場は前回と比べたらきちんとある状態。ロープが外されていましたが、十分渡ることができました。いやちょっと危なかったけど(汗)

私も帰りに一瞬下見てしまったせいで、足がすくんでしまい、後ろから中学生に「へぃへ~ぃ」してもらって、どうにかこうにか渡りきれた状態でした。

とにかく、ここいらの岩盤がボロボロ!

「だって、方解石だし・・・」と鉱物マニア達は言ってましたが、そんな1言で納得出来るかーぃ!

 仕方ないことなのだけれど。確かに方解石が崩れて、砂漠状態になってるところ、いっぱいあったしね。

行きたいと思った方は、今年の栗山ツアーでも開催されるようですので、そちらへ参加されることを強くオススメします。いや本当に。

私はこの崖が怖いんで、次行くなら沢ルート探索しながらかな?

【初詣】宇都宮羽黒山に行ってきたよ【超低山登山】

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宇都宮羽黒山からの景色。

正月太り解消と、初詣を兼ねて。地元の神社へテクテク。歩いてきました。

 

新年あけましておめでとうございます。

今年も登山頑張りたいと思いますので、温かく見守っていただけると幸いです。

 

というわけで、久々の更新ですみません。

なんだか・・・羽黒山行ったあと、ロクなことがなかったんですよ!

実は、12月のクリスマスイブにも行ってたんですが、職場で風邪が流行していたのをどうにかして!と、うーとーと(お祈り?祈祷?)したら、より一層流行しやがりまして!

より残業続きとなり、本当に死にそうになって。

今回1月は、風邪気味から気管支炎になり、水すら嚥下出来ないという状態に・・・(TOT)

 

地味に、不幸なことが、起こって、る・・・??(汗)

 

なので記事にする気力がまったくなく。

でもまぁ、YAMAPにはUP済みだったし。風邪も治ったことだし、やっと重い腰を上げました。

てなわけで、詳しい軌跡はこちらを参考にしてくださいね。

羽黒山と梵天の湯 | 篠井富屋連峰(宇都宮アルプス) |YAMAP 登山・アウトドアの新定番

 

今回は羽黒山だけだと距離も少ないので、梵天の湯出発にして、ちょっと強度を上げてみました。地元の人は知っているけれど、ここ。歩かなくても車で行けちゃうスポット。でも、良いところですよ。ホント。

 

というわけで軽く報告ですー

(面倒なので、12月と1月の写真ごっちゃまぜしてます。ごめんちん)

 

梵天の湯出発

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奥に見えるのが羽黒山

こちらは駐車場がとても広いし、帰りに温泉に入れるし、野菜もリーズナブルに買えるし、もちろんご飯も安いので、私的超オススメスポットです。

ただ、名物のゆずソフトクリームは、当面販売しないそうです・・・ギャフン!

あと、近くに上河内地区市民センターがあって、羽黒山の詳細が載ってるパンフがあります。歴史や伝承が知れてなかなか良かったですよ。土日も開いているので、行く前に寄ってみてもいいかもしれません。

 

❍鬼怒川沿いをテクテク歩く

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羽黒山目指して、鬼怒川沿いをテクテク歩きます。

余談ですが、ここの川は猟場だったりします・・・

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クリスマスイブは、なぜか男性2名と行ってきました(´∀`*)ウフフ

浮かれたオイラに、神様の鉄槌がくだされたんだと思ってる。

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羽黒山入り口へ。梵天の湯からここまでだいたい1時間ぐらい。

ウォーミングアップによい距離ですね。

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鳥居を過ぎると、一瞬で空気が変わります。神聖な場所。

参道のちょっと歩きづらい石畳をテクテクと。歩いていきます。

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伝わらないかもしれないけれど、結構急坂が続いて、かな~り息が切れます。

ナメてかかると痛い目にあいます。でも空気が良いし、参拝者も多いので、会話しながら楽しく登っていけますよ。

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最後の急坂「カラッソ坂」

ハイカラな名前とは裏腹に、一つ階段登るごとに煩悩が消えるとかなんとか・・・

これ、登山じゃなく普通に参拝に来てたら、結構辛いんじゃないかなぁ?

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坂の途中にあった展望台。歩いてきた梵天の湯あたりが一望です。

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そして神社へ。

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1月の正月明けに行った時は、甘酒を振る舞ってくれました。焚き火でぬくぬくしながら、おいちゃん手作りの甘酒をいただく・・・

なんかいいな~こういうの。

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神社を通り過ぎると、展望台があります。日光連山と宇都宮アルプスが一望です。

天気が良い朝には富士山が見えるそうですよ。

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もうちょい先、NHKのアンテナ基地局みたいなところを過ぎると、頂上へ。

うむ。来てみたら、栃木100名山になる理由がなんとなくわかった。良いとこじゃ。

この先の神社も、彫刻が素晴らしいので、一見の価値ありです。

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最後はこの景色を見ながら、山ご飯♪

12月のときは、肉まん蒸したんですけど、写真忘れ。

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1月はお汁粉~♪ 草餅が美味しかった~ ウマウマで帰ります。

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1月6日現在、ちょっとだけ蝋梅が咲いていました。

2月に蝋梅祭りがあるのかな?ゆっくり長く咲くとのことなので、ちょっと楽しみ♪

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帰りは、参道から途中折れて、だいだら坊の岩方面へ行きます。

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ちょっとした大きい岩が『だいだら坊の岩』

だいだらぼっちがこぼした小石だそうな。

なんだかパワーがありそうだね ってことで、ありがたく貰っておく。

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このあとは、「ユッピー」と書いてある方向に進みます。こっちのほうが山道で超歩きやすいです。くだりは参道よりもこっち使う方がいいですよ。石が滑って参道はちょっと危ない・・・

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で、ユッピーとはなんぞや?って話なのですが・・・

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かなり降りてきたところにあった、広場と展望台のことなのかな?

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下山してきたところに看板が。でも朽ち果ていて詳細不明。

あとで調べたら、ユッピーとは、上河内地区のゆずのキャラクターだそうです。

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帰りも鬼怒川沿いをテクテクと。梵天の湯まで歩いて終了です!

 

昼食入れても4時間半程度なので、遅く起きた週末に行ってみたらいかがでしょ?

危険箇所はもちろんないですし、アップダウンも程よい感じなので、久々の山登りだから体力が不安~なんて時にもオススメだなぁって思いました。

 

ただ、私だけ。神様に嫌われる感があるので、そこがナ・・・(泣)

 

【低山ぼっち】宇都宮アルプス縦走してきたよ【里山歩き】

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ハイサイ!寒い日が続きますが、皆様、風邪などひかれていませんか?

我が職場では12月に入ってから、胃腸炎や体調不良により休まれる方が多く、仕事のしわ寄せが結構ありまして、ずっと残業続きに・・・

趣味からも山も完全に遠ざかってしまい、ストレスが~!!!

てなわけで、ちょっと朝早く起きれた本日、ずっとクリアしたかった宇都宮アルプス完全制覇に行ってまいりました。

ついでに、地図アプリの性能を再確認したのと、ヤマレコの重要性をやっと理解してきました(苦笑)。いやごめん。昭和の人間なので、技術の進歩についていけないんだわ。

というわけで、簡単ながら報告っとな。

 

9:00 宇都宮冒険活動センター 出発

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本日冬型の気圧配置のため、風が予想以上に強めだったので、どうしようかなぁ~とか悩んでいたら、出発が遅れてしまった・・・

今日は篠井の冒険センターから、徳次郎登山口までの縦走なのでサクサク進んで行きますよ。

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冒険センター内の建物には人がいっぱいいました。寒い中、子供が暴れていましたよ。

ちなみに地図も事務所でもらえるようです。ゲットしておきましょう。

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9:10 登山口到着

来年1月までは伐採関連で他のルートは通行禁止だそうです。ここからさくさくと登って行きます~

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10分ほどで展望台到着っとな。前回は日光連山よく見えたのですが、残念。

さて、ここからは、なかなかの急坂を登って行くと・・・

 

9:40 榛名山 山頂

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1座目 制覇っとな。少しモヤってるけど、里山がいい感じで見える。素敵。

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だいぶ登って来たねぇ~♪ ここからの景色も好きですが、次の山に行きますよ。

9:55 男山到着

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2座目制覇!山頂プレート撮影忘れちゃった。風強くなってきたので、先急ぎます!

 

10:20 本山 到着

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サクサクっと3座目制覇!

日光方面ガスっちゃって見えないけど、とりあえずここで休憩っと。

実は黙々と登ってしまったせいで、途中の鉱山跡??発掘跡地??の案内板見逃してしまい、地味にショックを受けていたり・・・(^_^;)

でも大丈夫。実は本山山頂の直下に、採掘坑跡があるんだよぉ~♪(´∀`*)ウフフ

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どど~ん!伝わらないだろうけれど、結構深いのでちょっぴり怖いスポット。

山頂の手前、左側に踏み跡があります。奥の方まで撮影したかったけど、怖くて無理ったら。

このあたり見渡した感じでは、3つぐらい坑口みたいな穴がありました。写真のは露天掘りの跡らしいです。長さ100mほどもあり、見ごたえありますよ。

篠井金山、富井鉱山と呼ばれたこのあたりは、金の他に紫水晶なんかも採れたらしく、歴史的(鉱物学的)にはかなり有名な場所なんだそうです。

このまま沢のあたりまで坑口穴があるんだそうで、ちょい昔、「鑑定団」で富井紫水晶が100万という鑑定結果が出たことで有名になり、鉱物マニアがこぞってこのあたりを発掘したとかなんとか。(ネット情報なので確認してませんが。)

人間の欲を垣間見る一瞬。

というか、地元宇都宮のこと、知ってるようで知らないもんですな。

日向鉱山跡を訪れて以来、俄然、鉱山跡に興味が湧いてきたので、篠井金山・富井鉱山をちゃんとしっかり調べてから、また改めて訪れることにしましょう。

※2018.2.5 ブログ一番下に篠井金山の歴史について、まとめを書いてみました。

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というわけで、次の飯盛山へ向かいます。

ここからは行く人も少なく、道も時々悪し。のっけからロープとかもうねwww

しかもこの、小さい案内見逃して、道迷いしました・・・(汗)

低山登山の洗礼を受けた感じです。いや、踏み跡ちゃんと見ていれば間違えないんですが・・・

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オバカな私は間違えたけど、ちゃんと案内板はあるので基本的には大丈夫。

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植林の中をテクテク歩いていく。

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鉄塔の横の急坂を登って行くと・・・

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11:20 飯盛山 到着

4座目制覇ですが、微妙な写真しかなくてすんません。お夫婦が楽しそうにご飯食べてたので、撮影控えました・・・

そんでもって、ここの山頂は広いのに、なぜか端っこにちょこんと座って、休憩がてら素敵なご夫婦としばし情報交換。

梵天の湯から羽黒山までのハイキングコースを勧められた。1月末から蝋梅が見事なのだそうです。それは楽しみ♪

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ご夫婦はここから冒険センターへ戻るとのことなので、ここで別れて、私は高館山へ。言い忘れましたが、基本的に宇都宮アルプスの山々、山頂付近は急坂です。しかも落ち葉が滑る滑る!ロープがないと危ないってば。

ヒィヒィ言いながら降りて行くと~

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一度林道に出ちゃいます。ここに車を駐めて登られてきた方もいらっしゃいましたよ。

ここからは少し林道を歩いて、分岐を探します。

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看板が壊れてる・・・このあたりから、地図アプリが活躍しだします。

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雰囲気もなんか暗い・・・地図アプリのおかげでどうにか行けてるが不安だ・・・

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まぁ歩きやすいし、昭和な看板もあって癒されるっちゃ癒されるんだけど。

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12:05 高館山 到着

景色悪いけれど、ここも山頂広い!ここで5座目制覇とな。

「友達100人出来るかな~♪」の、おにぎりが似合いそうな山だなぁとか思いつつ、次に向かいます。

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ここから、徐々にヤブっぽくなってきます。人の気配なんぞありませぬ。

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ここ行くのかぁ・・・なんか蛇とか突然降ってきそうで嫌だなぁ・・・

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ヤブを抜ければ、一応快適な登山道に。そして・・・

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12:30 黒戸山 山頂

6座目~!てか、通過点です。ここ。てなわけで、中徳次郎(とくじら)登山口方面へ降りていきますよ。(写真が暗いのは、フラッシュ持ってくの忘れたから)

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黒戸山からの眺め。今まで歩いてきた山と里山が一望できます。

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黒戸山から急坂を降りて、林道へ。

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やっとここまで降りてきました。が、ここからが私にとっては一番の試練。

まず左折(下に降りる感じ)して、鬼山?になるのかな??

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カーブミラー横のピンクのテープが取り付き点とかもぅwww

こんな経験始めてなので、超ドキドキしながら登っていったら、ボルダリングの方々に遭遇!ちょっと人に出会うと思っていなくて、激しく動揺してしまい、挨拶出来ませんでした!本当にごめんなさい!!!

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そしてこの山、巨大な岩ばかりでちょっち怖い。ボルダリング的には良いところなのかしら?あまり興味がないからわからないわ・・・

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てなわけで、7座目の山頂なんだけれど、看板ない上に、地図上では「兜山」みたい。

でも鬼山って言う人もいるんだよね。私的にはこだわりはないので、どっちでもいいです。そんでもって、下山時に踏み跡間違えてヤブを突き進むことに・・・トホホ・・・

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再び分岐の林道に戻って、次は右折方面へ。

ちなみにこちらの取り付き点には「兜山」との案内が・・・

地図ではさっきの山が「兜山」なのですが、どっちが正解なんだろ?

まぁ、細かいことは気にしない。どちらも大きい岩がお出迎えするので、変わり映えしませんし。

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そして、地図アプリではこのあたりが山頂と言っていたんだけど、プレート見つからず。てか、たぶんこの岩を登らないと行けなかったんだろうなぁ・・・

一応8座目ってことで。

分かれ道をなぜか右に曲がってしまったのだけれど、たぶんまっすぐですね。一周出来るのかと思ったら、そうは行かなかった・・・

同じところをぐるぐるしてしまって、不安になって戻ってしまったので、どこかのサイトで見た看板までたどり着けませんでした。無念!

というわけで、縦走終了!このあとは長い林道歩きだよ~!

 

13:30 ~ 14:30 テクテク歩いて、スタート地点へ(1時間歩いたのか・・・)

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人気のない林道を歩いて歩いて・・・

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田園風景の中を歩いて歩いて・・・

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14:30 スタート地点の駐車場到着!

最後の、この1時間の歩きが一番寒くて辛かった~!(TOT) もう二度とやらない!

体冷え冷えで温かいもの食べたかったのですが、駐車場にある食堂は、午後2時までの営業で無念・・・

おとなしく家に帰りましたとさ・・・(´・ω・`)ショボーン

 

というわけで、宇都宮アルプス制覇してきました。

菓子パン1個でトータル13.9km。2200kcal消費しつつも元気に歩けたのは、たぶんストレス食いで中性脂肪を溜め込んでいたからかな?

でも内臓まで冷え切ってしまっていたので、一瞬胃腸炎っぽくなってしまい、ちょっと危なかった。

そして、地図アプリがないと全然ダメダメで、だいたい分岐の踏み跡を見逃す私のスキルの無さに呆然。

少しづつ、スキルを身に着けて行こう。あと、寒いので防寒着も身につけて行こう!

 

 

追記 ※2018.2.5

篠井金山について、ちょっとだけ調べてみたので簡単にまとめ。

金山開発の経緯は不明なんだけど、市の無形文化財にも指定されている「篠井の金掘唄」から推測するに、室町(戦国期)時代から江戸時代初期にかけて金鉱が発掘され始めたらしい。

詳しく言うと、水戸藩の佐竹氏が絡んできますね。茨城の方では佐竹氏主導で金山開発が盛んに行われていて、宇都宮氏21代目当主広綱(1545-1576)のところに佐竹氏の娘が嫁いできたことをきっかけに、金山開発が本格始動したようです。

この当時使用されていた鉱石を砕いた石臼などが、近隣農家の庭先にあるそうなんですが、、、 

見てみたいけどこのご時世、勝手に人の家の庭見たら不審者になるので注意な!!

 

そんでもって、1856年に宇都宮藩が金鉱山の再開発を幕府に願い出て、幕末まで採掘されていたようで、1857年の産金額は20貫(75kg)ほどはあったそうです。(その後は不明)ただ水抜工事とか諸経費がかさみ経営は困難を極め、長続きせず。資金欠乏のため廃坑に。

んでこのあと、何度も中止と再開発がくりかえされます。

一番発展したのは、明治30年頃。三井鉱山(株)により大々的に開発が進められるも半年ほどで撤退。この時、百数人の人夫のための社宅や溶鉱炉(?私メモに書いてあったんだけど、今見返すとホントかしら?)も建設されたようです。

三井のあと、大篠鉱山→日立鉱山→日東鉱山→富井鉱山(東邦亜鉛)と金主が次々変わります。富井鉱山の時は、金じゃなくて銅山として稼行し、昭和48年に閉山。今に至ります。

なお私的まとめなので、間違いがあるかも。知りたい方は、参考文献で確認されたし。

 

あと、富井鉱山から出た『紫水晶』。

現在、那須野が原博物館にて企画展「みんなの鉱物大百科」にて展示されてますので、ご興味がある方はぜひ行ってみて。

展示 企画展 企画展 栃木県立博物館移動展 みんなの鉱物大百科 那須野が原博物館

鑑定団で高額査定ってのは本当だそうですよ。ヨカッタ!

 

県内の鉱物が一同に集まっていて、とても勉強になりました。ポスンジャック石という名前と色が一番のお気に入りです。

この世界も奥が深いなぁ。

 

というわけで、調査終了!

鉱物よりなにより、宇都宮藩のドロ沼の歴史が一番ムカついて気分悪かった。

 

参考文献

❍篠井ガイドブック ふるさとの歴史と風土 篠井ガイドブック編さん委員会 平成14年2月

❍篠井村郷土誌 昭和6年末編集発行

❍しのいの散歩道 阿久津 義正 2013年11月発行

❍第109回企画展 こんなにあるよ!とちぎの鉱物 鉱山と鉱石のものがたり~ 栃木県立博物館 平成26年7月19日発行

 

【栗山】日向鉱山跡に行ってきたよ【廃墟】

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日光市栗山 旧日向村にある日向鉱山跡

昭和の香り漂う旧林道をひたすら歩き、気を抜けば崖転落という凄まじい道にヒィヒィ言いながら。

3時間歩いた先にあったのは、すべてが朱茶色に染まった、ノルタルジー漂う鉱山跡地。

錆びつきながらも朽ちることもなく、未だほぼ原型を留める車輪や歯車たちは、80年前の鉱山最盛期には700人もの人々が働いていたという、当時の様子をありありと物語ってくるようで・・・

センチメンタルになりながらも、歴史の一片に触れた1日でした。

 

 

というわけで、栗山ツアーで日向(ひなた)鉱山跡 廃墟トレッキングが開催されます。

もちろん私、張り切って申込したんですよ。ハィ。

でもね。当日、外せない予定が入り、泣く泣くキャンセルに(TOT)

 

うーん。来年もあるよ!と言われても、諦めきれない。

実は図書館の郷土ライブラリで「栗山村誌」とか「奥鬼怒山地ー明神ヶ岳研究ー」とかでがっつり調べてて。しかもネットで検索したら、具体的な場所わかっちゃったし(^_^;)

これは行くしかないのでは?と悩んでいたところ、偶然、三倉山でお会いした女性から久々の連絡が!&「命の保証ないですけど、どうですか」との誘いに、あっさり同行OK♪

 

よっしゃ~!ということで、思い切って行ってきました。

 

が。

とりあえず最初に言っておきます。

高所恐怖症の方や、何かあったら自身で対処出来ない方は、基本的にツアーを利用するのが懸命です。

最初の2時間は全然問題ないけど、最後の1時間めっちゃ気抜けない&気を抜いたら崖転落ですわぃ!

危険箇所かなり多いので、私も同行者いなかったら途中で引き返していたかも。

というか。

相変わらず栗山ツアー、いろいろ攻めてんなぁ・・・(^_^;)

正直、ガイド担当のネイチャープラネットさんが設置してくれたロープがあって大変助かったのですが(本当にありがとうございました!)それでも結構危なかったです。

むしろ、ツアーにしちゃって、大丈夫なんかぃ?

 

にゃので、これを見て自力で行こうと思ってる方は、詳しい場所とか道の詳細についてはGoogle先生とか図書館で自分で調べて欲しいかな。

とっても詳しく説明されているブログがヒットするはずで、これに勝る情報量はありせぬ。

私もかな~り参考にしました。ブログ主様、本当にありがとうございます。

 

とまぁ、情報各所にご挨拶したところで、ツッコミどころ満載の行程をざっくり報告。

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8:50出発 なんだけど、最初っから通行止めの理由が不明&微妙にゲート開いてるwww

なお、駐車スペースは3台です。

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危ないので、今回は同行者ありにしたよ!しかも登山歴結構長いベテランさんです。大変心強かったですし、道中の話がとっても楽しかった♪

主婦ならでわのお得な山情報満載で、ずっとワィワィ会話が弾みっぱなしでした(*^^*)

ぼっちじゃなくて本当に良かった。

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そしてスタート付近からなかなか離れられない私達・・・orz

この看板、栃木県内で意外と見ますね。シュールな絵が結構好き。

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10年前ぐらいまでは使用されていた林道を歩く。ちょぃ古い地図にはしっかり載っていて、湯西川まで続いていますよ。紅葉は終わりかけ。落ち葉でふわふわになった晩秋の道を歩いていきます。

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秘境駅とかに必ずある昭和ノスタルジックな廃自動車。

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まぁ言い換えれば「落石注意」なんだろうが・・・

基本的には「落ちてる石に注意」なんだよなぁ。ここ。歩きづらくって。

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9:20 大滝沢林道へ(右折)。ペースはかなりゆっくりです。

ここからどんどん道が荒れていきます。 

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ちょくちょく道が分断されているので、山側か沢側へ回り込む。危険箇所にはロープが・・・最初は申し訳なくて使えなかったですが、後半からガンガン使ってました。本当にありがとうございます。

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この先にあった、見たことのない古いジュースの空き缶類。ミッキー・・・

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大滝沢のこの青さに目を奪われるが、足元がやばいので、よそ見する時は注意です。

鉱山が稼働してた時は、公害で魚が住めなくなってたとか書いてありました。

今はだいぶ変わったみたいだけど・・・

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道分断は数カ所あり。ありすぎて数え切れない。途中から慣れてくる。

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途中あった鹿の完全骨格。素敵すぎたので、いい感じにしといたよ。

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とにかく見どころが多い。小さい滝がいっぱいで、これだけでも満足。

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車が入って来れたのか!?と疑問に思ってしまうほどの旧林道。看板が新しめに見えるのだが・・・錆びない理由とかあるのかしら?

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暗渠がいっちゃってますやん!と某ブログより・・・

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徐々に道が登山道というか、崖に沿うような感じに。沢に向かって斜めになっているので、足滑らせたらアウト。結構怖い。

昔はここを通って、牛や馬で荷物を上げていたのだろうか? 

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ここが一番怖かった・・・足滑らせたら、10m以上滑落します。

高所恐怖症の方などは、引き返す勇気も大切です。

でも、ここをクリアすれば、鉱山跡地はすぐそこ。

 

12:00 鉱山跡到着 (3時間ほどかかりました)

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にょ!ついた。

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にょにょにょ!

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にょにょーん。

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大きな車輪。素敵。でも、何に使ったのかは不明。

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これが資料にあった索道かしら?

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それに使われた車輪かな?

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この周りには電気関連の部品と思われるものも多数落ちてました。

栗山村誌によると、

「索道は見通しのよい尾根筋などの上に、高い木製の枠を作りそこに車輪を取り付け、太い鉄のロープを電気の動力で動かして荷物の運搬にあてるもの」

とあったので、これかなと。

ちなみに麓の日向地区からここまで伸びていたんだそうで。

小さい鉱山だったようですが、戦時中の金属不足を影で支える存在だったそうです。

ちなみに7割が銅。その他3割は亜鉛等だったそうです。

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破砕機らしいです。堂々の風格。

当時も、鉱山を象徴する機械だったのかなぁ~?と妄想にひたる。

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破砕機の奥は、一気に人間臭くなります。ストーブっぽぃものや・・・

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トイレ発見。便器がそのまんま残ってる。

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この先の丘の上に小学校の建物が。かなり朽ち果ててます。

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あいや~(>_<)

あと、調子乗って学校の石垣の上歩いてたらバランス崩して、なぜかバク転しながら落ちた。ザック背負ってたので、クッションになって無事ではありましたが。

同行者、めっちゃビックリしすぎて、ちょっと引いてました。本当にごめんなさい・・・(-_-;)

 

のんびり散策したあとは、のんびりご飯食べて・・・

 

13:15 出発 → 15:45 駐車場到着(だいたい2時間半)

てな感じで戻ってきました。

ゆっくりペースで往復7時間というところでしょうか。

 

私はこのあと、黒部温泉元湯四季の湯さんへレッツラゴー。

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温泉独り占めで、のんびり疲れを癒やしてから帰りましたとな♪

 

 今回は、かなりの健脚者と一緒だったので無事で行けたけれど、正直、滑落してたら、どうなっていたか・・・不安は拭えませんでした。

しかも私、左指に落石が当たって、結構流血したしね・・・山でのケガは大人になってからは初めてだよ・・・

(小さい頃は崖とか木から落ちまくって、頭から血を流すのは週末の日常だったw)

良かった点と言えば、初めて地図アプリ導入してみたけれど、なかなか良い感じで、道中めっちゃ使えたことかな?

これからいろいろな場面で使えそうだなぁと夢膨らんだところです。

 

というわけで今回は終了!

明日からまた仕事が山積みだーぃ!頑張るやーぃ!

 

追記:

奥鬼怒山地ー明神ヶ岳研究ー 橋本太郎 現代旅行研究所 昭和59年出版

こちらの本には、日向鉱山についての記録が多く残っています。お暇な方はぜひ読まれてみるとよろしいかと。(宇都宮図書館にありまっすー)

ちなみに筆者さんは、明神ヶ岳頂上からアタックしてて、なんか超カッコイイ♪

その他にも感心するルートがいっぱい掲載してあるので、熟読なうでございます。

日向鉱山では、多くの朝鮮人(全体の7割)がここで強制労働させられていて、日本人との交流は絶たれていたこと(もちろん差別もあったそうです)。また劣悪な環境により人身事故が耐えなかったそうです。

鉱山から戻って来てから改めて読み返すと、鉱山手前にあった石積みは朝鮮の方が住まれていたところだったのかぁ~とか気づく点も多く、来年またじっくり訪ねたい場所になりつつあります。

筆者曰く「戦争という異常な社会情況時に繁栄をみせ、敗戦とともに閉山せねばならなかった・・・。」うんうん。日向鉱山跡の哀愁は、この一言に尽きますわーと思ってしまいました。

 

同じ栗山村川俣地区の西沢鉱山跡は金山なので、また違う歴史を辿っているのが面白いですね。

とまぁ、ちょっと鉱山関連に足を一瞬踏み込んでしまって、来週は宇都宮アルプスにある富井鉱山跡に行って来ようかなとか思い始めて、こんな自分に困ってます。